D2 鳥


 

  発言番号:D00020

  発言者  :権藤 卓也

  題名    :野鳥の楽しみ(序)

  登録日時:97/01/19

 

  毎朝ダイヤネットワークを開けてみても、ここしばらくの間は何も新しい情報が入っていないないので淋しいかぎりです。しかし、これは私にしても、何も書き込まないでおいて、何にもない(!)などというのは大変おこがましい勝手な言い草であると反省し、誠にくだらない身近なことでも書き込んでおけば枯れ木の賑わいにもなろうかと思った次第です。

 そうしたら、巌兄がすばらしい旅行記を書き込んでおられました。私のはあれほどの格調はありませんが、何かのタシにでもなれば幸いです。

 ニフティのフォーラムをいくつか覗いてみても、会議室での発言は大体においてくだらないお喋りが多く、たいていはいやになって、積極的にフォーラムに参加しようという意気込みを失うことが多いように思います。しかし会議室というのは、仲間うちでわいわいとくだらないことを言い合うのが楽しいのかもしれません。ま、余り鹿爪らしくならないように気楽にやるのがいいのでしょう。というわけで、井戸端会議への書き込みの弁です。

 私の家は練馬区の石神井公園のすぐ近くにあります。静かな夜には公園の池で鳴いている鴨の声が遠く聞こえることもあります。

 石神井公園は人工のボート池と、自然の湧水池である三宝寺池の二つの主な池があり、その間に散策広場やトンボ池などが点在しています。先年騒ぎになった鰐がいたというのはトンボ池で、ここは柵を巡らした立入禁止の区域で、自然のままの環境を保存してトンボなどが自然に増えるのを守ろうとしています。三宝寺池の西側には野鳥誘致林があってここも柵を巡らした立ち入り禁止区域ですが、捨てられた鶏なども結構増えているようです。外環自動車道がこの野鳥誘致林の近くを通過するように計画されているというので、これも反対運動の種になっています。三宝寺池は以前はたぬきも、みつがしわなどの沼沢植物が多く、天然記念物に指定されていますが今は随分荒れてしまって天然記念物の指定植物が残っているのかどうかはよく判りません。

  というわけで、わが家には結構野鳥の訪問が多いのです。三宝寺池やボート池の水鳥達は散歩にくる人達から餌を貰って、なかには手の上からパン屑を食べるのもいる(勿論皆野性の渡り鳥です)ほどですが、林の鳥達はやはり餌探しが大変なようです。もっとも誘致林の中には烏達のねぐらもあって3−40羽が住んでいるようで、ゴミを出す日は餌あさりで大変なのですが、中には烏を集めて餌をやっている変わった人もいて、その人の周りにはいつも20羽位の烏がついて回っています。烏というのはなかなか知能の高い鳥でして、新幹線の置石事件は有名ですが、人の個人認識力もすばらしく、一度烏をいじめるとその人に対しては何時でもどこまでも攻撃してくるといいますから仲良くしておくに限るようです。ただ、人間のほうからは烏の個体識別は不可能ですから困りますね。

 ここ十年以上の間、わが家では冬の間、野鳥への給餌をしています。餌台の上にひまわりの種、木の枝に針金を曲げて萎びた林檎や蜜柑を突き刺しておく、地面には鳩の餌、粟などのバードフィードや食べ残しの米粒やパン屑をばらまく、肉屋から牛肉の脂身を貰ってきて木の枝に巻き付けるなどです。これは冬の餌の少ない時期だけで、春になって虫が発生する4月には中止します。今年は1月1日から開始しました。餌を置いても最初のうちは気がつかないのか警戒しているのか、3−4日は何も来ませんが、まず雀や四十雀がやってくると安心してほかの鳥たちも参加してくれます。

  現在、常連の鳥や稀に来る鳥を含めて16種類の鳥が訪問してくれています。

 常連:雀、キジバト、四十雀、目白、ヒヨドリ、椋鳥、河原鶸

 時々:烏、つぐみ、しめ、尾長、鶯

    たまに:常鶲、山雀、あおじ、あおげら

このほかにもまだ何か来ているのかもしれません。

 それぞれの鳥たちの振る舞いについては次回に。乞ご期待。(^-^)

 

 

  発言番号:D00021 00020へのコメント)

  発言者  :巌 隆吉

  題名    :野鳥の楽しみ(序)

  登録日時:97/01/20 13:57

 

  権藤さんの野鳥の楽しみ拝見。

  私は天文台前に住んでいますが近くに野川が流れております。かっての野川は汚れていましたが、行政と地元の努力で今ではすっかり綺麗になり鯉や亀がたくさんいます。元々この川は国分寺の「お鷹の道」あたりの湧水が源泉ですから清流の筈が一時はすっかり汚れていました。最近は行政も力を入れ住民も気をつけており本当に綺麗になり喜んでいます。

  また年の暮れから鴨が多数泳いでおりパンを持って餌づけする人も多く心が和みます。私も孫がくればパン屑を持ってよく行きます。この上流の野川公園までは良い散歩道で、水車小屋のあるあたりにホタルの里があり綺麗な湧水でホタルを育てています。去年は異常渇水でホタルが良く育たなかったようですが今年どうなりますことやらと案じています。

  また、もう一寸上流の野川公園の入り口に湧水がありまして、去年散歩していますと多くのカメラマンがいますので何事かと森の奥に入りますと湧水の池にカワセミが餌を獲っているのに出会いました。カメラマンに聞きますと、そこがカワセミの有名なポイントだとのことで私のようなシロウトは小さくなって静かにカワセミのダイビングを見ておりました。今年もそのダイビングが見れると良いがなと思っております。

  このように水が綺麗になると野鳥は自然に集まり、私たちを楽しませてくれますね。人間が楽しむためには、自らの努力も必要だと痛感しつつ、ささやかな感想ですが述べさせて戴きました。

  次回の記事を楽しみにしています。

 

 

  発言番号:D0002200020へのコメント)

  発言者  :深澤 龍一

  題名    :野鳥の楽しみ(序)

  登録日時:97/01/27 09:29 

 

 権藤さんの「餌付け」お話は、大変興味深く拝見し、叉色々教えて頂きました。

 我が家は権藤さんのお宅のように「井ノ頭公園」などという恵まれた自然環境は持ち合わせませんが、多摩丘陵を切り崩して開発した所ですから、都心に比べるとまだまだ緑が多いようです。私が18年前に引っ越して来ました時はすぐ近くまで丘陵が続いておりましたが、今ではそれもすっかり開発されて住宅が立ち並んでしまいました。我々人間が鳥達のねぐらを奪ってしまったからと、引っ越した翌年から猫の額ほどの我が家の庭に「餌箱」を2〜3個置いて見ました。権藤さんのお宅程には種類は多くありませんが、それでも引っ越した頃はスズメ、鳩の他に四十雀、メジロ、ひよどり、河原ひわ、ツグミ程度はやってきましたし、何回か美しい「尾長」の姿に見惚れたこともありました。その後も、杉の木の幹に「巣箱」を取り付けましたら、四十雀が盛んに出入りしている姿までは見掛けましたが、孵化した形跡はありませんでした。何時か巣箱の中を掃除しました時に巣箱の底が木の屑や小枝で綺麗に敷き詰められていました。

  鳥の巣といえば、昨年はお隣との境のかいづかいぶき(高さはせいぜい3メートル弱)にひよどりが巣作りをしていると隣の若奥さんが教えてくれまして、二人で小鳥の誕生を楽しみにしておりましたが、とうとう巣作りは途中で放棄したようでした。

  数年前に更地だった我が家の裏の宅地に2軒とも家が建って、庭に日も射さず幅3メートル足らずの我が家のお粗末な庭は建物に挟まれた路地のようになりましたので、「餌付け」も諦めておりました所、この冬に家内が「ひよどり」が隣のきんかんの実を盛んについばんでいるというので、これもきんかんに似ているからと、けちん坊の我々夫婦は食べ終へたカリフォルニア・オレンジの皮を細かく刻んで、既に青くかびのきた「餌箱」に盛りましたら、何とひよどりが盛んに食べておりました。(但し近頃では食べ飽きたのか減り方が少なくなりました。そして、先日も「鎌倉古道」を歩きながら太田さんにそんな話しを致しましたら、彼の曰くに「ひよどりとは漢字で卑しい鳥と書くから、そりゃー彼等は何でも食べるぞよ!」と一言。歩いている仲間が大笑いしながら彼の雑学の豊かさに感心しておりました)。

  これに味をしめて、お正月過ぎから権藤さん同様「ひまわりの種」を置いた所、前回にも増して四十雀の他に山雀もやってきました。多い時は10羽近くが餌箱の下のつつじの木の影をチョロチョロしていますし、椿の枝にはメジロが数羽彼らを眺めています。椿の下には直径40センチ程のプラスチック製の漬物桶に水を張ってスイレンの鉢が沈めてありますが、これが小鳥達の人気を集めて、水を飲んだり時にはひよどりが派手に水浴びもしています。この頃は朝分厚い氷も張っていますのでこれを取り除いてやるのも日課となりました。

  毎朝、ヒマワリの種を一掴み「餌箱」に置く事と、前日のリンゴなどの皮や芯などを刻んで置いてやるのは私の仕事、刻んだ餌をまな板から「餌箱」に落して包丁でまな板をトントントンと叩くのは「餌を置いたぞ!」という彼等への合図です。

 近頃ではヒマワリの種はアッという間に食べ尽くしてしまいます。権藤さんのおっしゃるように4月頃まで続けましょう。

  権藤さん、叉色々教えてください。

  権藤さんに比べれば誠に次元の低い「餌付け物語」ですが、これでも「枯れ木も山の賑わい」とお許し下さい。

 

 

  発言番号:D0002300020へのコメント)

  発言者  :深澤 龍一

  題名    :野鳥の楽しみ(序)

  登録日時:97/02/28 08:54

 

「野鳥の楽しみ」後日譚

  2月の初めに、近所の家内の友達が我が家に駄弁りに来て、リビングから狭い庭を眺めながら「野鳥」達が賑やかに飛交うのを羨ましく眺めていたようです。彼女の家には80才を過ぎた老父がおられまして、これまでは老犬を可愛がっていましたが、先日その犬が死んでお年寄りが寂しそうにしているから何か代わりの楽しみはと考えていた矢先のことで、帰宅後早速にテラスに残飯やパン屑を撒いたら「スズメ」や「鳩」達が喜んで集まって来たそうです。そこで、翌日の休日に「日曜大工」の御主人を連れて我が家を再訪し、庭の「餌箱」や「巣箱」それに「水場」などを丹念に見てまわっておりました。御夫婦が余り熱心なので、先日の権藤さんの「メッセージ」に巌さんと私の「コメント」をプリントして御夫婦に差し上げましたら大変喜んで帰られました。

  余談になりますが、その時の話でその御主人はIBMから関連のソフト会社に出向して経営に携わっておられるそうですが、持ち帰ってくる「日経パソコン」などの雑誌を中学生の次男が勝手に拾い読みして、秋葉原で部品を買い込んで「パソコン」を組み立ててしまったと寧ろお父さんの方が驚いておられました。その少年はニフティーにも入っているそうなので、今度はこちらが色々教えてもらう番です。

  それから、数日後、矢張り近所にお住まいの別の奥様が来ました。この方の御主人は団地の「囲碁同好会」の最高位で6段の腕前で私はとても歯が立ちませんが、病弱のこの奥様は在宅の日が多くて何時も部屋から庭を眺めて「野鳥」を観察しているとか・・。その日は我が家の鳥達を眺めながら暫し「野鳥談義」をしておりました。彼女の言うのに、その家の庭に時々姿を見せる番いの「鳩」は、先日彼女の目の前で恋愛し今は抱卵の真っ最中だそうで、その時の話では「其の内に雛が2羽孵るに違いない」と言っていました。この番いの鳩は少しピンクがかった色をした「品格のある鳩で、上野公園に屯する鳩とは品種が違う」と彼女は強調しておりました。

  野鳥は「訪れる家」を選ぶとは彼女の言。「鳥の来てくれる家は鳥を可愛がってくれる家だ」との彼女の煽てにすっかり嬉しくなって、またまた例の「野鳥の楽しみ」を差し上げました。

  それから数日して「案の定、予言の通り孵化したらしく子育てに忙しいのかこの所鳩達は御無沙汰して我が家にはやってこない」との電話に続いて、更に数日の後、「孵化した小鳩は1羽の様で、単独に行動して親鳩とは一緒に遊ばないようだ」と家内に連絡がありました。

  後でよくよく考えたら、断り無しに「野鳥の楽しみ」を他人様に配布するのは「著作権侵害」になると大いに反省致しております。この場を借りて権藤さんと巌さんに「申し訳ありませんでした」と心からお詫び申し上げます。

  でも、差し上げた奥様達が「体験から綴られたあのパソコン通信は大変参考になるので続編はまだか」と心待ちにしているとのこと、確か、権藤さんのメッセージの最後に次回は鳥達の生態を「乞うご期待」とありましたので、待っている人が私の他にもおられますよとコメントして「続編」を催促した次第です。宜しくお願い致します。

 

 

  発言番号:D00024

  発言者  :権藤  卓也

  題名    :啓蟄、野鳥の楽しみ(2)

  登録日時:97/03/05

 

 3月5日、今日は啓蟄だそうです。暖かかったですね。虫や蛇でなくたって穴から這い出たくなるような陽気でした。明日はもっと暖かくなるそうです。白木蓮の蕾が随分と大きくなって、いくつかは白い花弁が見えはじめています。例年ですと、我が家の白木蓮は春分の日の前後に満開になりますから、今年は随分と早いです。ヒヨドリが蕾をつついては下に落としています。別段餌として食べている様子でもないので、一体何のためにつつくのですかね。鶯は数日前から少しずつ鳴きはじめました。まだ本格的なホーホケキョではなく、ケキョとかホケキョ程度の舌足らずですが、次第にうまくなってゆくようです。去年の11月頃からやってきて、そのころはチャッチャッと笹鳴きだけが聞こえて姿は見せず、ツツジやサツキなどの小灌木の下枝がつぎつぎと揺れていくので、あそこにいるのかなと見当だけがやっと付けられる程度でした。林檎を吊るしておくと、目白などに混じって時々林檎をつついているのを見ることができます。けれども目白と違ってとても用心深くあまり人目にはつきません。

 ところで、野鳥のお話を序説だけ書き込んで、その後すっかりさぼってしまって申し訳ありませんでした。あれでも楽しんで読んで下さる方があるとすると、大変責任を感じております。

 もう3月ですから、給餌の期間もそう長くは残っていません。今のうちにできるだけ常連のお客さんのお話をしておきましょう。

 

◎野鳥の楽しみ(2)  毎朝待っている鳥たち

 

 私は毎朝6時から7時の間は、大体パソコン通信や机の上の整理に使っています。

 それで庭に出て鳥たちに挨拶をするのは7時半過ぎになってしまいます。いつもきまってすぐ前の木の上の方でお喋りに夢中なのは勿論雀たちで、20羽以上が集まってその賑やかなことは本当に雀の学校とは良く言ったものだと思います。その下の方の枝や近くの電線などには鳩達が待っています。中には地面に下りて歩き廻りながら人の方を窺っているのもいます。ほぼ十数羽。

 この鳩たちは皆雉鳩で、ドバト(カワラバトとも言い、お寺や公園に集まっている鳩)はいません。大体、雉鳩というのは2羽の番いが仲良くて、普通100m四方位を縄張りとしていて群れを作ることはあまりないものだと思っていましたが、季節によっては10羽以上が群れをなしていることも多いようです。(雉鳩の特徴は、お寺の鳩とは違って、群れを作らないことと、色彩は全体としてぶどう色を帯びた灰褐色で、背中は黒の斑紋を赤褐色と灰色が取り囲んだまだら模様で、何よりも重要なのは頸の両側に黒と青灰色の波状の四角の模様があることです。またお寺の鳩は赤い足をしていますが、雉鳩の足はむしろ黒に近く見えます。)

 餌は、小鳥屋で求めた鳩の餌と剥き粟で、時には3年程前に虫が綴った古古米の残りもサービスに入れて、成るべく広い範囲にばらまきます。餌を撒き終わって家の中から見ていると、雀と鳩がうじゃうじゃと集まって食事に夢中です。雀はみんな仲良しで喧嘩をすることはなく、隣合ったり向き合ったりしながら食べていますが、鳩の方はそうはいきません。結構意地の悪いのが2、3羽いて、ほかの鳩を追いかけ回して、餌場から追い払おうとします。鳩は見たところでは雌雄の区別は全くつきませんが、私は雄同志の勢力争いで、雌のために餌場を確保するための争いのかなと解釈しています。事実、意地悪鳩は特定の相手にだけ攻撃をかけるのですが、そのすぐ傍で他の鳩は至極平和にトウモロコシや米粒をついばんでいるのですから。その為にも餌は出来るだけ広い範囲に分散してばらまいてやっています。

 20分もすると、潮が引いたように雀も鳩もいなくなります。そのころに鶫(つぐみ)が一羽、ひっそりと餌をあさっているのを見かけます。この鶫は大体毎年来てくれていますが、同じ個体であるのかどうかは分かりません。ものの本によると、鶫は胸の斑点に変異が大きく、それで個体識別ができるようですが、双眼鏡で見たぐらいではそこまでは確認できません。年によってはアカハラが来ていることがあります。

 昼頃になると、また雀や鳩たちが散発的にやって来て、残った餌をついばんでいます。だいたいそこらへんで地面は綺麗になってしまいます。

 朝、烏が近くの枝で待っていることがあります。餌として撒いているのはトウモロコシや米粒、粟粒なのですから、烏が食べられるのですかね? 時に仏壇に上げたご飯をばらまくと、これは烏が優先して食べているようです。そういえば、越前の永平寺では食事の始めにご飯の一部を取り分けて紙に包んで別にすると聞きました。これは鳥たちの為であるとのことでしたが、取り分けた紙包みのご飯は具体的にはどうやって鳥に食べさせているのか、もしご存じの方がおられましたら教えて下さい。

 

 

  発言番号:D0002500024へのコメント)

  発言者  ;巌 隆吉

  題名    :啓蟄、野鳥の楽しみ(2)

  登録日時:97/03/09 12:56

 

 随分暖かくなりました。桜の蕾も漸くふくらみました。

  小鳥たちもこの春を楽しみにしていることでしょう。会議室に野鳥のことが、投稿されており楽しく読んでいます。といっても私自身はあまり鳥の名も知らないシロウトですので、権藤さんのキメ細かい観察や、深沢さんの野鳥を通じての近所の方々との交流には、到底及びませんが、両先輩にあやかって庭の枝にミカンを半分に切って突き刺して見ました。

  暫くすると案の定、尾長だと思いますが来て中の実をつついておりまして、とうとう地べたへ落としておりました。この尾長と思われる鳥は黒くて大きくあまり可愛いという鳥ではありませんでしたが、この光景を見ますと親しみを覚えますね。

  今野川には、鴨やその他野鳥が沢山います。時々探鳥会がありますので、今度機会を見て参加して少しは勉強しようかなと思っているところです。

  なお、庭の餌付けについて、色々と今までのご経験をお教え戴ければ実行してみたいなと思っているところです。

  永平寺で、飯を紙に包んで鳥のために残すということは、私も永平寺に参禅のマネゴトで一泊しました時に聞きましたが、それをどうするのかは聞きませんでした。何処かその餌を置く場所があるのでしょうかね。

 

 

  発言番号:D00026

  発言者  :松本 喜一

  題名    :野鳥との付き合い方?

