E1−10 生活−健康−長寿経


 

    発言番号:597

    発言者  山内  健男  

    題名    :「ボケずに長生きしなはれや」

    登録日時:99/03/05 03:05

 

  書類を整理していたら、一昨年那谷寺(なたでら、山中温泉近くの名刹)で貰った頭書の歌詞が出てきました。作者不明ですが、高齢者の生き方を示唆しているので、参考のためご紹介します。

 

「ボケずに長生きしなはれや」

 一  年をとったら  出しゃばらず  憎まれ口に  泣きごとに

    人のかげ口   愚痴いわず   他人のことは ほめなはれ

    聞かれりゃ   教えてあげてでも  知ってることも 知らんふり

    いつでも阿呆で  いるこっちゃ

 二  勝ったらあかん  負けなはれ  いずれお世話に  なる身なら

    若いもんには  花もたせ  一歩さがって  ゆずるのが

    円満にいく  コツですわ  いつでも感謝  忘れずに

    どんなときでも  「へえおおきに」

 三  お金の欲を  すてなはれ  なんぼゼニカネ  あってでも

    死んだら  持っていけまへん  「あの人は  ええ人やった」

    そないに人から  言われるよう  生きてるうちに  バラまいて

    山ほど徳を  積みなはれ

 四  というのは  それは表向き  ほんまはゼニを  離さずに

    死ぬまでしっかり  持ってなはれ  人にはけちと  言われても

    お金があるから  大事にし  みんなベンチャラ  いうてくれる

    内緒やけど  ほんまだっせ

 五    昔のことは  みな忘れ  自慢ばなしは  しなはんな

    わしらの時代は  もう過ぎた  なんぼ頑張り  力んでも

    体がいうこと  ききまへん  あんたはえらい わしゃあかん

    そんな気持ちで  おりなはれ

 六  わが子に孫に  世間さま  どなたからも 慕われる

    ええ年寄りに  なりなはれ  ボケたらあかん  そのために

    頭の洗濯  生きがいに  なにか一つの  趣味もって 

    せいぜい長生きしなはれや  

 

皆さん如何ですか。

 

 

    発言番号:608597のコメント)

    発言者  藤本  秀夫  

    題名    :長寿経  

    登録日時:99/03/15 15:26      

 

  高齢者の生き方についてのご意見ご尤もと思います。小生の手元に数年前に頂いた物が2件ありましたので、参考のためご紹介します。

 

・長寿経

    長寿経由来記;作者は木村恭平氏(日商岩井)

  作者のコメントを略記すると、このお経の出典は、福岡県大川市の「鰻や  本吉本店」にてご主人から頂いたチラシが原典である。

  「チラシ」の文句を唱えながら「鰻せいろむし」を食べれば、百歳までの長命が保証されるという筋書きであった。その後、鎌倉に赴き、高野山真言宗三宝院成就寺の住職にお目にかかった折り、この話をしたところ、「老人のために大変功徳になる」と感動され、本堂での誦経の上、入魂の儀を経て、改めてお経として頂いたものです。

 

第一巻: 浮世のなりわい

 

    何ぼ頑張り力んでも、あんたの時代はもうすんだ

    権力ないのは当り前、あんたにゃ義務もおまへんは

    現役はんが  頑張ったら、若いが偉いとほめるんや

    相手にゃ九つ喋らせて、あんたは一つで我慢しな

    昔のことなぞ皆忘れ、自慢話はしなはんな

    知っとることでも知らんふり、スカタン  アホウが楽でええ

    年をとったら人目避け、車に乗らんと地下鉄や

    人の背中をよく眺め、ゆっくり歩けば  けがはない

    若いものには花もたせ、勝ったらアカン  負けなはれ

 

第二巻:  世渡りのすべ

 

    シルバーシートは満席や、あんたは家におんなはれ

    皆んな 朝から働いて、あんたの年金積んではる

    毎月お世話になってます、ぎょうさん おおきに 有難うさん

    何でも頭をさげとけば、渡る世間に鬼はない

    泣きごと言わずに、愚痴言わず、背骨伸ばせば若がえる

    昔の写真を見なはれや、あんたも紅顔美少年

    今は ジジイ と呼ばれても白髪や禿はかくさずに

    お盆に 彼岸は墓参り、あんたも近く世話になる

    もしも死んだら、三年はええ人やったと言われんかい

 

第三巻:  おたから

 

    なんぼ銭かね貯まっても 死んだら抱いていけまへん

    人に香典惜しまずに、ようけ出すほど長生きや

    生きとる内に、バラ撒いて、山ほど功徳を積みなはれ

    などと言うのは表向き、この世は銭が一番や

    今日は内緒で教えるが、これはホンマのことでっせ

    銭を使わず、口だけのオバタリアンを見習いや

    年はとっても銭あれば、ベンチャラ言うて寄ってくる

    ボケたふりして、首を振り、銭のない顔する こっちゃ

    業つく親爺と言われても、通帳だけはお墓まで

 

第四巻

 

    同窓会は、皆勤し 派手な身なりで行きなはれ

    人の名前を忘れても、知ったふりして、ヤアどうも

    ボケたらあかん そのために 何やら一つ趣味持って

    俳句に 将棋 はしても、ゲートボールはまだ早い

    指先神経お大事に そのためパチンコ麻雀や

    酒にタバコにカラオケは、みんな止めたらあきまへん

    暇ありゃ若い妓連れだして、寿司屋で散財しなはれや

    貴方が噛んだ小指が痛い  キザなセリフもたまにゃええ

    あんたの年を2で割って毎日恋すりゃボケやせん

    どなたはんにも、慕われる  ええ年寄りになんなはれ

                                  南無阿弥陀仏

                                  南無妙法蓮華経

 

 十数年前のものですから、内容的には色々ご異論もあろうかと思いますが、ご紹介しました。

 つぎに、ご紹介する「老人の心訓」はやはりその頃の物ですがこちらは今でもわかるような気がします。

 皆様は、どうゆう風にお感じになりますか。

 

 

         新福 尚武 (元慈恵会医科大学精神教授)

 

    1.老人で、一番寂しいことは、する仕事の無いことである。

    2.老人で、一番惨めなことは、人間らしい生活が出来なく

        なることである。

    3.老人で、一番悲しいことは、敬して遠ざけられることで

        ある。

    4.老人で、一番醜いことは、過去にしがみついて生きてい

        ることである。

    5.老人で、一番不幸なことは、「老い」を受けいれないこ

        とである。

    6.老人で、一番幸せなことは、事柄の本質が見極められる

        ようになることである。

    7.老人で、一番嬉しいことは、まだ社会に役立つ事が出来

        る自覚できることである。

    8.老人で、一番美しいことは、若い者の為に陰の力となっ

        てやることである。

    9.老人で、一番楽しいことは、年齢の事など忘れて、好き

        なことに没頭することである。

  10.老人で、一番尊いことは、死を忘れないことである。