  登録日時:97/03/12 18:37

 

 権藤さん、深沢さん、巌さんの野鳥についての記事大変興味深く又面白く拝読させて戴きました。

 そこで我が家の野鳥との付き合い(?)方法を参考までに報告致します。冬は野鳥観察の絶好の機会です、私の住んでいる杉並もすっかり過密都市となり25年程前に引っ越してきた当時は緑も今より多く「鶯」の声も珍しくなく大変気に入っていました。それが此処2年か3年程前からすっかり姿を表さなくなり最近は声を聞くことも出来ません。

 現れるのは雉鳩、四十雀、目白、ひよどり程度で尾長鳥も珍しくなりました。そこでこれらの珍客を精一杯もてなす事にしまして、日曜大工で餌台と巣箱を設置しました。餌台には稗、粟、向日葵の種、パンくず等を上げて楽しみました。巣箱はいまだに利用された形跡は有りません。

 四十雀は必ず番いで訪問してくれます、この鳥は脂身が大好きで肉を買った時にマッチ箱大の牛の脂身を特にリクエストして貰い受け伊予甘など買った時の赤いネットに入れて竿の先に縛り付けてあげるとすぐ寄ってきて交互に仲良く食べます一緒に食べる事は絶対にせず、一方が食事中は近くの小枝に止まり順番を待っています、大変行儀の良い鳥です。(猫に狙われない様少し高めにする事が骨) 目白の好物は皆さん御存じのミカンです、輪切りにしたミカンを小枝に刺すとすぐ寄ってきます、ただしこの方法ですとひよどリに横取りされ忽ちなくなってしまいます。この予防法として小鳥籠の中にミカンの輪切りを入れると良いですひよどリは警戒心が強く絶対に入りません、遠くからあのけたたましい声を立てるだけです。目白も四十雀同様交互に食事をします。一緒に籠に入ることは絶対有りません、行儀の良さは四十雀同様です。

 ひよどりは折角これから咲こうとする椿の花を食い荒します、また木蓮のやっとこれから咲こうとする蕾を食い荒らします。この対策として木の頂上に赤の風船を竿に吊るして置くと風にゆらゆらこれを怖がり近かずきません。

 雉鳩も番いで訪問餌を庭のあちこちから丹念に拾っては飛び近くの電線であの哀愁に満ちた声で鳴いて呉れます。

  残念ながら此処にはこの程度の鳥しか訪問して呉れません。重ねて頭書の御三方にお礼申しあげます、また面白いお話しを期待しています。

 

 

  発言番号:D0002700026へのコメント)

  発言者  :深澤 龍一

  題名    :野鳥との付き合い方?

  登録日時:97/03/14 11:31

 

  待ち望んでいた権藤さんからの「続報」を楽しく拝見致しました。有難うございました。例によって家内がご近所の両婦人に「プリント 」を届けましたら、お一人の方は大変喜んで自分の「野鳥観察記」をメモにして届けてくれるそうで私がそれを流す事になっていますが、彼女は病弱の為余り期待は出来ません。

  巌先輩も野鳥に興味を持たれ始めたとコメントが入りましたので、初歩的な私の体験をご披露致しましょう。

  私が鉄筋コンクリートの社宅からこちらに引っ越した十数年前、彼ら野鳥のねぐらを奪って申し訳ないと偶々「日本野鳥の会」の新聞広告をみて「餌台」と「巣箱」を求めました。「餌台」とは丁度「お盆」の形をして真ん中に水を入れる窪みがあって回りに餌を置く訳です。私の背丈ほどの足が着いていますので、庭の一隅に立ててあります。。「巣箱」は森でよく見かける例の代物です。

  鳥達がやって来て「餌箱」が不足したので、その後は和菓子の入った適当な大きさの木箱や、羊羹の入っていた竹を二つに割った例の容器で代用し、落葉樹に縛り付けました。一つだとヤンチャ坊主の鳩やヒヨドリに占領されて、我が愛する「四十雀」や「メジロ」が餌にありつけないからです。

  やるからには彼らの期待に背かないように、毎朝必ず「給餌」しないといけません。特に最初は気まぐれでは毎日訪ねてくれません。当分は空振りのつもりで辛抱強く「餌」を置いておく事が肝要ですし、エサは一旦あげたら一日も欠かしてはいけません。

  それから、前回にもお話し致しましたように「水場」は案外彼等を「誘導」する決め手になります。近所の皆さんは「ぼうふら」を心配して水は溜めておかれないのでしょう。お陰様でずぼらな当方はどうやら彼等にとっては格好の「水飲み場」のようで、近頃は「餌」が無くても「水」を求めてやって来てくれます。水草の鉢が沈めてありますのでその上に乗って「水浴」をしている姿もよく見掛けます。以前は庭に土の出ている部分も多かったので、そこで「砂浴び」をする鳥達の姿もよく見掛けました。

  柿の実が熟れる頃になると野山に虫などを含めた彼等の「食べ物」が無くなって来ますからそろそろ姿を見せます。最初は漸く実の赤く色付いた「南天」の実を食べ始め、それからお隣さんの黄色い金柑の実に嘴を付けます。早咲きの「白侘助」の雌蘂に嘴を突っ込んで「甘い蜜」を吸うのも決まってヤンチャ坊主のヒヨドリの仕業です。狭い(奥行き3メートル、幅15メートル弱)猫の額程の我が家の庭では実のなるような木は余り無いのに、最後は「あおき」や「万両」の赤い実まで摘んでいます。(万両は彼等の「糞」に混じった種から自生したものですから、将に「自給自足」しているという訳でこれは沢山生えています)

  私が何とか彼等に考えて欲しいのは、今庭の隅の2階の高さほどもある「藪椿」の真っ赤な花の開花期が迫っていますが、まだ蕾というのに早くもヒヨドリが蜜を求めてつつき始めた事です。これをやられると赤い花びらが傷ついたり、黒ずんだり途中で落花したりして、最早「切り花」に出来ないほど痛めつけられてしまいます。でも彼等は尻尾を真上にしてまで懸命に蜜を吸っていますが、その健気な姿はとてもユーモラスなのです・・・。

  藪椿の花が無くなる頃には彼等の姿も我が家から消えていきます。野山に美味しい食べ物が出始めるのでしょう。権藤さんが4月までとおっしゃる理由です。それでも「水場」にだけは年中やって来てくれます。

  これが我が家の「野鳥の楽しみ」のサイクルです。

  巌さんのコメントにお答えしようと古い「新聞の切り抜き」を繰っていましたらこんな表が出て来ましたので、その一部をコピーして締め括りと致しましょう。

  この表を作っていて思い出しました。「パンくず」が案外鳥達に好評なので、引っ越した当時は家内に頼んでパンを買った序に、サンドイッチに使ったパンの切り落した「ミミ」を頂いて来て私が刻んで彼等に上げたものです。又、「日本野鳥の会」で筒型の「餌入れ」を求めて、「アワ・ヒエ」を入れておいたら、アッと言う間に雀達が群がって1日に400 CCほども無くなって、気がついたらお目当ての「四十雀」や「メジロ」はこれを食べない事が判って止めてしまったこともありました。(そう言えば近頃我が家には雀達の姿は余り見

                  ミニサンクチュアリーレストラン

                                    +よく食べる *普通に食べる

      キジバトヒヨドリ・アカハラ・ツグミ・シジュウカラメジロ・カワラヒワ・スズメ・ムクドリオナガ

アワ・ヒエ                                          

ヒマワリ                                            

くず米                                                

パンくず                                                

残りご飯                                                

カキ                                                    

ミカン                                                      

リンゴ                                                    

ジュース                                                      

牛の脂身                                                

 

掛けず、「四十雀」や「メジロ」、それに「山雀」ばかりが目立ちます。彼等の好物の「アワ・ヒエ」や「パンくず」をやらなくなったからでしょうか?)又こうした野鳥観察はマンションベランダに「餌箱」をくっつけたり、吊るしたり、水を置いたり「ピラカンサ」等の実のなる鉢を置いてやれば社宅ででも楽しめたことも後で気がつきました。

  長い駄文で誠に失礼を致しました。

 

 

  発言番号:D00023へのコメント

  発言者  :深澤 龍一

  題名    :正しくは「啓蟄、野鳥の楽しみ(2)

  登録日時:97/03/14

 

  今日「00026への コメント」として私の出しました「会議室」への「野鳥のお話」はメッセージ番号の誤りで、正しくは「 00024/00025(権藤さん並びに巌さん)へのコメント」でした。

  こうなりましたのは、このコンメトを作成して「まいとーく」から「会議室」を呼び出したら「井戸端会議」に1件「未読」があったので掃き出しました処、松本さんのメッセージ「野鳥との付き合い方」が入っていました。その直後に登録手続をしたものですから「松本さんへのコメント」として登録されてしまったという訳で、スピーディーな「まいとーく」の故のあっという間の出来事でありました。お侘びして訂正致します。

 

 

  発言番号:D00028

  発言者  :権藤 卓也

  題名    :野鳥の楽しみ(3)

  登録日時:97/03/14

 

 3月14日。今日は大変暖かく穏やかな日でした。前回の巌さんのコメントで気になっていたので双眼鏡と図鑑とを持って石神井公園の三宝寺池にでかけました。3月も半ば近くになると鴨の数もだいぶ少なくなります。確かにひと頃よりはずいぶん減ってはいましたが、それでもパン屑をやる子供の前には、結構沢山の鴨が集まって餌の奪い合いをやっていました。鴨の種類は池によって、また年によってまちまちで変動が大きいのですが、ここ三宝寺池では最近は尾長鴨が一番数が多くなっています。

 鴨は雄は色彩がはっきりしていて種類を明確に区別できますが、雌のほうは皆よく似ていて、丁度「かるがも」(これは雌雄がほとんど同じで区別が難しい)とそっくりです。それでどの種類が何羽と数えることはできませんが、雄だけでみれば、「おなががも」が30羽ほど、ついで「こがも」が10数羽、「まがも」が10羽、「はしびろがも」が2羽、「ほしはじろ」が1羽観察できました。「かるがも」の雄と思われるものも数羽いるのですがよくわかりません。「かるがも」は嘴が黒くて先端が黄色なので区別できるのですが、やや遠くではよくわかりません。夏になると他の鴨達は皆北国へ旅立ってしまった後、「かるがも」だけが残って子育てをしますので、そのころは間違えることはないのですが。鴨のほかには「ばん」が4−5羽、「かいつぶり」が10羽ほど観察できました。「ばん」と「かいつぶり」は周年この池に住んでいて、初夏には可愛い雛を連れて泳いでいるのを見ることができます。

 野川での観察もあまり遅くならないうちに行かないと鴨が居なくなりますよ。

 それから、巌さんが「おなが」と考えられた黒い鳥は「ひよどり」ではないでしょうか。ヒヨドリは体長の3分の1が尾で、枝などに縦に止まります。近くで見ると全体は青灰色で、頭のてっぺんがボサボサで頬が栗色に染まっています。遠くから眺めたり、または暗い所に入っていると黒いという印象しかありません。鳴き声は名前の通りヒーヨヒーヨですが、お天気で暖かく機嫌のいい時にはピコピコピ、ピコピコピとか、そのほか結構複雑な囀りもしていて、その声の正体がヒヨドリと判ると本当にびっくりします。警戒する時にはまた別のビーッというような声もだします。しかし、朝寝をしていてこのピコピコピの声を聞くと、ああ今日もお天気なんだなと幸せな気分になります。椿や山茶花の花を食いちぎったり、梅もどきやピラカンサの赤い実を食べたりしていますが、あおきの赤い大きな実を飲み込むのに目を白黒して(?)苦労しているのを見ると可笑しくなってしまいます。今は辛夷の蕾を盛んについばんでは落とすので、女房がかんかんになって手を叩いたり何かしていますが、我関せずです。

 「おなが」のほうは、ひよどりよりももっと尾が長く、色も全体としてはブルー系の淡い灰褐色の明るい色で、頭だけが真っ黒の帽子をかぶっています。体全体の半分が尾の長さで、尾を上下にゆっくりと振っています。たいていは1羽だけでなく何羽か群れで行動する事が多く、ゲェーイゲェーイケイケイケイなどの濁った大きな声をあげます。カラス科の鳥ですから結構獰猛で、雀をくわえて飛んでいるのを見たことがあります。烏と同じく蜜柑や林檎をそのままさらっていくので、やられないように餌の置き方に工夫が必要です。

 

◎野鳥の楽しみ(3) お山の大将 − 餌場での順位制

 

 今は我が家の餌場はひまわりの種と、鳩の餌+粟の粒餌、林檎の3種類になっていますが、以前はこれにジュースや砂糖水など、および牛脂などもやっていました。

 このうち、粒餌は前にもご紹介しましたように雀と雉鳩が主なお客さんで、人数も多いので成るべく広い範囲にばらまいていますが、それでも雉鳩の間では追いかけあいなどのいさかいが絶えません。雀と鳩の大波が退いた後は、ツグミやアオジ、カワラヒワなどが来ていますが、これはまた次の機会に。

 ひまわりの種は出来るだけ機会均等になるように3か所に分けて置いてあります。

 一つは1.5m程の細い柱の上に10cm程の皿をとりつけたもの。2番目は同じく10cmほどの皿を針金で吊って梅のから1.5mほどの高さにぶらさげて、ゆらゆら揺れるもの。3番目は単に庭石の上にばらまいているだけです。それぞれ性質の違う餌場で鳥たちの反応がどう違うかが興味の中心でした。

 餌をおくと最初に来るのは四十雀です。7−8羽が代わる代わる餌場にきて、ひまわりの種一粒をくわえては近くの木の枝に止まり、足でしっかりと押さえつけて嘴でチョンチョンと器用につついて中身を美味しそうに食べます。ですから、餌場の皿はいつも空いていて、誰でも食べたいときには何時でも餌をとることができます。揺れる皿でも恐れることなく楽しんで餌をくわえてゆきます。けれども、近くの木の下にはひまわりの殻がいっぱい落ちていて、時々掃除をしなければなりません。どの木にとまるかは全く気まぐれで、餌場から20m位の範囲であればどこでもいいようです。30−40m位離れたところにもひまわりの殻が落ちています。

 そのうち、20−30分もするとカワラヒワがやってきます。これもやはり7−8羽が集まりますが、彼らは餌の皿の上に座り込んで太い嘴で殻を割っては食べています。一つの餌場は1羽しか利用できません。カワラヒワが座り込むと、四十雀はもう近寄れなくなって、餌場の下に落ちている餌(少しは意識的に落としておきます)を探して拾うしかありません。カワラヒワ同志の間では強弱の順位があるようです。強いのがくると席を明けて順番を待つ個体もあれば、ほかのが来ても飛び掛かって追い払ってしまうのもいます。10cmの皿で2羽が仲良くということもたまにはありますが、どういうケースなのかはわかりません。カワラヒワは始めのうちは揺れる餌場は利用できませんでしたが、そのうち慣れてきた個体もあって、結構座り込むのもでてくるようになりました。個体識別が出来ないので具体的にはよくわかりません。

 カワラヒワという鳥は本来(?)高い所が好きで、テレビのアンテナなどに1羽だけで止まってキリリリ・コロロロ、ビュィーン・ビーンなどと囀っています。遠目には雀と区別がつきませんが、高い尖ったところに1羽だけとまって囀っていればカワラヒワです。飛ぶときには翼の内側の鶸色(薄い黄緑色)がめだちます。太い淡い肉色の嘴を持ち、枝に止まった時の姿勢は雀よりもずっと直立に近く、また尾の先端が大きく凹んでいるのも特徴です。

 1時間も経ったころに、シメがやってきます。椋鳥ぐらいのやや太った感じの鳥で、尾も短くずんぐりした明るい褐色をしています。肉色の巨大な嘴を持ち、目先と喉が黒く、なかなかおしゃれな鳥です。1羽だけでやってきて、餌の皿にデーンと座り込んでひまわりをばりばりと食べます。ほかのどんな鳥も、シメが来ると遠慮して近づくことはありません。ただ、揺れる餌場は苦手らしく、そちらに行ったのを見たことはありません。また庭石の上を利用したこともないと思いますが、これは何故でしょうか?

 たまに雉鳩が固定皿の上に狭苦しく乗っていることがあります。殆ど身動きも出来ないと思うのに、何とか無理してひまわりをついばんでいるようです。個体識別が出来ませんが、大体同じ鳥であるような気がします。鳩がいるときには、さしものシメも遠慮します。

 以上がヒマワリのお皿での順位の観察です。

 

 

  発言番号:D00029

  発言者  :権藤 卓也

  題名    :野鳥の楽しみ )

  登録日時;97/03/16

 

 前回お知らせしましひまわりの細い柱の上の餌台は、高さ2m程のドウダンツツジのすぐ傍にあります。このドウダンツツジはあまりにはびこりすぎて、通路まではみ出して通行の邪魔にもなっていたので、一昨年ひどく切り詰めて丸い形に整形しました。その結果細かい小枝が萌え出て、いわば、栗のいがかまりものようにびっしりと小枝が密生しています。ひまわりを狙ってきたカワラヒワのうちの何羽かは、高いところが好きですから、一度このまりものテッペンに止まってから、ひまわりの餌台にやってきます。ところが、どう足を踏み外したのか、密生した小枝の中でもがいているカワラヒワを見つけました。バタバタ翼をはばたいても、籠の中の鳥で、外に出られないのです。しばらくしてあきらめておとなしくなっていましたが、又バタついてもやはり駄目で、2回、3回と繰り返しても小枝の籠から出られません。可哀相になって何とかしてやろうと腰を上げたところで、ようやく5回目に脱出に成功しました。よかったよかったとは言いながら、本当に笑ってしまいました。

 四十雀の方は、このドウダンツツジの下枝を利用して、そこに止まってはひまわりの殻をつついて食べています。そして枝の間を何の苦もなくすいすいと飛び抜けて、枝にひっかかるドジなのは一羽もいません。

 本当に鳥によっていろいろですね。

 鳥が集まっているところへ猫が来ると、鳥たちは一斉に警戒の声をあげ、尾長や烏は威嚇的な叫びをあげたりします。ところで、猫のしぐさは優雅で滑らかで、日本舞踊のように動きに淀みがありません。一方、鳥たちのしぐさは、たいていが断続的直線的で、頸の動かし方などは、操り人形のようにキクキクとしているのが普通です。

 鳩の動きなどを見ているとよく判りますが、飛翔中の動きは滑らかでも、枝に止まったり地上を歩く時はギクシャクとしているように思います。

 それで思い出したのは、「夕鶴」という演劇がありますね。純朴な若者与ひょうのところに、命を助けられた鶴が美しい女房つうになって嫁いで来る。鶴は自分の羽毛を使って高価な織物を織って与ひょうを喜ばせるのだけれど、与ひょうは悪賢い友達に智恵をつけられて、やがて悲劇に落ち込んでゆくのです。悪友が訪ねてきて与ひょうと話しているとき、つうがいる時に、「何だか鳥みたいな気配がする」というところがありました。(つうは与ひょうの言葉は判るのだけれど、悪者の言うことは判らないのです。)つうの役は山本安英で、その動きは悪友の存在を完全に無視し、しかもその立居振舞、しぐさは本当の鳥の動きと同じように、キクキク、カクカクと、如何にも鳥を思わせるようだったことを、今思い出しています。目立たないけれど、良く考えられた演技でした。

 

◎お山の大将 − 餌場での順位制(2)

 

 3番目の餌場は林檎です。甘いものの好きな鳥たちのために、以前にはその他に蜜柑やジュース、砂糖水、真っ黒になってしまった蜂蜜(薄めて)なども給餌していたことがありましたが、今は何故か林檎だけです。蘭の鉢に支柱として立っていた針金の両端を曲げて細長いS字型にし、林檎を3−4段の輪切りにして突き刺して、木の枝の適当なところに引っかけておきます。何箇所かに分けておかないと、優先種に独占されてしまいます。意地悪く近くに足場が全く無い空中にぶらさげたものでは、目白だけが逆さまにぶらさがって食べています。ひよどりが、何とか食べようとして、蜂鳥のようにホバーリングをしながらつついているのを見ることもあります。涙ぐましい努力ですが、あまり長くは続かず、割合早くあきらめてしまいます。それで、その他の林檎は、近くに足場になるような枝がある場所に吊るしておきます。

 林檎を一番はじめに食べにくるのは目白で、一つの林檎に2羽か3羽も一緒に仲良くかじりついているのも見られます。ひよどりは主として足場のある餌にとりつきますが、必ず1羽だけで、ほかのひよどりは近くで順番を待っています。しばらくすると椋鳥のご出勤です。たいていは3羽とか5羽程度の小群でやってきて、これも互いに順番待ちをしながらつつきます。椋鳥がいる間は、目白は勿論、ひよどりも近づけません。椋鳥は食欲旺盛で、彼らが来ると林檎の輪切りの半分はなくなってしまいます。時にはおなががきます。必ず2−3羽が連れ立ってゲーイゲーイと大きな声で鳴きながら餌を齧りとって、あっと言う間にくわえていってしまいます。これらが林檎の食卓の常連です。

 この数日来、林檎の消費量が減っています。(ひまわりや粟・米などの粒餌の消費量は変わっていません。)ひよどりや目白は椿の花などがお好みのようです。ひよどりは辛夷の蕾や白木蓮の花びらに一日中集まっています。また、3mほどの高さのトサミズキの花が満開です。薄黄色の花が7−8輪、下向きに短い花序をつくって、びっしりとそれは見事に咲いています。目白はこの花も大好きで、いつも4−5羽が白い腹を上にして逆さまにぶらさがりながら、花の下側から蜜を吸っています。

 こうして、次第に自然の餌が増えてくれば私たちの餌台も閉店が間近になります。これから若葉が萌えはじめると虫も卵から孵って、鳥たちの餌もメニューが増えることになるわけです。

 

 

  発言番号:D0003000026へのコメント)

  発言者  :巌 隆吉

  題名    :野鳥との付き合い方?

  登録日時:97/03/20 11:16

 

 野鳥のつき合い方や野鳥の楽しみを読んでおります。権藤さん松本さん深沢さんは中々この道に造詣が深いですね。お陰で私も少しは興味を持ちまして、目下種々トライしているところです。

 先ず、先日ミカンを輪切りして枝に刺しておきましたら尾長らしき鳥が来たと申しますと皆さんから「ひよどり」ではないかとの指摘がありました。あれから、ミカンを置いたりリンゴジュースを置きまして様子を観察して見ました。今朝は1羽の比較的小さな鳥が来ました。図鑑を見ますと確かに「ひよどり」です。

  暫く見ておりますと木の茂みに隠れて警戒しておりましたが、リンゴジュースをしっかり飲んでいました。鳥でも固形食よりも流動食の方が楽なのでしょうかね。

  その後、その鳥がもう1羽を呼んでいるようでしたが、暫くすると大きな「ひよどり」が来て、ミカンの方をついばんでいましたが、すぐ連れ立って飛び立ちました。おそらく夫婦なのでしょうね。

  餌は皆さんの記録に学びまして枝に刺したり、木に籠を括りつけまして、ミカンも甘いのから、すっぱいのまで入れましたが、鳥も甘い方が好むように思いますね。

  このような機会でもないと図鑑を紐解くこともありますまいのに面白い経験になりました。

  皆さんの掲示に応えまして粗末な「ひよどり夫婦」の記事を載せました次第です。

  これからも、野鳥のレストランのメニュー等のデータを参考にして色々勉強して見ますので宜しくご指導下さい。

 

 

  発言番号;D00031

  発言者  :権藤 卓也

  題名    :野鳥の楽しみ(5)

  登録日時;97/03/20 14:23

 

 巌さんから「目白ってどんな鳥なんだ?」と聞かれた時はショックでした。そういえば私もあれは目白だと思っていても、本当にそうだったのかどうか、良く判らないことも多いのです。だいたい何時も双眼鏡を身近においてはあるのですが、確認のためには双眼鏡のお世話にならないとだめです。

 雀といえば、誰でも知っている鳥だと思います。ところが、あにはからんや「雀ってどんな鳥だ?」と聞かれて、ちゃんと答えられますか? 鳥類図鑑を手元において、今来ている鳥は何なのかを探すことは、思ったよりは容易な仕事ではありません。

 冬の間、木の葉が落ちて見通しのきくときは鳥の姿も割合に見やすいのですが、これから若葉が伸びてくると、声はすれども姿は見えずで、茂みの中に姿を見かけても、暗い所ですから色もよく判らないし、何だろうなで終わってしまうことがほとんどです。冬、林の中で、落葉が動くのでびっくりして見ると、雀が餌をあさっている。雀と落葉の区別は、動かなければ全く判りません。しかし、それが本当に雀なのか?というとそれが問題で、雀に似た色で大きさも似ている鳥は結構多いのです。

 今年、2月の始めでしたか、女房が青い雀がいる、というので見たら、頭から背にかけてやや緑がかかった鳥が1羽いました。雀の群れからは離れて、ツツジの下をかい潜っては歩きながら餌を拾っています。図鑑も見ましたが、やや暗い所を歩いているので詳しいことは判りません。しかし、これはアオジに違いないと確信しています。といいますのは、毎年、4月の始めごろには、必ず庭のどこかでアオジの囀りを聞くことがあるからです。チョッピーチョッ、チチリリとゆっくりしたテンポで、鈴を振るような澄んだ美しい声に聞きほれて、2、3日すると山へ帰って行くのでしょう、声が聞かれなくなります。5月頃、軽井沢のカラマツ林を歩くと、高いカラマツの梢のテッペンから、このチョッピーチョッ、チチリリの澄んだ鈴の音が降ってきます。初夏の鳥の囀りの中でも、私の好きな鳥です。アオジの場合はこのような傍証があるので、あの鳥だと確信できるのですが、そうでないのは難しいですね。

 ツグミも殆ど毎年姿をみせます。しかし、この鳥がツグミであることを確認するまでには2、3年かかりました。雀や鳩の餌場で、常連が一段落して引き上げた後に、雀にしてはやや大きな、やはり雀色をした鳥が1羽だけやってきて、餌を拾います。双眼鏡で見ると、白い眉があって、白っぽい胸に黒い斑点が見られます。上体をぐっと上げて胸を反らし、数歩ずつ跳ねては立ち止まるという動作は雀とは全く違います。ツグミの姿を見ると、今年もよく来てくれたなと、嬉しくなり、姿が見えないと、もしや霞網で捕られて、焼きとりにでもされたかと心配になります(と言いながら、昔は野猿峠などの焼鳥屋で、ツグミや鳩がとても旨かったのを覚えています。ほんとうに申し訳ないことをしていました。)

 だいたい鳥に限らず、自然の生物の色彩は、保護色や警戒色や、また美しい花なども、それぞれに何かの目的に適合した色や形になっているのだろうと思います。小鳥達が、森や林の中で目立ち難い色彩であれば、皆雀などと同じになってしまうのが当然なのでしょう。簡単に見分けがつかなくて当りまえです。まして、一寸薄暗い陰に入ってしまえば、色では見分けはつきません。それでも、探鳥会などに参加してみると、ベテランのリーダー達は遠くにいる鳥でも、立ちどころにあれは何と教えてくれます。その判別技術は長い経験に裏打ちされているのですが、その秘密のほんの糸口ぐらいは私にも判るところがありますので、折にふれて、出来るだけ書き込んでみたいと思っています。

 前置きが大変長くなりましたが、目白の見分けかたです。先程書きましたように、私も最後は双眼鏡で確認しないとわかりませんが、目白の最大の特徴は「目白」、即ち目の回りに白い輪があることです。次に体色が緑色であることです。和菓子の鶯餅の色が目白の色で、鶯は決して鶯色ではありません。(鶯の体色は茶褐色で、全く目立ちません。)目白はまた喉が黄色、腹が白っぽく、俗に梅に鶯の絵が書いてあるその鶯の色彩が、そのまま目白の色彩です。(ただ、その絵では目の回りは白くは書いてありませんが)。鶯は、以前に書きましたように、下枝の間を目立たないように飛び移って移動してゆき、その姿をほとんど見せることがありません。それに比べて、梅の花が咲くと目白が何羽も集まってきて、花の蜜を旨そうに吸います。梅に鶯ではなくて、梅に目白が似合うのです。目白は甘いものが好きで、ジュースの飲み残しや砂糖水を出しておくと必ず飲みにきます。林檎や蜜柑にも一番先に飛びつくのは目白です。それも1羽だけでなく、大抵3−4羽位が集まってくるのも特徴でしょう。これから桜の花が咲きますが、満開の桜の花の中を、目白が賑やかに囀りながら飛び回っているのを見るのは楽しいものです。目白は体が雀よりも一回り小さく、身近に見る鳥のうちでは最小です。(鶯は四十雀や雀と同じ大きさですが、大きさの比較は難しいですね。)目白の囀りは、早口でチーチュルチーチュルチチルチチルチュルチーなどと高い澄んだ声で、とても可愛らしく聞こえます。この複雑な囀りは「長兵衛忠兵衛、長忠兵衛」とか「千代田の城は千代八千代」などと聞きなされていますが、そのように聞こえますかどうですか。

 目白は明るい所に出てきて、蜜柑や林檎を食べますが、それでも少し遠くからや、陰になったところでは色彩がハッキリせず、薄黒く見えたりします。そうすると本当に鶯との見分けが難しく、双眼鏡のお世話になって確認しないとわかりません。ただ止まった時の姿勢は、鶯は体が完全に水平なのに対して、目白はやや上体を起こしている(梅に鶯の絵の程度)ことが、区別点になるかなとは思いますが。

 本当は今回は別のことを書く積もりだったのですが、目白に気を取られて余計なことまで書いてしまったので、あとは次回に。

 

 

  発言番号:D00032D00031へのコメント)

  発言者  :深澤 龍一

  題名    :野鳥の楽しみ(5)

  登録日時:97/03/21 11:37

 

  権藤さんの克明な「野鳥の楽しみ」のメッセージを、何時も感嘆しながら楽しく拝見し、色々勉強させて頂いて野鳥に対する興味も倍増しています。詳細な観察記録、誠に有難うございます。心から御礼を申し上げます。

  昨日も春の「水戸街道」を歩いております時に、太田さんが「プロ 級の権藤さんに比べると、お前さんのメッセージなど問題にならないよ」と散々こき下ろされましたが、あれだけのご労作を目にすると太田さんのように評論するだけとは参りませんので、例え「低俗」であっても何か「コメント」しなくては申訳ないとキーを叩いています。

  先日、近所の例の奥さんが「きんかんを輪切りにして餌台に置いたらウグイスがやって来た」と嬉しそうに家内に報告があったそうです。この辺りでウグイスの鳴く声はよく聞きますが、我が家にやって来た事はありません。当方でも試みてみようといいながらその儘になっています。

  巌さんも「ヒヨドリ」と「尾長」の区別がついたようで良かったですね。皆さんが興味を持ち始めたのに、権藤さんのおっしゃる「給餌」のタイム・リミットが近づいて来て残念ですが、巌さんには是非「ヒマワリの種」を試みられることをお薦めします。当方でも今年久しぶりに「ヒマワリ」を置きましたら「四十雀」、「カワラヒワ」それに「山雀」が番いで大勢来てくれました。彼等は早起きで毎日与えていると朝早くから「餌台」の回りで催促しています。「四十雀」と「山雀」は種を加えてつつじの茂みに隠れるようにして殻を割っていますが、「カワラヒワ」は堂々と「餌台」の上で啄ばんでいて、こっそり持ち運ぶ風景にお目に掛からないのはどうしてですか?  そして、やって来る順序は、何時も「四十雀」〜「山雀」〜「カワラヒワ」と決まっているようですが・・・。

  今年は「ツグミ」もよく来てくれます。近頃、親鳥は余り姿を見せませんが、雀によく似て雀より少し大きい「子鳥」が来ます。この鳥は何時も単独行動で両足でチョンチョンと飛び跳ねるようにして地面を歩く事で見分けていましたが、権藤さんの「メッセージ」でそれと確認できました。

  この近くにも「石神井公園」の3分の1程の広さながら、「東京百景」に数えられる「薬師池公園」がありますが、余り野鳥観察の風景をみた事がありません。池には白鳥(?)や鴨(?)の姿はみますが、今度行った時にはその他の小鳥達を探してみようと思っています。どうやら「双眼鏡」も必需品の様ですね。

  これからも楽しい「野鳥の楽しみ」を待っています。色々知識を貯えてこの秋が楽しみです。皆さん有難うございます。

 

 

  発言番号:D00033

  発言者  :権藤 卓也

  題名    :野鳥ライブラリー

  登録日時:97/03/24 17:29

 

 野鳥の観察にはやはり図鑑があったほうが便利です。比較的小型軽量で、鳥の特徴を一目で的確に示したものが使いやすいです。私が今手元においているのは、

 

1)フィールドガイド 日本の野鳥

  高野伸二著 (財)日本野鳥の会発行 (1982  年初版) 3300円

2)野外観察用 鳥類図鑑

  高野伸二・柳沢紀夫共著 (財)日本鳥類保護連盟  発行 (昭和52年)  1800円

3)野外観察ハンドブック(1) 山野の鳥

4)野外観察ハンドブック(2) 水辺の鳥

  (財)日本野鳥の会発行   各 510円

5)山渓カラー名鑑 日本の野鳥

  高野伸二編  山と渓谷社 (1985年初版)   4630円

 

 このうち、3)4)は新書版で、どちらも厚さが5mmで大変手軽ですし、鳥のいそうな所に行くときはポケットに入れておいても邪魔になりません。5)は重くて持ち歩く気はしませんが写真がきれいで、情報も豊富で、対応する鳥の声の録音テープおよびCDが別売りになっています。リュックサックを担いで行くときは1)2)も入れていきます。

 大きな書店でも皆揃えているとは限らないでしょうが、「日本野鳥の会」のバードショップにはあると思います。

 自由が丘サンクスネイチャー

  目黒区自由が丘2−3−12

  (自由が丘駅下車徒歩7分)

  TEL 03-5701-6400 / FAX 03-5701-8479 

  (AM10:00-PM7:00)

  http://www.NATUREVILLAGE.com

 

  最近はビデオやCD−ROM版の野鳥図鑑が数多く出ていますが、私はまだ経験がありません。

 また、子どものための図鑑は案外馬鹿にしたものでなく、図版も解説も丁寧でよくわかります。

 野鳥に関する書籍や写真集はもう数えきれないほど沢山あります。どれも著者の野鳥への思い入れがそのまま伝わるようで、楽しいものが多いですが、目移りして選択に困ります。

 最近、鳥の世界も随分変化が出てきて、都市へ順応定着する鳥も多くなりました。これらの観察記録も、びっくりすようなことが多く、面白いものです。そういえば、烏がレールの上に置き石をする事件がありましたっけ。

 今回、特にご紹介したいと思ったのは、

  山谷春潮著  野鳥歳時記

   冨山房百科文庫(47) (1995年初版)    冨山房 1500円

 です。

 著者の山谷春潮氏は、本名 山谷太郎、生化学工業社長の山谷渉氏のご父君です。日新医学社、日新書院を経営し医学・自然科学に関する出版に貢献されるとともに、俳句を水原秋桜子氏に師事、中西悟堂氏と親交があり「日本野鳥の会」で活躍されるとともに、中西氏の野鳥関係の著書の出版も数多く行われました。昭和27年に亡くなられていますが、野鳥のご造詣が深く、いわば俳句による野鳥図鑑ともいうべき本書を昭和18年に出版されました。著者の死後は山谷渉氏が増補改訂されて、昭和30年に中央公論社から決定版として出され、その後角川文庫にも収録されていますが、鳥類分類の変更や仮名遣いなど、校註と解説を加えて平成7年に冨山房百科文庫の中に収められました。

 本書は美しい図版と共に、殆どすべての鳥についての俳句を紹介するとともに、その鳥の生態、特徴などが俳人の深い感性によって記述されており、ただ読み流すだけでも楽しい世界に遊ぶことができますが、更にすぐれたエッセイでもあり、野鳥を楽しむ人々にとって、また新しい視点や知識が得られるので、是非ご一読をおすすめする次第です。

 冨山房百科文庫はあまり普通の書店では見かけませんが、神田の冨山房本店に行けば勿論、丸ビル内の冨山房売店でも入手できました。丸ビルの冨山房は今は新丸ビルに移転しているそうです。( TEL 3214-4597, 3201-4829

 

 

  発言番号:001

  発言者  :権藤 卓也

  題名    :野鳥の楽しみ(6)

  登録日時:97/04/03 15:21

 

 新しいDDDフォーラムのスタートおめでとうございます。

 GO DDD  でアクセスすると、何となく書き込めそうな感じがするので試してみることにしました。

  まだ、まっさらの会議室を汚すのもなんとなく気が引けますが、一方、新しいノートを開いてさて何を書こうかなという楽しみもあります。

 桜の花が満開です。私の家は石神井公園への通り道でもありますが、公園の満開の桜を2階の窓から望むこともできます。かなりの数の桜があるので、お花見に訪れる人々が多く、家の前の通りはひっきりなしに楽しそうなグループが絶えません。今咲いているのは染井吉野ですが、私の家のは大島桜ですから、緑の若葉が少し開いて、その陰に白い花が下向きに2輪、3輪と3分咲き位になってきました。染井吉野に比べると1週間位遅れて、白い地味な花を咲かせます。華やかさはありませんが、それでも花が散るときになると、こんなにも花があったのかと驚くほど、地面が真っ白になってしまいます。

 ところで、桜の花に来る鳥は、テレビでも良く出てくるように、目白が一番目立ちます。花から花へ、逆さまにぶらさがったりしながら花の中に嘴を突っ込んで蜜を吸っています。1羽だけのことはなく、たいてい3、4羽の群れで行動しているようです。2月ごろにはよく囀っていたように思いますが、今はあまり聞かれません。

 ヒヨドリも来ます。むしろ、蕾の時に啄んでいたことの方が多かったかもしれません。木の下に蕾を食い千切って落としていたのはこの鳥だろうと思います。

 意外なことに、雀が桜の花が大好きのようです。桜の木の下に、開いた花が花梗で切れて落ちているのは、雀の仕業です。蜜を食べるのに、雀は嘴が太くて短いので、目白やヒヨドリのように、花の奥まで届かないので、花の根元を噛んで蜜を吸うのだそうです。数年前に、日本野鳥の会の会誌「野鳥」で論争があったのを覚えています。今年も木の下に開いた花が全形のまま沢山落ちています。

 四十雀や河原鶸が美しい声でよく囀っています。春ですね。

 

 

  発言番号:002

  発言者  :権藤 卓也

  題名  :野鳥の楽しみ(7)

  登録日時:97/04/04 17:53

 

 今日は天気予報よりも遥かに良い天気で暖かく、桜の花がチョー満開です。

 前回の桜に来る鳥の補遺です。

 すぐ近所に随分と大きな染井吉野の木が6本程あって、道路の上に張り出し、それは素晴らしい眺めです。今日は花びらが少しづつ散りはじめました。道路の上に薄く積もって、車が通るたびに舞い上がったりしています。このうち、1本の桜だけが、花びらだけでなく全形の花を多数落としています。上を見上げると花びらだけでなく、花自体もぽとぽと落ちてきます。良く見ると、満開の花の間に鳥がいるらしいのがわかりますが、下から見上げたのでは何の鳥だか判りません。また、不思議なことに、その1本の桜だけが全形の花を落としていて、ほかの桜の木は見たところ全く違いがないのに、下に落としているのは花びらだけです。落ちた花を拾って良く見ると、花の本の方の筒になっている下側が食い切られています。即ち、萼の部分と筒状になった花の根元との間で切られているのです。これは、まさしく雀のやったことに違いありません。

 大変幸いなことに、この桜の木は、私の家の2階の書斎から丁度正面に見えます。この桜を眺めながら、今このキーボードを叩いているところです。30m程の距離があるので、双眼鏡を持ち出してじっくりと眺めると、桜を横から眺める形になるので、鳥が花を食べているのがよく見えます。ほとんどが思ったとおり雀で、必ず3羽、4羽位の群れで、夢中になって花の枝の間を飛び回っています。これで、雀が花を食い千切ることがよくわかりました。

 私の家の大島桜は、今のこの書斎の窓の外3m位の間近なので、ポケーッと眺めていると、いろいろの鳥がやってきます。この桜は緑の葉が先に出て、その葉陰に地味な白い花が下向きに咲きます。花の咲くのが遅いので、まだ3分咲きぐらいです。雀はまだあまりきていません。(例年、必ず花を落とすので、今年も染井吉野が終わってからくるのかもしれません)。先程は目白が来ていましたが、まだ花の開きが十分でないのか、さっさと行ってしまいました。良く来るのはヒヨドリで、これは蜜を吸うよりは、花自体を良く食べます。2輪、3輪と平らげて、次はすぐ傍の緑の若葉をこれもまた旨そうにむしゃむしゃとやります。(大島桜の葉の塩漬けは桜餅に使う位ですからきっと旨いのでしょうね)。これも3羽か4羽がやってきて、時々ご機嫌で囀りながら遊んで行きます。また、四十雀が2、3羽、いつも枝を伝わっては何か探しています。花を探っているようでもないので、虫か何かを探しているのでしょうか。時々、ピーチョピーチョピーチョピーチョと澄んだ美しい声で囀ってくれます。

 もう鳥の囀りの季節になりました。4月23日の桜ハイキングの高尾山コースは野鳥の声を聞く絶好の機会になりそうですね。楽しみにして参加させて戴こうと思っています。

 高尾山の探鳥会は野鳥の会をはじめ、いろいろの団体の多数の企画がありますが、DDDの会でもひとつ楽しみが増えることになりそうです。どうぞ宜しくお願いします。

 

 

  発言番号:003

  発言者  :深澤 龍一

  題名    :野鳥とさくら

  登録番号:97/04/06 07:49

 

  権藤さんの野鳥とサクラのお話を大変興味深く拝見しました。野鳥がサクラの花を食べたり、蜜を吸ったりするというのは将に「初耳」でして、これを確かめて私も早速「電子会議」に入ってみようと、そのネタを仕入れに昨日の午後、雨の止むのを見計らって近くの公園を覗いて来ました。何しろ若い頃には時々は花見の「場所取り」もさせられた私ですが、「鳥の糞には気を付けろ!」と言うお話しは聞いた事がありませんでしたので・・・。(でも、よく考えれば、ドンジャン・ワイワイやっている所などに鳥達は来ませんよね)

  「日本野鳥の会」の会員でいらっしゃるらしい権藤さんと張り合うつもりは毛頭ありませんので、権藤さんの「お話し」を頭に入れながら、 スーパーに牛乳を買いに行く序でにお花見を兼ねて足を延ばして見たというのが実状です。

  家の直ぐ近くの小さな公園に沿ったサクラ並木で、確かにひよどリが鳴きながら2〜3羽、サクラの花を啄ばんでおりました。それを確かめた後 スーパーへ「回収資源」の牛乳パックを放り込んで、先週孫達が楽しかったと喜んで歩き回った薬師池公園に廻りました。その時は7〜8羽の「尾長」が木々の間を飛交っているのを娘が見付けましたので、雨の合間とはいえサクラが散り始めたこの公園に一体何種類くらいの野鳥が見られるかととても楽しみでした。

  土曜日の雨上がりの午後とあつて、その割りには訪れる人もチラホラと疎らでした。彼等は足元に咲くパンジーや水仙、それにピンク色をしたれんげつつじの花を眺めていましたが、私だけは高いサクラの幹を見上げておりました。先日尾長のいた谷合いでは鳥の姿は見掛けませんでしたが、間も無く例の聞き慣れたけたたましい鳴き声のするサクラの梢に、ヒヨドリの姿をあちこちで2羽、3羽と見掛けました。そして、雨が上がったばかりの薄暗い曇り空にもかかわらず、三脚に一眼レフを据えている初老の紳士の構えるレンズの方向に、居ました居ました小さい鳥が10羽以上も鳴き声も立てずに大きなサクラの木の梢の間を花を求めて飛交っておりました。しかも、縄張りでもあるかのように、彼等の姿はその木にだけしか見掛けませんでした。望遠鏡などの利器は持ち合わせませんので確認は出来ませんでしたが、姿・形から多分「メジロ」だろうと思いました。池の畔ではなくて小高い丘を背にした高さ10メートル以上もある大きな染井吉野だったと思います。それから尚も、鳥の姿を求めて歩きましたが、「メジロ」の姿はそこでしか見掛けず、池の周りを一回りしてから、もう一度彼らを見ようとその木の所に戻って来ましたが、既にその姿は消えて辺りの何処にも見つかりませんでした。

  この公園には毎月のように花を求めて立ち寄りますが、権藤さんのお陰でこれからは野鳥の生態も観察する楽しみが増えました。

  今度のハイキングには「探鳥会」もあるそうなので、東幹事長さんに頼んで「多摩森林科学園」の後は、ケーブル・カーで一斉登山して権藤さんの解説を聞きながら、高尾山頂を目指しましょう。「花」と「鳥」と「山」との三拍子、とても楽しみなハイキングになりますね。当日の好天を祈りながら大勢の会員のご参加を期待しましょう。望遠鏡はありませんが、明治生まれのばあさんが残して逝った手元の「 オペラ・グラス」でも無いよりはましだろうと、昨日「メジロ」を追いながらしみじみそう思いました。

  権藤さんのお話しの中にもう一つ「大島桜」が出て来ました。4年前まで勤務していた会社は世田谷の経堂にありましたが、私の部屋から見える遊歩道に、毎年新入社員が入ってくる頃、他のサクラの花と違って鮮やかな緑色の新葉と同時に直径3〜4 センチの白くて香りのある花を3〜4個散房状に咲かせる美しい目立った大きなサクラの木が一本あって、「綺麗だなあ」と何時も感心しながら眺めておりました。何時かその木の前のお宅に箒を手にしたおじいさんが立っていたので、そのサクラの名前を聞いたら「大島桜と言って元々伊豆諸島に自生し、伊豆半島では古くから栽培されて野生化している」と話してくれた日の事を思い出しました。私、清楚なこのサクラがとても大好きです。

 

 

  発言番号:004(002へのコメント)

  発言者  :太田 中

  題名    :野鳥の楽しみ(7)

  登録日時:97/04/08 09:28

 

  貴殿が旧「ダイヤネットワ−ク」の最後の反省として、会員の発言が「足りない」とおっしゃられていましたので、新フォ−ラムの発足に当たり小生も気持ちを入れ替え、多少でも発言に励みたいと思います。

  「野鳥の楽しみ」もとうとう7回まで来ましたね。本当に色々教えて戴きました。しかし、今まで雀と燕と鳩位しか馴染みの無い素人にとってはコメントするだけでも勇気のいる行為でした。でもこれからは仮令一言でも発言するように致しましょう。

  また感心しましたのは貴殿の昨年の「日の丸」調査でも思い出しましたが、綿密な実証精神は小生如き粗放な文系人間には唯頭の下がるばかりです。それだけでも大変勉強になりました。

  今後とも宜しくお願い致します。

 

 

  発言番号:005(003へのコメント)

  発言者  :太田 中

  題名    :野鳥とさくら

  登録日時:97/04/08 09:29

 

  貴殿が「野鳥」に取り組んでいる姿に敬意を表します。全くの素人と想われる貴殿が手を変え品を変え面白可笑しく発言していることは、小生にとっても大変楽しくもあり為にもなっていたのです。

  貴殿の数多い発言は生来の探求心とネットワ−クを少しでも賑わしてやろうと言うサ−ビス精神から来ているのだと思います。

  それなのに小生は今まで一言のコメントも送信しなかったことをお詫びいたします。

  新フォ−ラム発足にあたり、気持ちを入れ替えて励みたいと存じておりますので、宜しくお願い致します。

 

 

  発言番号:006

  発言者  :権藤 卓也

  題名    :野鳥の楽しみ(8)

  登録日時:97/04/09 12:15

 

 このシリーズももう第8報になりました。意外と皆様からの反響があって感謝しています。

 染井吉野の花が散りはじめていますが、まだ6分位残っています。代わって我が家の大島桜が満開になりました。といっても緑の若葉と白い下向きの房咲きの花では、染井吉野の華やかさとは比べものになりません。けれども、近所のヒヨドリが集まって蜜を吸っています。今は花や葉を食べることもなく、目白と同じく細く長いくちばしを花の中に下のほうから差し込んでは次から次ぎと渡り歩いています。7、8羽はいるでしょうか。囀ることもなく全く静かに蜜を吸うことに専念しています。この桜は私の2階の書斎の窓のすぐ傍にあって、2−3mの近くでヒヨドリが見られるので何時までも飽きずに眺めています。たまたまヒヨドリと目線が合ったりすると、彼(彼女?)がびっくりしてすっとんで行くのもご愛嬌です。

 林檎や蜜柑には、3月の終わりごろからは目白の姿が見えなくなり、4月に入ってからはヒヨドリもたまにしか来なくなりました。専ら椋鳥だけが林檎餌場を占領していましたが、これも大分数が減ってきたので、林檎蜜柑は中止しました。

 ひまわりの餌場は、あんなに沢山来ていた四十雀が、ときたま1羽だけがひっそりやって来るぐらいで、お客は専ら河原鶸です。これは数羽が入れ代わり立ち代わりして餌場を空にしてゆきます。キジバトの1羽がひまわりの味を覚えて、餌の皿の真ん中にデーンと座り込むようにして食べているのも愉快ですが、この給餌ももう手持ちが無くなる2−3日後には止めます。

 粟やトウモロコシなどの餌場は、相変わらずキジバトと雀が賑やかに集まっていますが、これももうそろそろお終いにします。

 木々の若葉が日に日に広がって見通しが悪くなり、鳥たちの姿が見にくくなりました。と同時に鳥たちも繁殖の季節を迎えることになります。四十雀は2羽が連れだって木の幹のウロに入ったりしては巣穴を探しています。河原鶸はテレビアンテナのてっぺんで、キリリリ、コロロロと囀っています。鳥たちの生活が全くガラリと変わった感じです。

 楓の緑の若葉が大分広がってきましたが、その陰に赤い小さな花が咲いていてとてもきれいです。ルーペで見ると楓の花には花弁が無く、赤い5裂の萼片の真ん中に薄緑で先が2つに分かれた雌しべがあって、よくよく見ればなかなかに美しいともいえます。その楓の枝で2、3羽の雀が何かをついばんでいます。双眼鏡で見てもよくわかりませんでしたが、枝先を折り取ってみると数輪の花が集まっている付け根のところに、よく太ったあぶらむし(ありまき)が数匹ずつ群がっているのが見つかりました。そのうちの2、3匹には羽があります。雀はこのあぶらむしを食べているのですね。

 これからは鳥の囀りの季節です。都会の庭では鳥の姿が見られなくなりますが、山に行けば賑やかで華やかな世界が広がります。鳥たちが集まるのは一般的には明るい雑木林のようなところで、それで探鳥の名所としては、富士の裾野、軽井沢や戸隠、奥日光などの高原などが有名です。高尾山も東京近郊では鳥の多いところで、頻繁に探鳥会が開催されています。時期としてはだいたい4月の後半から6月の半ばまででしょうか。5月中が一番の盛りですね。青葉若葉の季節、鳥の声を聞きながら山を歩くのは本当に幸せです。もっとも、一日のうちで鳥が一番よく囀るのは朝早くで、夜明け前のまだ暗いうちから囀りはじめ、7−8時頃には一段落で、あと日中はまあ、ほどほどといった感じですから、午後の山歩きでは余り大きな期待をしているとはずれます。山中湖の三菱モンサント山中寮(まだあるのでしょうか)などに泊まって、朝4時半頃まだ暗い内から山道を歩きはじめると、そのうちに鳥の大合唱が始まって本当に大感激をしたことを覚えています。そんなときには、一つ一つの鳥の声を聞き分けるのが難しい位でしたが、この10年ほど夏鳥の数が激減しているということですから、今はどうなのでしょうか。

 私は、深沢さんからのご指摘の通り、日本野鳥の会の会員ではあります。もうかれこれ30年近くになりますが、生来の怠け者で、専らペーパーバードウォッチャーで、鳥からウォッチングされている側です。化成の特許部にいたときに、若い女性部員5、6人を含めて8人位を引き連れて野鳥の会の軽井沢探鳥会(通称カルタン)に参加したのが一番元気な時だったでしょうか。それからは鳥の声も忘れる一方で、あれ何だったかなというのがしょっちゅうです。

 今度高尾山へ行ったら、久しぶりに鳥の声も聞けるかなと楽しみにしています。ただ、この20年来、ストマイの副作用で随分耳が遠くなって、特に周波数の高い音が聞き取れなくなっていますので、気にはしていますが。

 なお、鳥を聞きにゆくときには、服装は迷彩服の必要は勿論ありませんが、比較的地味なものを、また双眼鏡は出来ればあったほうがよいでしょう。葉が繁っていると、鳥の姿を見ることが難しくあまり役に立たないかもしれません。双眼鏡は6−8倍位の軽いものがよく、オペラグラスでも結構使えます。芝のダイエーでチョベリ安の双眼鏡を売っていたので買ったのですが、売り場で験したときは見えていたのに、実際に使ってみると目が疲れて結局使い物になりませんでした。やはり、昔から使っているニコンの双眼鏡と比べると全く違います。双眼鏡は絶対にニコンをお勧めします。探鳥会ではリーダーが必ず望遠鏡を担いでいて、鳥の姿を視野に入れて覗かせてくれますが、我々では重たいばかりで使うことはありません。野鳥図鑑は前回ご紹介したポケットに入る「野鳥観察ハンドブック(1)山野の鳥」位が便利です。両手を使うので、リュックと肩掛けのバッグで装備するのが便利です。

 ニフティサーブのフォーラムに、ネイチャー&バードフォーラム( FBIRD )があります。私も一応入会はしていますが、何しろ鳥キチの集まりで、とても私ごときには歯が立ちません。貴重な情報が随分あるようで、特にライブラリーには、画像を含んだ膨大なファイルが多数登録されています。ご関心のある向きは覗いてみて下さい。

 

 

  発言番号:008(006へのコメント)

  発言者  :太田 中

  題名    :野鳥の楽しみ(8)

  登録日時:97/04/14 16:08 

 

  冬の間、小鳥達に沢山の餌を与えて下さって、本当にご苦労さまでした。彼等はそれによって無事越冬し、春になって野山に花や葉が出てくると順々に帰って行く。

  何か親鳥が子鳥の巣立ちを見守っているようで感動的ですらありますね。

  8回にわたりバ−ドウォッチング記事のウォッチングを十分楽しませて戴きまして、有難うございました。

  今度の高尾山の探鳥会は本物のウォッチングを生まれて初めて試みる事になりますので、何卒ご指導宜しくお願い致します。

 

 

  発言番号:010(00033へのコメント)

  発言者  :深澤 龍一

  題名   :野鳥ライブラリー

  登録日時:97/04/16 16:23

 

  先月の研修会の後で、巌さんが権藤さんから借りられた「野鳥歳時記」を、私がお先に拝借させていただきました。(その変わりに「書評」を「会議室」に出すという約束でした)

  帰ってからパラパラとめくってみましたら、俳句が沢山並んでいてとてもじゃないが私如き無粋な人間の手におえないと、半ば諦めて机の上に放っておりましたが、期限の今月の研修会の日も迫って来たので、先週から急いで読み始めました。

  所が、「歳時記」なので季節毎に、鳥毎に俳句が集められていて、鳥中心の編成で、夫々の鳥の説明も「姿形」は勿論の事、「鳴き声」や「棲息地」(特に東京近辺は詳しい)に至るまで克明に記載されて、我々素人向きに易しく解説されており、日頃の「探鳥」の際に大変参考になると思いました。俳句と共に説明されているので、出てくる鳥はほとんどが馴染み深い鳥達ばかりで「俳句」への興味も誘われました。

  その上、巻頭の「鳥類図鑑」と共に、巻末には「科別鳥類一覧表」の他に、「季語・鳥名等索引」も添えられて何かと参考になると思いました。

  今年初めからの権藤さんによる一連の力作、「野鳥の楽しみ」を通読されて「野鳥観察」に興味を持たれたお方には是非座右に置いて頂きたい格好の書とお薦めする次第です。

  以上「宿題」の書評に代えてお粗末な読後感で御勘弁を願います。

 

 

  発言番号:040

  発言者  :権藤 卓也

  題名    :野鳥の楽しみ(9)

  登録日時:97/05/15 06:31

 

 風薫る5月もはや半ばになりました。木々の若葉はもう精一杯伸び広がって見通しが全くきかなくなりました。鳥たちの繁殖の季節です。5月10日からは愛鳥週間ですが、都会では私達の周囲には鳥の姿はあまり見られません。山や高原に行くと、それは素晴らしい鳥たちのコーラスが聞かれる筈です。

 巌さんからメールを戴いて、10日の午後2時から5時までNHKの衛星放送BS2でバードウォッチングの実況放送をご覧になったご感想を拝見しました。私はその日は1日中幕張に行っていたので見損なって残念でした。VTRを仕掛けておけばよかったと後悔しています。これは日本野鳥の会が11日(日)にバードソンという催しを開催するにあたって、それを記念するための横浜自然観察の森、北海道・ウトナイ湖、博多湾の3か所からのプレバードソン番組だったそうです。バードソンというのは、バードウォッチングとマラソンの合成語で、数人からなる公式参加チームが朝5時から夕方5時までの12時間内に何種類の鳥を観察できるかを競う競技で、今年は全国で40チームが参加することになっています。各チームは又、同時にそれぞれ自チームを応援してくれる募金者と募金額をどれだけ多く獲得できるかを競い、鳥の観察数と募金額を集計して順位を決定します。募金者は、募金額は一定金額でもいいが、観察鳥数×単価(例えば1種40円、50種観察されれば2000円となる)という参加の仕方もあります。募金額の目標は2000万円で、今年度は里山環境の保護と永続的活用のための活動資金として使われる予定です。ちなみに、これまでの観察数の最高は114種だったそうです。バードソンの情報はニフティサーブの「野鳥の広場」( GO BIRD )  で得られます。今日現在の結果では、参加42チームの平均観察数は72種で、最高はニコングループの116種だそうです。

  鳥の繁殖の季節、鳥の囀りを楽しむ期間は、4月下旬から6月上旬までで、5月の上中旬がピークです。愛鳥週間(バードウィーク)が5月10日からというのはまさにピッタリです。ただ、平地では鳥の数は少なく、殆ど標高1000m前後の高原が一番賑やかになります。それもミズナラなどの雑木林や草原地帯、具体的には富士の裾野(須走、山中湖)、軽井沢、奥日光、信州戸隠などが有名ですが、高尾山、奥多摩、赤城山などでも結構楽しめます。今の季節は旅行者が少なく会社の寮やペンションなども空いていて待遇もいいはずです。鳥の囀りは天気の好い日には盛んですが、雨の日はあまり鳴きません。朝、しらじら明けの4時ごろからせいぜい6時ごろまでが最盛期で、その後の時間でも囀ってはいますがずっと落ちついてしまいますので、現地に一泊して朝暗いうちに出かけるのが最良です。朝早くであれば鳥たちが一斉に囀りますので、聞き分けるのが難しい位でした。というのは、ここ10年位の間に、鳥の数が目立って減少しているのだそうです。いま、高原で囀っている鳥の多くは南の国から渡ってくる夏鳥ですが、南の現地での環境の変化が急激なことが理由の一つに挙げられています。日本の環境も最近は随分ひどく変わってはいますが。

 そういえば、石神井町でも燕をほとんど見かけなくなっています。数年前までは西武池袋線の石神井公園駅ではホームの上屋に燕の巣が毎年十数個できて電車を待つ乗客に落とし物が落ちるので駅員が苦労していましたが、今年は一個も見当たりません。駅前の商店街でも毎年数個の巣がありましたが、今年は一個だけで、スイスイと飛び交う燕の姿がたまにしか見えないのは本当に淋しいです。皆さんの近所ではどうでしょうか。

 

 

  発言番号:041(040へのコメント)

  発言者  :深澤 龍一

  題名    :野鳥の楽しみ(9)

  登録日時:97/05/18 15:55

 

  本当に「ツバメは何処へ」行ってしまったのでしょう?権藤さんに指摘されて、「やっぱり!」の感を深くしています。

  道路から少し入った玉川学園前駅の改札に上がる構内の階段の辺りは、オープンながら雨も当たらないので10年程前迄は毎年今時分になると7〜8ッはツバメの巣が見られました。サクラの花の散った頃から毎年のように賑やかにツバメが舞い飛んで、巣作りが始まり、やがて小さな巣から雛が顔を出して大きな口を開けながら親鳥の帰りを静かに待っていて、いざ母さんが餌を運んで来ると、騒々しい鳴き声を上げて我先にと餌をねだっている姿が可愛くて、出勤途次の私達の目を楽しませてくれていたものでした。

  所が数年前から巣の数が徐々に少なくなって、どうしたのだろうと気にはなっておりました。私達の通勤路も15〜20分の道程を歩く人の数が昔に比べるとめっきり少なくなって、今は自家用車による送り迎えの人が増えたから、ツバメ君達も排気ガスに嫌気がさして来なくなったのだろうと思っていました。今年は今の所、巣は2つしかありません。

  昔からツバメが巣を作る家は長者になると申します。ツバメが来なくなったのは何か「不吉」な気がします。そう言えばバルブの絶頂期の頃から数が減って来たと見るのは考え過ぎでしょうか?

  春のツバメと秋のカリは日本では代表的な渡り鳥とされて来ましたが、それが少なくなったのはとても寂しい限りですね。

  「野鳥の楽しみ」に刺激されて、これから一年、この巣を観察して見ましょう。

 

 

  発言番号:044(041へのコメント)

  発言者  :巖 隆吉

  題名    :野鳥の楽しみ(9)

  登録日時:97/05/21 18:07

 

  ツバメの記事が出ていますが、私もツバメが減ったなと思っていたところです。

  この原因は、南アジアの開発が農薬のせいか、また日本の昆虫が減ったためかカラスやその他の鳥が異常に増えて、雛や卵の生育に支障があるのかなと色々シロウトなりに考えていたところです。

  先日、米子空港でツバメを見掛けた、2羽だったため小さなスズメの大群に追い払われていました。カラス、スズメはしっかり陣取りしていましたがツバメの居場所は確保されていないようでした。

  昨日も浜松郊外の田舎で僅かのツバメを見ただけでしたし、今日野川を散歩しても、スズメとハトは群れをなしていましたが、ツバメは2〜3羽しか見ることが出来ませんでした。

  これから、ツバメが増えると良いのですが、このままですと色々と心配になりますね。おおげさにいうと環境問題とツバメというテーマで検討を要する問題かなと思っております。

 

 

  発言番号:046(040へのコメント)

  発言者  :松本 喜一

  題名    :野鳥の楽しみ(9)

  登録日時:97/05/24 15:48

 

 各都県で自治体毎に花、鳥、木を指定しています、近隣の一都七県について参考までにお知らせいたします。

 

                                                   

   東京都      ソメイヨシノ        ユリカモメ        イチョウ

   神奈川県    ヤマユリ            カモメ            イチョウ

   千葉県      ナノハナ            ホオジロ          マキ

   埼玉県      サクラソウ          シラコバト        ケヤキ

   茨城県      バラ                ヒバリ            ウメ

   栃木県      ヤシオツツジ        オオルリ          トチノキ

   群馬県      レンゲツツジ        ヤマドリ          クロマツ

   山梨県      フジザクラ          ウグイス          カエデ

 

 以上郵便番号の案内簿より抜粋しました、北海道から沖縄まで全国の分が掲載されています。懐かしい故郷を改めて思い出しました。

 

  発言番号:056

  発言者  :権藤 卓也

  題名    :野鳥の楽しみ(10)

  登録日時:97/06/08 06:26

 

 6月も梅雨入りの季節になれば、もう新緑ではなく深緑で、野鳥達も今や子育てに大忙しです。太田さんのお隣でもムクドリの雛が無事巣立ったそうですね。よかったよかった。(嘴と脚が黄色いのはムクドリで、よく雨戸の戸袋に巣を作ることで知られています。)

 野鳥達は雛が巣立ちはじめると囀りを止めて、緑の木陰で目立たないようにひっそりと雛を育てます。でも、鳥たちの間でのコミュニケーションの鳴き声は別で、我が家の周辺でもカラスやヒヨドリ、スズメなどがよく鳴き交わしています。でも、葉陰に隠れて姿は見えず、枝が揺れているので居場所が判るという程度で、鳥のいる気配は十分にあるのに、なかなか見つからないのが今の季節です。

 大島桜の実が赤黒く熟してポトポトと落ちていますが、このサクランボが雀達のお気に入りで、いつも何羽かが来ては桜の実をつついています。鴉もこの実に興味があるようですが、鴉にとっては食べにくいらしく、すぐあきらめて飛んでいってしまいます。この実は拾って食べてみるとほんのりと甘く、種が大きくて果肉が少ないので面倒臭いですが、昔の子供のころだったら食べただろうと思います。例年ですとヒヨドリが集まっていたのですが、今年はどうしたわけかあまり寄りつきません。でも、声だけはあちらこちらで聞こえているのですが。

 

 

  発言番号:189

    発言者  :権藤 卓也

    題名    :続野鳥の楽しみ(1)

    登録日時:97/12/28 22:07

 

 冬至も過ぎていよいよ年も押し詰まり、あと数日を残すだけとなりました。小鳥達も豊かな秋の実りの時期が過ぎて、餌探しに苦労する季節っです。わが家もこの冬の給餌を一昨日から開始しました。

 今年はわが家の近くの石神井公園でも鴉の数が大層増えて、生ゴミの収集日になるとびっくりするような大群がたむろして恐ろしい程になりました。そのせいでしょうか、小鳥たちの生態が例年と変わって、様子が随分と違っているような気がします。いつもは11月も終わり頃には鶯がやってきて、チャッチャッと笹鳴きをしながら灌木の下枝を潜ってゆくのが見られたのですが、今年はやっと今朝になって声と姿を見ることができました。その他の漂鳥(鶯などのように夏は山で繁殖し、冬は平地の里に下りてきて冬越しする鳥達)や冬鳥などもあまり見かけないようなので心配をしていました。松本さんからは雀がいないという情報も頂いていました。

 幸い、わが家の近所では雀は数羽が集まって騒いでることもあり、まだ比較的被害は軽いのかもしれません。1週間程前から、庭にある大きな赤松に雀類(からるい)の混群が来るのに気がつきました。雀類の混群は、低い山道を歩いていると、十数羽の小鳥達が群れを作ってチィーチィーと鳴きながら明るい林の中を枝移りしながら餌を探して移動してゆくのを指すのですが、この群れの構成は、四十雀(しじゅうがら)を主体に、小雀(こがら)、柄長(えなが)、山雀(やまがら)などが混じっています。人を恐れる風もなく、すぐ近くをチィーチィーとゆっくりと枝移りしてゆくのは可愛いものです。

 わが家に来る混群は、驚いたことに、雀が主で、四十雀、目白、こげら(雀ぐらいの大きさの小さなきつつき)などが集まった10乃至20羽の群れです。「からるい」の混群とはいいますが、雀が入っているのは聞いたことがありません。この群れは赤松とその周辺で餌探しを2−30分したあと、どこか別の所に飛んでいってしまいます。こういう事が2−3日続いたので、この冬の給餌を始めてもよい時期だと思いました。

 給餌は例年の通り、ひまわりの種子、鳩の餌、剥き粟、林檎、その他牛脂などです。見ていると小鳥達がどこからともなくやってきて餌を食べている様子は、例年とあまり変わりなく、鴉の被害もそれほどではないのかなという気すらします。餌台に来る鳥は、四十雀、川原鶸、目白、ヒヨドリ、雉鳩、雀ですが、そのうちにまた他の常連が参加してくれるだろうと期待しています。

 先ずは、給餌開始のお知らせです。

 

 

    発言番号:194

    発言者  :権藤 卓也

    題名    :続・野鳥の楽しみ(2)

    登録日時:98/01/03 17:16

 

 明けましておめでとうございます。

 お屠蘇をチビチビ舐めながら、餌台に来る四十雀やその他の小鳥たちの可愛らしいしぐさを眺めていると、本当に静かないい正月で、これ以上の幸せはありません。薬局で屠蘇散を買った後、酒屋にお屠蘇用の酒を買いに行ったら屠蘇散をサービスしてくれて、それでお屠蘇を大量生産しないわけにいかなくなって(!)、止むをえず朝からお屠蘇をチビチビ楽しんでいるわけなのです。(^_^)

 元日の朝、石神井公園を横切って向こう側にある鎮守の社である氷川神社に初詣に行きました。この神社は三宝寺池のすぐ近くなので、帰りには三宝寺池をひと回りしてみました。鴨などの水鳥が何十羽も来ています。一番目について数が多いのはオナガガモで、その他はマガモ、カルガモ、コガモなどです。ずっと以前はコガモとマガモが多かったように記憶していますが、次第に構成が変わってゆくようです。その他、数は少ないけれど、バンやカイツブリの姿もみることができました。鴨達は人から餌を貰うのに馴れていて、池の周囲に設置してある木道の上まで上がってきて、あまり人を恐れないのはいいことなのかどうかよく判りません。

 石神井公園の林の方へ行くと鴉がゴミ箱の近くで群れをつくっていますが、このあたりはまた野良猫が何匹もたむろしています。暮れの東京新聞に、正月2日は子猫は絶対に外に出さずに炬燵に丸くさせておきなさいという警告が掲載されていました。正月は生ゴミの排出がないので鴉達が餌に困り、子猫を襲うからだというのです。石神井公園の鴉と猫はどういう形で共存しているのか判りませんが、丸々とよく太った野良猫の隣に2羽の鴉が座っているのも見かけました。猫は別段鴉を気にしている様子でもありませんが(もうお互いに慣れっこになっているのでしょう)、条件次第によっては鴉から襲われることになるのかもしれません。

 

1.給餌の方法

 給餌のやり方は人それぞれにいろいろのやり方があるようですが、大事なことは生態系を大きく変えないようにすることで、自然の餌の不足する冬の間だけ、それも出来るだけ控えめにすることが原則だそうです。

 どのような鳥がどんな餌を食べるかは、日本野鳥の会の「ミニサンクチュアリ入門」から抜粋して引用しますと、

 

       雉鳩 鵯 鶯 四十雀 目白 河原鶸 雀 椋鳥 尾長

アワ・ヒエ  ◎              ◎  ◎

ヒマワリ           ◎      ◎  ○

トウモロコシ ◎

麻の実    ◎       ○      ◎  ◎

落花生    ○       ○      ○  ○

くず米    ○                 ○

パンくず   ◎  ◎              ◎ ◎  ◎

残りご飯   ○  ◎              ○ ○  ○

柿         ◎ ◎     ◎      ○ ◎  ◎

蜜柑        ◎ ○     ◎        ○  ○

林檎        ◎ ○     ◎        ◎  ◎

ジュース      ◎ ◎     ◎        ○  ○

牛脂        ○ ○  ◎  ○      ○ ○  ○

 

 私はこのうち、アワ・ヒエ、ヒマワリ、鳩の餌(トウモロコシ・麻の実)、林檎、牛脂を与えています。時には仏前に供えたご飯のお下がりをお湯でほとびかしてばらまきます。ヒマワリは餌台(1個は1m50程の柱の上に10cm程のプラ製皿を取り付け、もう1個は梅の枝から吊り下げたやはり10cmのプラ皿の計2個)とその下にパラリと、アワ・ヒエ(小鳥屋で売っている小鳥の餌)と鳩の餌は2、3か所の地面に少し広くばらまき、牛脂は目の粗い金網で包んで木の枝に括り付けて、四十雀はつつけるけれど、鴉や尾長は手が出せないようにしています。

 餌はなるべく広い範囲に拡げておいてやらないと、強い1羽だけが独占して、他の鳥達が近寄れません。

 林檎は輪切りにして、針金を長いS字形に曲げた先に突き刺して木の枝に引っかけます。2、3か所に設置しますが、空中にぶらんと下がっていると、目白は林檎に直接止まってつついていますが、ヒヨドリなどは足場がないので空中にホバリングしながら食べなければならず、とても苦労しています。それでヒヨドリやムクドリ用には足場になる枝が傍にくるような場所を選びます。

 今はやっていませんが、ジュースや砂糖水を浅いコップに入れておいておくと、ウグイスがよく飲みにきていました。これはメジロとヒヨドリも好きでよく来ます。

 

2.巣箱

 毎年、5月の愛鳥週間になると林に巣箱を架ける催しが新聞などに紹介されていますが、巣箱はその時期ではもう遅くて利用されません。だいたい前の年の冬の始め、遅くとも今頃までに巣箱を架けてやらないと、鳥達は馴染めないようです。

 巣箱を利用する鳥は、四十雀、雀、椋鳥に限られます。そして巣箱に開いている穴の大きさによって利用する鳥の種類が決まるようです。雨戸の戸袋に椋鳥が巣作りをすることは有名で、よく見られますし、四十雀が郵便受けや植木鉢に巣を作る話もよく聞きます。それぞれに開口部の大きさが適当なのでしょう。

 巣箱を自作する場合は、四十雀や雀用であれば巣箱の大きさを15×15×25cmにして巣穴を30mm径位にすると、椋鳥に占領されません。椋鳥用は17×15×35cmで巣穴の大きさは45−50mm径位がいいようです。

  巣箱を架ける場所も大きな問題です。大体2−3mの高さで、東南向きが成績がよかったような記憶がありますが、いろいろ試してみないと判りません。巣箱を架ける環境にもよるのでしょうから。どういう条件であれば必ず利用してくれるのかは私には判りません。

 しかし、うまく成功して、親鳥達が頻繁に巣箱に出入りして雛の可愛い声が聞こえたりすると、とても嬉しくなります。

 雛が巣立った後は、巣箱の中を清掃して次の年の利用に備えます。

 

 

    発言番号:195194へのコメント)

    発言者  :巖 隆吉

    題名    :続・野鳥の楽しみ(2)

    登録日時:98/01/04 11:44

 

  野鳥の楽しみを見ましていよいよ野鳥のシーズンだなと思いつつ、この正月みかんを枝に突き刺し、併せて、去年深澤さんより戴いたひまわりの種の残りを餌箱に入れました。

  鳥が来たのは全く気がつきませんでしたが、半分に切ったみかんの端の方から皮ごと半分程度つついて食べられていました。

  去年もひよどりが来たので今年もひよどりが食べたのかなと思っています。権藤さんのご指摘とうり近くに足場がないので、鳥も苦労してホバリングして餌にありついたのか可哀相なことをしました。

  近くの天文台や神代植物園の鴉が多く、特に今年は餌がないようで電線にとまった鴉は、絶えず下の方を見ながら餌を求めております。可哀相ですが鴉があまり増えると、被害があるのでやむを得ないでしょう。

  今年は静かな正月を過ごしましたが一昨日、三鷹台から千歳烏山まで歩きました。目的は関東大震災で浅草から移転した烏山寺町を訪ねて見たいということでした。その軒並みつながる寺の中の「高源院」の弁天池には、シベリアから飛来した沢山の鴨が泳いでいました。またその近くの専光寺には歌麿の墓もあり、「そばは境内に入るべからず」という碑のある称往院(その末寺の道光庵がそばに熱中し、蕎麦屋のようになったので禁令を出した。蕎麦屋に庵の字が多いのはそれに由来しているという)等環境の整備された寺町です。近いところですし鴨を見がてら、お訪ねになっては如何かと思いました。

  これから冬本番、野鳥の季節になりました。掲載されている餌付けの資料を参考にしつつ、今年も及ばずながらも野鳥観察に挑戦して見ましょう。

 

 

    発言番号:196 194へのコメント)

    発言者  :松本 喜一

    題名    :続・野鳥の楽しみ(2)

    登録日時:98/01/04 14:29

 

 権藤さんの給餌を始められたとの記事を楽しく拝見しました。私の家の庭にも野鳥がそろそろ顔を見せ始めましたが、例年より数が少ないような気がして心配でなりません。

 それども目白、ヒヨドリ雉鳩、四十雀等が交互に姿を見せてくれます。例年の如く餌台に稗,粟、ヒマワリの種等を置いても一向に減りません、暖冬で山の木の実がまだ有るのかも知れません。

 そこで、四十雀が好んで食する、脂身をネットに包み木蓮の梢に取り付けました所、烏に根こそぎ持っていかれてしまいました、再度試みましても駄目でした。

 半ばあきらめていました所権藤さんの記事に勇気付けられ、また始めて見ようかと思案している所です、有り難うございました。

 これから次々と発表される野鳥シリーズの記事を、楽しみに期待しております。

 

 

    発言番号:197194へのコメント)

    発言者  :深澤 龍一

    題名    :続・野鳥の楽しみ(2)

    登録日時:98/01/06 16:44

 

  私も権藤さんの「野鳥の楽しみ」の大のファンですが、「外付けモデム」に挑戦中に「内臓モデム」までおかしくなって、3日から「通信不能」の状態でした。先程藤倉さんの電話を通しての「ご指導」のお陰で開通致しましたので、私も遅れ馳せながら「応援歌」を送ります。

  松本さんのおっしゃるように今年はどうも小鳥達の来方が少ないようですね。「カラス」説はご近所のご夫人で自宅の庭で毎日観察を楽しみにしている方も「前の栗林に烏が屯しているので、小鳥達は怖れをなして近づかない」と言っていましたが・・・。

  当方は今の所、「ひまわりの種」と「りんご」だけです。新しい種を買ってきましたら最近では四十雀が啄ばんでいる姿を時々見掛けます。「めじろ」も来ます。餌台は狭い所に去年の一個所から三個所に増やしましたので、減り方が少ないですが・・・。

  「巣箱」の作り方、掛け方も教えて頂きましたから、もう一度やってみましょう。10年以上前から杉の木の幹に北向きに(鳥達の出入りが「居間から良く見えるように)架けてあるのは、大分以前に巣作りの形跡があっただけですが、適当な時期に中を掃除して東南向きに付け変えましょう。

  巌さんは「三鷹台〜千歳烏山」を歩かれたそうですね。偶々昨晩、以前からお預かりしている「京王散歩 ing」を紐解きながら、今年は愈愈皆さんとの「散歩計画」も立てないといけないなとページをめくっていた所でした。あの中にも色々「野鳥観察」のポイントがありましたね。去年の高尾山が雨だったので、権藤さんに適当な時期を教えて頂いて是非今年こそ「野鳥観察」を実現しましょう。

 

 

    発言番号:198

    発言者  :権藤 卓也

    題名    :続・野鳥の楽しみ(3)

    登録日時:98/01/09 19:17

 

 大雪の朝は野鳥達にとって大ピンチです。餌台や木の枝に吊るした林檎や蜜柑もすっかり雪をかぶって餌の探しようもありません。長靴を履いて餌台や林檎などの雪を払ってやり、餌台には新しくヒマワリを置いてやります。トウモロコシやアワは雪の上にばらまいても沈んでしまうので、軒下やベランダなど、普段は餌をおかないところに撒いてやるしかありません。

 しばらく様子を見ていると、まず最初に来るのは四十雀です。これは何時もと同じように7、8羽が代わる代わるヒマワリをくわえて近くの木の枝に運んで食べています。次はキジバトで、いつもと違うところに餌があってもあまり気にしないでついばみはじめます。最初に2、3羽がくると、あっというまに5、6羽が増えます。これを見ていて安心するのでしょうか、用心深い雀がパラパラと下りてきて、軒下などのすぐ目の前のアワに夢中になります。しばらくすると、軒下やベランダはウジャウジャするほどのキジバトと雀で一杯になり、それこそ芋の子を洗うような有様でした。一体何羽位が集まったのか数えきれませんが、鳩は10羽ほど、雀は30羽は超えていたのではないでしょうか。撒いた餌はあっというまに無くなり、満足した雀達は近くの桜の枝に鈴なりになって、ひとしきり賑やかにお喋りしたあとどこかへ消えてしまいました。

 明日の朝も庭には大量の雪が残っていますから、餌の置き方をまた少し工夫しなくてはなりません。また、しばらくの間は給餌の量を増やしてやらないといけないだろうと思っています。

 

 

    発言番号:199198へのコメント)

    発言者  :巖 隆吉

    題名    :続・野鳥の楽しみ(3)

    登録日時:98/01/11 11:49

 

  一昨日の朝は大雪で大変でした。

  私も早速餌の蜜柑がどのようになっているかなと見ました。雪の降る前日は、鳥も餌が充分あるせいか、少しばかりついばむだけで、食べ残していましたが、もうすっかり食べていました。

  鳥でもあったかい時は、餌が容易に取れるのでしょうかね。

  大雪なので餌もないだろうとまた、小枝に蜜柑をさしておきましたが、また何時の間にかすっかり無くなっていました。

  おそらくひよどりでしょうが、去年はあまり人を恐れていませんで野鳥が家鳥のようになって、多少人の存在を気にかける様子もなかったのですが、今年の鳥は去年の鳥と違うのでしょうか、人の気配でびくびくしているようです。

  そこで思うのですが、鳥の寿命はどのようになっているのだろうかと。烏、ひよどり、すずめ等の最期は何処で迎えるのかなと思ったりしています。特に、神代植物園には夥しい数の烏が住んでいますが、寿命を終えた烏をいまだかって見たことがありません。不思議に思っております。ご存知のお方はお教えください。

  また、この大雪の雪かきのため、腰を痛めたり滑って転んで怪我をする人も多いと聞いています。まだ、路面が凍結しますのでお互い気をつけましょう。

 

 

    発言番号:200199へのコメント)

    発言者  :松本 喜一

    題名    :続・野鳥の楽しみ(3)

    登録日時:98/01/11 19:16

 

 権藤さんの野鳥シリーズ楽しく拝見しました。巌さんが蜜柑をそっくり鳥に持っていかれたとの記事を拝見しました。

 私もそのような体験をしましていろいろ工夫をいたしましたが次の方法が有効ですので参考の為実施して見ては如何とご案内いたします。

 

1、赤か黄色の風船を梢に縛りつける、カラスやヒヨドリには有効です。警戒心が強く近寄りません、他方目白、四十雀は平気で餌にちかずきます。

 

2、鳥篭の中に脂身と蜜柑を輪切りにしておいておく、カラス、ヒヨドリは知能指数が高いためか近寄りません。

  目白、四十雀が交互に現れ餌を食べてくれます。一番でくることが多いですが一緒に入ることは絶対に有りません、必ず近くの梢で順番をまっています賢いものですね、観察していても飽きません。

 

 

    発言番号:202200へのコメント)

    発言者  :巌  隆吉

    題名    :続・野鳥の楽しみ(3)

    登録日時:98/01/19 11:28

 

  18日、神代植物園の緑の相談室主催の野鳥の観察会がありました。バスのポスターで見ておりましたので参加しました。時間は8時から12時までで、まだ雪が残っているし小雨も降っているので果たして開催さるのかと危ぶみつつ、始めてこのような会に出掛けた次第でした。

  何時もこのような会は講義室が満員になるほど盛況とのことでしたがさすがに天候不順でささやかな10名そこそこの会になりました。

  講義は日本野鳥の会中島宏先生で最初、ツグミ、シジュウガラ、シメ等基本種10の話をお聞きして、いよいよ植物公園内に入り積雪の深い中で観察を始めました。

  最初は雨も降り寒いためか、僅かに1〜2羽の鳥しか見つけられませんでしたが、深大寺門西の武蔵野原野保存地区に行きますとハクセキレイや、群をなしてのシジュウガラや3羽のウグイスにエナガ、アオジ、シメ等雨の晴れ間に乏しい餌を求めて眼の前の雪の上に出て来ました。

  文字とうり始めて眼の前で観察することが出来ました。このようなことは珍しいとのことでしたが、やはり雪のため食料不足で餌取りに夢中で、われわれをあまり恐れる暇もないのかなと思った位です。

  観察した鳥の種類は20種ですが、私として印象に残ったのは、明確に観察出来たシメ、ウグイス、シジュウガラ、ハクセキレイ、モズ位で後の鳥の区別はまだ良く判りませんでした。

  観察会1年生の幼稚な記録を敢えてご参考までに報告します。

 

 

    発言番号:219

    発言者  :松本 喜一

    題名    :野鳥観察を楽しみましょう

    登録日時:98/02/21 16:07

 

野鳥の観察

 権藤さんの野鳥の楽しみを楽しく拝見しております。このたび、日本野鳥の会から大変手軽なしかも、やさしい野鳥の図鑑2冊が発行されましたので是非皆様に推薦したいと思います。

 「新・山野の鳥」と新・水辺の鳥の2冊です、従来の鳥類学の分類から離れて、その鳥の観察されることの多い環境別(身近な場所、森林,草地、)行動別(飛んでいる、歩いている、など)に大別して編集されています。

 つまりその鳥に出会ったシーンに合わせて、すぐに目当ての鳥が調べられます。その鳥の何目の何科に属している知識のない初心者にも使いやすく、コンパクトな薄型の新書版ですから、ポケットに入れて散策するのに適しています。

 また、大きさを比較識別しやすいように、スズメ、カラス、カルガモ等のなじみの鳥と比較しております。

 解説者の安西英明氏はたまたま私の知人のご子息で道路筋向かいの住人と言うことも有りご紹介いたしました。

 

 

    発言番号:221219へのコメント)

    発言者  :巖 隆吉

    題名    :野鳥観察を楽しみましょう

    登録日時:98/02/21 18:00

 

  お知らせ戴いた本は何れ求めたいと思っています。

  それにしても、最近は鳥の餌が少ないためか、餌づけをしたところの木にとまって、餌を催促するような素振りを見せています。

  そのためミカンなども、人間様の分と鳥様の分とを買う羽目に成っています。今日も家内が随分仕入れて来ました。

  来る鳥はひよどりが多いのですが、ひよどりが自分の縄張りを主張し

ますので、小さい鳥は逃げますね。

  餌を鳥かごの中に入れておくと良いとのご指導ですが、まだ実行していません。まずは暫く餌を与えることによる、鳥の動きを見ようということで、まだまだ野鳥観察の幼稚園生というところです。

 

 

    発言番号:222

    発言者  :権藤 卓也

    題名    :野鳥の楽しみ (4)

    登録日時:98/02/21 23:28

 

 「野鳥の楽しみ」の書き込みを皆さんから催促されていながら、このところ怠けていて申し訳ありません。

 私は今榛名山の南麓にきておりまして、東京のわが家の野鳥達のことも気にはなりながら、このあたりの野鳥の動きを楽しんでおります。ここは先日来の大雪がまだ残っていて、少し日陰になっているところなどにはかなりの残雪があって歩くのにも難渋します。でも日差しはもう春で、梅もちらほら咲き始めているし、雪が溶けた後にはオオイヌノフグリの紫色の小さな花が満開になっていて、小鳥達も活発に枝移りをしながら餌を探しています。よく目につくのはやはり頬白で、四十雀、柄長など、ほかにヒヨドリ、アオゲラなども来ています。

 東京でのわが家の庭に来る野鳥たちですが、ひところよりは多少数が減りました。それでも、朝、7時前から近くの木の上に鈴なりになって餌を待っている鳥たちは、雀が約20羽、キジバトが12−3羽です。雀達は結構お喋りをしながら、それでもお互いに30cm位の間隔を保ちながら枝にとまっているので、一本の木に茶色の花が一面に咲いているような面白い風景になっています。キジバトのほうはもっとバラバラで、幾つかの木に3羽、5羽とランダムな止まり方で、雀のような集団性はあまりないように思います。でも、こうして餌を待っていられると、仕方なく(?)庭にでて給餌にかからなければなりません。

 今、給餌には、ひまわり、鳩の餌、剥き粟、林檎、蜜柑を使っています。ひまわりは餌台に、鳩の餌と剥き粟は地面にばらまき、林檎と蜜柑は輪切りを針金に突き刺して枝からぶら下げています。

 

〔ひまわり〕餌台に置いてやると最初にやってくるのはきまって四十雀です。7−8羽からときには12−3羽が、いれかわりたちかわりひまわりの種を1個だけくわえて近くの枝に止まって足で押さえ、嘴でつついて器用に中身を食べては殻だけを下に落とします。餌台の上で食べることは絶対にないので、四十雀は何羽いようとお互いに喧嘩したりすることはなく、時に順番を待つことはあっても大変にお行儀がいいのです。もっとも、餌を遠くに持っていって食べるので、餌台から随分離れた所にも殻が落ちています。庭中ひまわりの殻だらけになってしまいそうで、これにはいささか閉口です。一番遠いところは30m位はあります。とんでもないところにひまわりの殻が落ちていてびっくりしますが、よその家にも遠征しているかもしれません。

 しばらくすると、河原鶸が3−5羽位でやってきます。これは餌台の上に乗ったまま食べるので1羽だけが占有することになり、しばしば場所取りの喧嘩がはじまります。羽を拡げ飛び上がりながら威嚇すると気の弱いほうは場所を譲ることになりますが、河原鶸も鶸の仲間ですから、羽をひろげると薄い黄緑色が広がって、真鶸ほどには華やかではないけれど、やはり鶸色の美しさを見せてくれます。

 30分から1時間もたつと、シメ様の出番になります。シメは河原鶸をひと回り大きくした感じの太った鳥で、嘴は河原鶸と同じく肉色の太い嘴で、黒い三角形の涎掛けを付けているので区別がはっきりできます。これは必ず1羽だけで餌台の真ん中にデンと座り込んで餌を食べますが、ほかの鳥は絶対に近寄りません。ただ1度だけですが、四十雀が勇敢にもシメが食べている餌台からひまわりをくわえていくのを見たことがあります。

 キジバトはひまわりは食べないものだと思っていたら、豈はからんやキジバトの1羽が、餌台の真ん中に座り込むようになりました。キジバトの個体の特定はできませんが、多分同じ鳥だろうと思います。他の鳥たちの食事が一段落したころにやってくるので、デザートコースなのかもしれません。

 

〔林檎〕林檎が一番好きなのはヒヨドリです。林檎を吊るすと一番先にやってきます。最近は足場が確保出来るような場所に林檎を吊るしてありますが、意地悪に足場がないような吊るし方をすると、ヒヨドリは重い体で一所懸命ホバリングしながら林檎をつつくので、可笑しいやら可哀相やらです。

 目白は良く来ます。必ず2−3羽が一緒で、林檎にじかに止まって食べるので足場の心配はありません。

 林檎は吊るす場所を考えておかないと、尾長や鴉に持って行かれます。大きな林檎があっというまに無くなります。

 鶇が1羽だけ、いつもひっそりと庭を歩いています。いつも何を食べるのかなと気になって観察しているのですが、あまり餌を採っているのを見たことがありません。ところが、比較的地面に近く低い所に吊るした林檎をつついているのを見つけました。大変控えめで気の小さい鳥のような気がします。

 この間、ヒヨドリよりもいくらか大きな鳥が林檎を食べているのをみつけました。そっと双眼鏡で覗いてみたら、何とアオゲラでした。アオゲラはキツツキとしては一番普通の種類で、背中が緑色、頭に赤い帽子をかぶっていて、わが家の古い椎の木には時々来て、キョッキョッキョッと啼いているのですが、林檎を食べるのは私としては大発見でした。

 あとは帰京してから書くことにします。

 

 

    発言番号:224222へのコメント)

    発言者  :巖 隆吉

    題名    :野鳥の楽しみ

    登録日時:98/03/04 22:41

 

  松本さんと権藤さんの野鳥の記事を拝見しております。

  松本さんに教えられた「野鳥の会」の2冊の本をたまたま今日、国分寺と調布を通りましたので、それぞれ大きな本屋で探したのですがありませんでした。何れ吉祥寺に行った時に求めることとしましょう。

  最近私の両隣のかたがたも野鳥の餌づけをしています。この辺の野鳥は段々と飼い慣らせられています。あまり餌づけをすると段々生活力が無くなるのではと心配しつつ、それでも鳥たちが枝に止まっているのを見るとついミカンを枝に刺して与えています。

  松本さんから戴いたアブチロンもここ2〜3日で満開になる程の暖かさですので、鳥も餌が豊富になったのでしょうか、残りご飯をおいておきますとすずめが群れて来て食べるのですが、一時のようにはガツガツしていないような気がします。その点では、そろそろシーズンオフも近いのでしょうか。

  皆さんのところには、珍しい鳥が来るようですが、私のところは、ひよどりが縄張りを主張しているためか、すずめ以外の小さな鳥はあまり見かけません。もう一寸餌づけを工夫しないと思いつつ、どの鳥でも良いから来れば面白いので、目下じっとして時々眺めているところです。

 

 

    発言番号:227

    発言者  :権藤 卓也

    題名    :続・野鳥の楽しみ(5)

    登録日時:98/03/05 23:18

 

 春とは名のみで、暖かい日があるかと思うと雪が降ったりして随分寒い日も続きます。古い唱歌で「早春賦」というのがあります。

 春は名のみの風の寒さや 谷の鶯 歌は思えど

   時にあらずと声も立てず

 

 氷溶け去り葦は角ぐむ さては時ぞと思うあやにく    今日も昨日も雪の空

 

 春と聞かねば知らでありしを 聞けば急かるる胸の思   いを 如何にせよとのこの頃か

 わが家を訪れる鶯も同じような心境でしょうか。時々は姿を見せてくれるのですがまだ囀る気配はなく、今朝もチャッチャッチャッと笹鳴きばかりで低い灌木の下枝を渡って行きました。

 多分、この鶯だと思うのですが、2−3週間前に灌水のために温室に入ったところ、茶色の小鳥が狭い温室の中を飛び回っているのにびっくりしました。温室は2m四方のビニール張りで、石油暖房で13℃にコントロールしています。(天気のいい日中は30℃近くにもなっていますが)。石油燃料のために温室の入口の下部を30cm程明けてあるのですが、鶯は低い枝を渡っていくためにそこから温室の中に入ってしまい出られなくなったのでしょう。入口を大きく明けてやるとあわてて外へ飛び出してゆきました。野良猫も時々入って暖をとっているようですが、別にトラブルもなさそうです。

 今夜はまた大雪になるとかで、鶯はまだ歌を歌う時にはならないようですね。

 先週の金曜日に京都の嵐山の近くに1泊して会議に出席しましたが、次の土曜日はフリーで、桂川の付近を散策しました。暖かい日で、此処では鶯が「ケキョ」と啼いていました。桂川では都鳥と白鷺が多く見られましたが、橋の上から釣り糸を垂れている大勢の人々の近くで、ヨシゴイが一羽、魚を見張っているのでしょうか、身じろぎもしないでじっと構えているのが、釣り人と対比して面白い眺めでした。

 その日は昼頃の新幹線に乗って九州の佐世保まで足を延ばしました。佐賀平野を通る時に、カササギの巣があちこちに見られるのが興味がありました。カササギは鴉の仲間ですが、羽根の先が白いのですぐ判ります。佐賀ではカササギをコウゲガラス(高麗鴉)とかカチカチ鳥とか言うのだそうですが、電柱の横木を利用して木の枝を組み上げて巣を作ります。遠くから見てもカササギの巣はよくわかります。巣の素材に針金なども使うらしく、そのため時々ショートして停電騒ぎを起こすのだそうですが、カササギは天然記念物に指定されているとかで、巣を除去したりすることが出来ないので困っているのだと聞きました。カササギは朝鮮半島と佐賀平野の比較的限定された範囲にしか棲息していなかったのが、最近は東の方へ久留米にまで棲息域を拡大しているようです。

 石神井のわが家では、今朝、シロハラが来てくれました。林檎をつついている鳥がヒヨドリにしては少し丸くて茶色なので、何だろうと思っていたのですが、そのうち地面に下りて歩きはじめ、胸を張った姿勢や数歩歩いては立ち止まる歩き方からツグミの仲間であることが分かり、図鑑を調べてみたらシロハラでした。ツグミもよく来てはいますが、ツグミは比較的開けた場所を選ぶのに、シロハラは林の中や木陰を好むのだそうです。

 珍しいのでは、アオゲラが林檎を食べにきているを見つけました。アオゲラは赤い帽子をかぶって背中が緑色の一番普通のキツツキですが、何時もは椎の木などに嘴で孔を明けています。そうして幹の中の虫を食べているのだと思っていましたが、林檎も好きなようですね。アオゲラはヒヨドリよりもひと回り大きく、人の気配を感ずると、木の幹の後ろ側に回って隠れん坊をしますが、キョッキョッキョッと鳴くのでアオゲラが来ていることがわかります。

 

 

    発言番号:231227へのコメント)

    発言者  :深澤 龍一

    題名    :続・野鳥の楽しみ(5)

    登録日時:98/03/11 14:45

 

・・・「近頃当家野鳥事情」・・・

  何時も権藤さんの「野鳥の楽しみ」を興味深く拝見しています。

  私の故郷「京都」まで遠征されて「野鳥観察」でしたか。

  私の実家は「京都御所」の直ぐ傍ですが、「野鳥の楽園」になっている事を近頃になって初めて知りました。その向うを流れる鴨川の「ミヤコドリ」は知っていましたが・・・。今度帰省した時にゆっくり観察致しましょう。(「旧東海道」も歩かねばならず、どうやら次回は忙しい帰省になりそうですね。)

  さて、我が家の今年は野鳥の来訪が例年より多い様です。この頃の平均的な我が家の野鳥の動静は、朝6時を過ぎると四十雀の番が2〜3組木の枝から枝へと渡り歩きます。「ひまわりの種」の催促です。とてもいとおしいので私は取るものも取り敢えず2ヶ所の「餌箱」に少し多いに与えてやります。(もう一ヶ所あったのですが、例の1月の大雪で取り付けた「餌箱」がアンズの木の枝と共に折れて、以後「新設」していません)

  その内に「シメ」がやってきます。音も無く多い時は7〜8羽見掛ける事があります。四十雀は種を啄ばむと木の陰に隠れて器用に殻を剥いていますが、この「シメ」という奴は厚かましくも餌箱を占領したままでむしゃむしゃ頬張っているかに見えます。前年はこんな事は無かったのですが、「お客さん」の数が増えたのか今年はやたらに食べ散らかした「殻」が餌箱に沢山残って、給餌の時、餌箱を掃除する手間がふえました。

  大分明るくなる頃に、憎い(?)ヒヨドリ様がお越しです。自分は食べもしない癖して餌箱の上に胡座を掻いて辺りを睥睨している様が憎たらしいのです。可愛い四十雀や大食漢の「シメ」は隣の木に待避して、彼等が立ち去るのを大人しく待っています。

  その「ヒヨドリ様」はこの頃はお隣の金柑の実を啄ばんだり、我が家のマンリョウの実を食べています。腹一杯になると躑躅の下に置いてある水瓶で気持ち良さそうに水浴びが始まります。この「水瓶」、夏になるとボーフラが一杯湧いて水代えに手間が掛かりますが、いつも小鳥達の水場になっているので、精々「清潔維持」に努めてはいます。(野良猫もこの水を飲みに来ます)

  後は「メジロ」も必ず番でやってきますが、彼等は何を食べに来るのか定かではありません。権藤さんの「ミニ・サンクチュアリ」からの表で見ると御近所で「リンゴ」でも頂いているのでしょう。(我が家は近頃与えていませんから・・・)

  「つぐみ」は以前は例の単独行でピョンピョン地面を跳んでいるのを時々見掛けましたが、近頃はとんと姿を見せません。

  それから、「雀」がその割には来ないのです。お向いの大きな木には時々夕方など群を成しているのに何故でしょうか?一つ心当たりは、昔「餌付け」を初めた頃、「アワ・ヒエ」をやったらわんさと来て餌が直ぐに無くなってしまうので、これはやめにしましたから・・・。

  ご近所で権藤さんの「野鳥の楽しみ」を楽しみにしている奥さんは、「きじばと」が大好きで自分で勝手に名前を付けて楽しんでいますが、餌が共通するのか雀が皆食べてしまうとぶつぶつ言っています。以前教えてもらった取っときの松本さんの「雀・撃退法」でも伝授しますか?

  今年は例年より訪れる鳥達が多く、良く食べるので「ひまわりの種」が底を突いてきました。そろそろ花の季節がやってきましたが、まだまだ新しく買い与えていて良いのでしょうか?

  さっき庭の隅の「白雲木」を見上げていたらてっぺんに近い木の股に「鳥の巣」がありました。直径15センチ以上で小枝やビニール紐などで「皿状」になっていますが、こんな高い所に一体誰なんでしょうね。

 

 

    発言番号:252

    発言者  :権藤 卓也

    題名    :続・野鳥の楽しみ(6)

    登録日時:98/04/12 13:23

 

 前回の書き込みからもう1月以上経ってしまいました。もう春たけなわで野鳥の世界も随分様子が変わってきました。

 十数羽も来てヒマワリをくわえていっていた四十雀もすっかり数が減って、2羽づつの番い2組ぐらいが訪問してくれるだけになりました。そのかわり近くの電線や欅の高い枝でツピーツピーツピーツピーと気持ちのよい囀りを聞かせてくれます。木々の若葉が伸びてきたので所在がだんだんと見えなくなってきました。

 ヒマワリの餌台はたいてい河原鶸に占領されています。1か月前と変わらず5−6羽から多い時は十数羽が来ては順番を待ったり、喧嘩して相手を追い出したりなかなかに賑やかです。四十雀はヒマワリの種を1個だけくわえては近くの枝で食べるので大勢いてもそれほどの混雑はないのですが、河原鶸は餌台を1羽で占領して餌台の中で食べるので大変です。そのうちにシメがやって来ます。シメは1羽だけ、時に2羽来ることもありますが、多くの群れで来ることはありません。河原鶸にそっくりですがひと回りもふたまわりも大きくずんぐりと太った鳥で、肉色の巨大な嘴を持っていて首の前の喉の部分が下尖りの三角形に黒くなっていて、黒い涎掛けをつけたように見えます。これがヒマワリの餌台にくるとさすがの河原鶸も近寄ることができず遠くから眺めるしかなくなります。シメの食事時間は結構長くかなりのヒマワリを消費しているのではないでしょうか。(ついでながら、3月のはじめの深澤さんのレポートにあったシメとは河原鶸のことではないかなと思いますが如何でしょうか。一見良く似ていますが、体の大きさと黒い涎掛けが確認点です。)

 河原鶸もよく囀るようになりました。河原鶸は高い所が好きで、梅の木やどうだんつつじなどでもテッペンの高い所にとまりますが、よくTVのアンテナに止まってキリリコロコロ とか ビュイーン キリキリ コロ ジューイ などど澄んだ声で囀っています。

 ヒヨドリの数が減りました。林檎などの餌にもあまり近寄りません。満開の桜の花を啄いばんでいるのが時折みられました。コブシの花が咲いているときには盛んに花を食べに来ていましたが。

 代わって専ら林檎に来るのはムクドリです。数羽が群れでやってきては喧しく軋り声を上げながら林檎をつつきます。食欲も旺盛で、林檎の切片がすぐになくなってしまいます。メジロは滅多にこなくなりました。やはり桜などの蜜の方が魅力があるのでしょうか。

 あまり変わらないのがキジバトです。毎朝、あいかわらず10羽近くが梅や欅の枝に止まって餌を待っています。若葉が伸びきたので気をつけないと姿がわかりません。雀も数が減ったようですが、時には集まって賑やかなお喋りをしていることもあり、粟や米粒もきれいに食べてくれています。

 もうそろそろ繁殖の季節です。若葉も伸びて虫もでてくる時期です。給餌も間もなくお終いにしようと思っています。

 それから深澤さんの白雲木の鳥の巣はキジバトではないでしょうか。キジバトの巣は細い枝等を粗く組み合わせただけの粗末なもので、卵や雛がこぼれなければいいのでしょう。意外と身近な場所に巣作りをしていてびっくりします。ハトの餌は穀類などが主体ですが、雛の餌は親の「そのう」(そは口偏に素、嚢)の内壁から分泌されるチーズ様のもの(ピジョンミルクと呼ばれる)を吐き出して与えるので、他の鳥と違って虫が発生する初夏に限定されることがなく、一年中繁殖できるという特性があります。冬、雪の中で子育てをしているキジバトを見たことがあります。

 今、この文章を入力しながら窓の外を見ていたら、窓のすぐ前にあるカエデにヒヨドリが来て何かをしきりにつついているのに気がつきました。双眼鏡でみると、まだ十分に伸びきれないでいる若葉の陰に、赤い花が咲いているのが見えますが、この花を夢中になって食べているのです。以前、カエデの若葉の頃、雀が枝先で何かをつついているのを見たことがありましたが、この時は、カエデの若い枝先についたアリマキを食べていたので、雀の嘴がアブラムシだらけになっているので笑ったことがありましたが、今年はまだアリマキはついていません。カエデの花も目立たないけれど、良く見るとなかなか綺麗です。ヒヨドリは本当にいろいろの花を食べ散らかすので困りものですが、カエデの花も餌になっているとは大発見でした。

 

 

    発言番号:255

    発言者  :権藤 卓也

    題名    :続・野鳥の楽しみ(7)

    登録日時:98/04/13 11:53

 

    春 暁         孟 浩然

   春眠不覚暁  処処聞啼鳥

   夜来風雨声  花落知多少

 

 いい季節ですね。今日は生憎大荒れの予報が出ていますが。

 天気の良い日はこの詩の通りに、四十雀がご機嫌でツピーツピーツピーと囀っているのが聞こえます。幸せだなあ。

 近所の染井吉野がみんな散ってしまって、わが家の大島桜だけが白い花を緑の葉陰に一杯につけて咲き誇っています。強い南風が吹く度に、真っ白な花びらがハラハラと飛ばされてゆきます。

 ヒヨドリが1羽2羽とやってきては、下向きに咲いている白い花の真ん中に細い嘴を差し込んで蜜を吸います。花びらを食い千切るなどの不作法なことは全くありません。こんなにも礼儀正しい鳥だとは知りませんでした。

 目白も2〜3羽が連れだってきて、花の下側に可愛らしくぶら下がって蜜を吸っていきます。雀がたまに来ては、花の根元を食い千切って蜜を食べています。嘴が短いので花の底まで届かないのですね。

 今日は風が強いので、長閑とも言えませんが、しかし春の日を楽しんでいます。

 

 

    発言番号:256

    発言者  :権藤 卓也

    題名    :続・野鳥の楽しみ(8)−燕が来ています

    登録日時:98/04/15 22:33

 

 今朝石神井町の商店街を歩いていたら燕がスイーと飛んでいったのでびっくりしました。いつも巣をかけるクリーニング店の軒裏を見にいったら、昨年の古巣の表面にうっすらと新しい泥が塗ってあったので、2,3日前にでもきたのでしょうか。

 西武線の石神井公園駅のホームの上にも毎年巣をかけます。昼頃電車に乗るのでホームで待っていたら、架線に燕が一羽止まって囀っていました。とても懐かしいですね。

 今年も燕の子育てを楽しむことができそうです。

 

 

    発言番号:261258へのコメント)

    発言者  :権藤 卓也

    題名    :館林つつじが岡公園城沼の野鳥記録

    登録日時:98/04/19 18:01

 

 太田さんから館林市のつつじが岡公園の丁寧なご案内がありました。私はまだつつじが岡公園に行ったことはありませんが、同公園に広がる城沼という池には野鳥観察に行ってみたいとかねがね思っていました。私は野鳥の会の群馬県支部にも参加しておりますので、群馬県の鳥の情報は支部報でよくわかります。城沼は家族向けの探鳥コースになっていて、原則として隔月の第1日曜が定例の探鳥会になっています。それで過去の探鳥会の記録をあたって見ましたら、4月と6月の第1日曜が該当していて、昨年、一昨年は以下の通り、30種前後の鳥が観察されていることが判りました。4月はまだ冬鳥が残っていて、マガモやコガモ、オオジュリン、アオジなどの名が見えます。6月になると今度は夏鳥が来ていて、カッコウやオオヨシキリなどが観察されています。4月の終わりまでには冬鳥と夏鳥の交代は終わっているだろうと思いますが、残念ながら5月には定例探鳥会の記録はありません。

 ツツジを見にいったら、ちょっと耳を澄ませると、これらの鳥の声をきくことが出来るかもしれませんし、城沼の畔に出れば、カイツブリやカワウ、コアジサシなどの姿も見られるでしょう。

 ご参考までに、少々煩雑ですが、鳥の記録を以下に記載しました。

 

◎城沼 探鳥会記録

19964 7 日  31種

 カイツブリ、カワウ、ゴイサギ、マガモ、カルガモ、 コガモ、オカヨシガモ、ハシビロガモ、クイナ、オオ バン、コチドリ、コアジサシ、キジバト、ヒバリ、ツ バメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モ ズ、ツグミ、ウグイス、メジロ、ホオジロ、オオジュ リン、アオジ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、 オナガ、ハシボソガラス

 

19966 2 日  27種

 カイツブリ、カワウ、ゴイサギ、ダイサギ、コサギ、 カルガモ、キジ、コチドリ、コアジサシ、キジバト、 カッコウ、カワセミ、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、 セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、オオヨシキリ、ホ オジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、カケス、オ ナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

 

19974 6 日  35種

 カイツブリ、カワウ、コサギ、マガモ、カルガモ、コ ガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、クイナ、オオ バン、コチドリ、タシギ、コアジサシ、キジバト、ア マツバメ、コゲラ、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、ハ クセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ツグ ミ、シジュウカラ、メジロ、アオジ、オオジュリン、 カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシ ボソガラス、ハシブトガラス

 

19976 1 日  26種

 カイツブリ、カワウ、ゴイサギ、ダイサギ、カルガモ、 キンクロハジロ、キジ、コチドリ、コアジサシ、キジ バト、カッコウ、ヒバリ、ツバメ、セグロセキレイ、 ヒヨドリ、モズ、ウグイス、オオヨシキリ、メボソム シクイ、セッカ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ム クドリ、オナガ、ハシボソガラス

 

 

    発言番号:265252へのコメント)

    発言者  :深澤 龍一

    題名    :続・野鳥の楽しみ(6)

    登録日時:98/04/21 15:15

 

  権藤さんには何時も読み応えのある「野鳥の楽しみ」をお届け下さいまして有り難うございます。お蔭様でここ一両年色々勉強させて頂きました。そして権藤さんの克明な観察眼に唯々感嘆するばかりです。

  我が家を訪れる鳥達の行動も権藤さんのおっしゃる通りで、今朝からも狭い庭を眺めていますが、私の大好きな「四十雀」は今日は未だ姿を見せません。一体何処にいるのでしょう?

  一番にやってきたのは「ヒヨドリ」でした。大きな椿の枝の間に潜り込んでやはり残された数少ない花の蜜を吸っていました。彼らはこれが大の好物のようですね。花の多い時は尻尾を真上にして逆立ちしながら懸命に吸い付いている姿は誠にユーモラスです。その代わり花のない季節に、この花を採って一輪挿しに生けようと思っても、彼らの仕業で花びらが黄色い花粉ですっかり汚れて使い物になった試しがありません。彼らは少し開き始めた頃から啄ばみ始めますから・・・。

  続いて「ひまわりの種」の餌台にやって来るのが、おっしゃるとおり「河原鶸」です。(今朝も良く見ましたら羽の黄色がとても鮮やかでしたから間違いありません)彼らは何処からともなく3羽4羽とやってきますが、杉の木に懸けた巣箱には全く関心が無いようです・・・。(四十雀は時折この辺りをウロチョロしていたのですが・・・)

  先日家内が何処かの奥さんから「ひまわりの種」を3袋も貰ってきましたので、何時餌付けを止めようかと思案しています。

  何かガサガサ音がしたと思ったら「雉鳩」でした。我が家には彼らの食べる餌は置いていないのですが、ヒョットしたら権藤さんご指摘のあの白雲木の上の巣で孵った「新顔」が故郷恋しとやってきたのかなと想いを馳せています。

  「めじろ」はとっくに姿を見せなくなってしまいました。

  今、昼前です。パソコンに疲れたので2階のベランダに出てみましたら「キリキリ」と言うような澄んだ鳴き声が聞こえてきましたが、姿は見えません。「河原鶸」が鳴いているのを見かけた事がありませんが。

  格調高い権藤さんの「メッセージ」への誠にお粗末な「コメント」で済みません。

 

 

    発言番号:297

    発言者  :権藤 卓也

    題名    :続・野鳥の楽しみ(10)ヒナの巣立ち

    登録日時:98/05/28 07:15

 

 野鳥週間もとっくに終わって、今は鳥達は子育てに一番忙しい時期です。山へ行けば野鳥の賑やかなコーラスを聞くこともできますが、ここ都会では鳥の密度は薄く、それぞれに巣作りをしてはひっそりとヒナを育てているようです。緑の葉がすっかり伸びているので姿を見つけることも難しくなりましたが、声が聞こえるの烏、雀、ヒヨドリぐらいで、ムクドリやカワラヒワも滅多に聞かれなくなりました。それでもどういうわけか、今年は石神井では鶯のホーホケキョが毎朝聞かれます。何処か近くに巣作りをしているのでしょう。

 石神井公園駅のホームの燕達も忙しくひっきりなしに餌運びをしているのですが、上を見上げてこれに気がついている乗客は誰もいないようです。駅の手前のクリーニング屋の軒下の6羽の雛は、そのうちの1羽が巣から落ちて下に置いてある植木にとまっているのを家内が通りすがりに見ていました。昨日の夕方見たら巣の中には4羽の雛が残って大きな口を開けていました。雛の巣立ちは一斉にではなく、育ちの遅速に応じて順々になるようですね。

 ハクモクレンの枝に雀が1羽とまっているのは巣立ち雛らしく、動きも多少ぎごちないような感じです。時々親雀らしいのが虫をくわえてやってきて食べさせています。雛の大きさももう親と同じで、区別がつかないぐらいです。虫も何処からとってくるのか、遠目にも結構大きくて3cm位の長さはあるでしょう。そんな虫がどこにいるのか、探してみても全然見当もつきませんが。

 巣立ちは雛にとって大きな試練に違いありません。新聞などにも時々記事が見られますね。でも、落ちた雛を見つけたらどうしたらよいのでしょうか。

 ニフティサーブのフォーラムにネイチャーフォーラムがあり、その中にネイチャー&バードフォーラムというのがあります。FBIRD でアクセスできますが、ここは鳥キチの巣で、よくもまあ鳥好きが集まったというほどおしゃべりが賑やかです。私のような怠け者にはなかなか近寄りがたい雰囲気です。

 その中のデータライブラリに、「巣立ちビナ対応マニュアル」というのが以前にはありました。今度久しぶりに FBIRD  を訪問してみたら、この4月から構成がすっかり変わってしまって、何がどこにあるのかすっかり判らなくなってしまっていました。幸い?「巣立ちビナ対応マニュアル」は昨年の6月1日にダウンロードしたのが手もとにあります。ご希望があればこの会議室にのせてもいいのですが、300行近くもあるので躊躇しています。でも、一番大事なポイントが冒頭に記載されているので、その部分だけを引用することにしました。ご参考になれば。

 

■巣立ちビナ対応マニュアル

                                         1995/06/12 佐々木 勉

 「Q&A」形式 巣立ちビナ対応マニュアル(一般編)

もし、巣立ちビナを見つけたら……

  1.巣に戻してはいけない

  2.親鳥を探す必要はない

  3.絶対に、連れ去ってはいけない

 

 巣立ちビナを保護したらどうすればよいか。そのための救急マニュアルは、様々な自然保護団体から出版されている。しかし、どれもが、どうやって育てるかに重点を置いているため、かえって読者を巣立ちビナ探しに野山へ駆り立てる内容になっている。このマニュアルは、初めて、巣立ちビナを救うことを目的として作成された。特に、「巣に戻してはいけない」「親鳥を探す必要はな い」などは、まったく新しい対応法である。

 

 

    発言番号:456447へのコメント)

    発言者  :権藤 卓也

    題名    :小綬鶏

    登録日時:98/10/18 23:25

 

 樋口さんの「三菱風土抄」は本当によく勉強されていて、大変参考になります。そういえば、昭和40年代でしたか、三菱商事別館に三菱の展示ショウルームがあって、そこへ行くと三菱各社の製品や歴史、沿革などが詳細に展示されていて、岩崎の三菱創業以来の一覧表などもあったように覚えています。今はどうなっているのでしょうか。

 江東区の清澄庭園や、成蹊学園など、いろいろなところで岩崎家が残した立派な業績にびっくりすることが多いのですが、小綬鶏の放鳥が岩崎俊弥によってなされたことは全然知りませんでした。小綬鶏は中国原産ですが、これが1919年(大正8年)に東京で、後神奈川で導入されたことはいろいろな本に書かれていますが、これが岩崎によるものであることは全く書かれていません。もうそれから80年、小綬鶏は日本中のどこにでもといっていいぐらいに拡がって、どこででもあの元気な「チョットコイ」の声が聞かれます。この夏も神代植物公園で声を聞きましたし、榛名高原邑の私の家の庭先でも鳴いています。ここ石神井公園では数年前までは声が聞こえていましたが、最近は聞けなくて淋しい思いをしています。少しオーバーに言えば、下草の繁った雑木林があれば大抵小綬鶏の声が聞こえるといってもいいと思います。でも姿を見ることは難しく、声を頼りに追いかけてもなかなか見つかりません。

 小綬鶏の声の「聞きなし」もいろいろとあるのですね。小綬鶏の鳴き声は最初、突然に大きな声でピィッピィピィピィと鳴いた後、続けてピィッグゥグィ、ピィッグゥグーィを何度も繰り返し、次第に遅くなって7、8回も鳴くと静かになりますが、「ピィッグゥグィ」のところが私などもやはり「チョットコイ」とどうしても聞こえます。「聞きなし」というのは、鳥などの鳴き声を人の言葉に当てはめて聞くことで、鶯の「法、法華経」やカッコウの「特許許可局」などがそうです。頬白の「一筆啓上仕り候」や「源平ツツジ、白ツツジ」も有名ですが、センダイムシクイの「焼酎一杯グイー」などは傑作ですね。この「聞きなし」は中西悟堂の「定本野鳥記」によくまとめられています。

 

 

    発言番号:619

    発言者  :権藤 卓也

    題名    :第3野鳥の楽しみ−燕、桜の鳥達

    登録日時:99/04/10 23:02

 

 野鳥の楽しみも昨年の春で一段落をしたまま、この冬の季節はそれこそ鳴かず飛ばずで、御無沙汰をしてしまいました。

 もう春四月、今年は桜の開花は早かったのに、それから寒い日が続いていて、まだまだ花は満開のまま残っています。野鳥達も春支度、餌台のヒマワリには四十雀は殆ど寄りつかなくなりましたが、あちらこちらでピイチョピイチョピイチョとかツピーツピーツピーという華やかな囀りが聞こえます。冬の間続けてきていた給餌も先週で終わりにしました。

 

1.燕

 昨日燕が来ているのに気がつきました。昨年にくらべると一週間早いですね。昨年も、燕が来ると嬉しくて、早速井戸端会議にご報告したのですが(#256、4月15日)、今年は2羽が揃って、去年と同じ巣のある場所の前の電線に並んで止まっていました。何となくほっそりしている感じで、長旅でエネルギーを消耗しているのかなと心配になりました。でも、「お帰りなさい」と声をかけたくなるような、楽しい一日でした。

 

2.桜と鳥

 桜が咲くと、その蜜を吸いにくる鳥は、目白とヒヨドリと雀です。

 今年は目白が少なく、ヒヨドリが随分増えたような気がします。例年ならば、4−5羽の目白の群れが、うちの近くの桜にきているのですが、今年は2−3羽のグループを1−2度しか見ていません。

 4月6日、連雀会のグループで、井の頭公園のお花見にでかけました。少し涼しくて最後には雨粒が落ちてきましたが、桜は満開でお花見には最高でした。いろいろの種類の桜があって、花も楽しめましたが、私には桜に来ている鳥を見るのも楽しみでした。井の頭池に下りた最初のところで、早速目白が3羽、ソメイヨシノの花の間を見え隠れしながら蜜を吸っているのに出会いました。その後は時々ヒヨドリが3−4羽の群れで花にくちばしを差し込んでいるのを見かけましたが、それほどに数が多いという印象ではありませんでした。

 4月8日の花祭りの日は、別のグループに誘われて、靖国神社から千鳥が淵を通って北の丸公園まで、約10kmのお花見にお付き合いしました。風が強くて寒い日でした。お花見の人達はシートを拡げて、ビールで頑張っていましたが、寒かったでしょうね。2時間以上歩きつづけた間、鳥の姿はあまりありませんでした。身白はゼロ。ヒヨドリがたまに1ー2羽。雀の群れが騒いでいたのが数カ所でした。皇居に近いとはいえ、都心では鳥が少ないですね。特に風が強いという悪い条件が重なったせいもあるでしょうが。

 今朝(4月10日)のNHKの7時半ごろのニュースで、雀が桜の花を落とすという話題をとりあげていました。かなり丁寧な紹介で、目白やヒヨドリ達が、花弁の真ん中に細く長いくちばしを差し込んで蜜を吸っているところや、雀が花を根元から食い千切って蜜を食べている様子をアップで克明に見せてくれました。ただ、説明に登場した専門家は、「雀が最近、蜜を吸うことを学習したらしいこと、桜にしてみれば、目白やヒヨドリは蜜を吸う代わりに花粉を運んでくれるので歓迎だが、雀は花そのものを落としてしまうので繁殖の妨げになるので迷惑。」と言っていましたが、オオシマザクラやヤマザクラは小さなサクランボの実がなりますが、ソメイヨシノには実がならないので(稀に結実するらしいですが)、随分ピント外れの解説だなと思って見ていました。

 私の知るかぎりでは、雀が桜の花を落とす現象が紹介されたのは数年前に日本野鳥の会東京支部の会報が最初だと思います。私の家のオオシマザクラも花の姿のまま落ちているのには気がついていましたが、その後注意して見ていると確かに雀の仕業です。このことは昨年も井戸端会議にご報告してあります。(#001、4月3日。但し井戸端会議室からは SYSOP  削除で、「データライブラリ2 会議室から転記」に移されています。)

 私の家のお向かいには、ソメイヨシノの大木が6本ほどあって、道路の上にも大きく広がってすばらしい眺めになっています。それに向かい合って、わが家にあるのは多分、エドヒガンで、ソメイヨシノよりも2−3日開花が遅れ、また葉の色や出方がほんの僅か違うのですが、おおまかにみればソメイヨシノとほとんど変わりはありません。これら7本の桜に、雀がやってきては花を食い千切って落とすのですが、見ているとどうも、よく集まる木とそうでない木とがあるようです。姿のままの花が沢山落ちているのは特定の2本だけで、それもその木の下に均等に落ちているのではなく、決まった方向の枝先から落ちているらしいことがわかります。何か特別の理由があるのだと思いますが、いまのところ全く見当がつきません。雀に聞いてみたいものです。

 私の家のもう一本の桜はオオシマザクラですが、これはソメイヨシノとははっきり違って、開花が1週間ほどおそく、緑色の葉が先に出て、そのかげに白い花が数輪まとまって下向きに咲きます。ところがこの桜が鳥たちに人気があって、ヒヨドリが5−6羽、いつでもどれかの枝に止まっているし、雀もよく来ては花を落としてゆきます。オオシマザクラは今が本当の満開の時期になりました。(ついでに言えば、サクランボが6月頃に熟しますが、真っ黒な5mm程の丸い実ですが、これがまた鳥たちの大好物で、ヒヨドリ、オナガ、ムクドリなどが大騒ぎして食べに来ます。また、下に落ちた実を、キジバトがよく拾って食べています。人間が食べても仄かに甘くて、昔の子供たちだったら喜んだのではないでしょうか。)

 

3.楓にくる鳥

 桜が散りはじめると、いろいろの木の若葉が伸びはじめ、目立たないけれどひっそりといろいろの花が咲いているのに気がつきます。その一つに楓があります。薄緑色で少し赤みのさした若葉が伸びはじめ、その根元に小さな真っ赤な花が数個集まって咲いています。本当は楓の種類によって違うのだとはおもいますが、だいたい「イロハモミジ」というのが普通に多い種類のようです。楓の花は本当に小さいので、これを採取してルーペで拡大してみないとよく判りません。少し大きめ(といっても3mmほどの長さ)の真っ赤な萼片が5枚、その内側に少し色の薄い花弁が5枚、その真ん中に数個の雄蘂が高く(5mmぐらい)突き出ていて、なかなかに美しい花ではありますが、遠目にはとても何だかわかりません。

 楓の花が咲く頃になると、楓の枝先に小鳥がきて何かついばんでいるらしいのが見えます。双眼鏡で眺めてもなにをしているのかはよく判りません。それで、鳥が飛んで行った後で、枝先を折り取って調べてみました。そしたら、伸びはじめた若葉の付け根あたりに、アブラムシ(アリマキ)が何匹かついていることがわかりました。まだ柔らかそうなアリマキで薄茶色の透明な感じです。小鳥の種類は四十雀と雀で、四十雀はアリマキを餌として食べているようですが、雀の場合はよくわかりません。アリマキの出す分泌液は甘いので、蟻が幼虫を運んで来て牧畜をする話はよく知られていますが(それでアリマキ−蟻牧)、雀はアリマキの何を利用しているのでしょうか?

 雀は身近にいるのに、その行動と生活は意外と判っていないのだなとつくづく思いました。

 

 

    発言番号:627

    発言者  :権藤 卓也

    題名    :第3野鳥の楽しみ(2)−カラスの巣作り

    登録日時:99/04/17 18:38

 

 ソメイヨシノの花はもうすっかり終わってしまいましたが、わが家のオオシマザクラだけは盛りは過ぎたもののまだ沢山の白い花をつけていて、春風がそよそよと吹くたびに真っ白な花吹雪が舞います。少し風が強いときは、地面に落ちた花びらがまた舞い上がって地吹雪となって遠くまで運ばれて行きます。このオオシマザクラには、ヒヨドリだけがいつも5、6羽、花の中に嘴を突っ込んで黙々と夢中になって蜜を吸うのに余念がありません。このサクラは、今こうしてキーボードを叩いている二階の窓の東側で2−3mのところにあるので、サクラの花見とヒヨドリの鳥見をしながらの書き込みです。

 この部屋の南側の窓の右手、約10mのところにシイノキがあります。この椎の木はスダジイですが、かなりの老木で、根元から5本の幹が分岐して立ち上がっていて形が面白いというので、「練馬の名木」に指定されています。幹の中はうつろになっている部分も多く、そのせいかキツツキがよく来てはつついてゆきます。アオゲラが多いのですが、時にはコゲラもやってきます。

 ところで、この幹の一本の枝の分かれ目のところにカラスが巣作りを始めているのに昨日気がつきました。今もこうして見ていると、手前にあるハクモクレンの若葉の間を通して、せっせと巣作りをしている様子がよくわかります。双眼鏡を使うともっとはっきりします。

 このところ、カラスがよく来るなという印象は持っていましたが、まさか目の前で巣作りを始めるとは思いもよりませんでした。

 カラスの雌雄は勿論判りませんが、2羽の番いが、代わる代わる20−30cmぐらいの長さの小枝をくわえてきては、丹念に置き換えている様子ですが、見たところではただ雑然と積み上げただけのように見えます。

 これからどうなるのか。こうしてキーボードを叩きながら観察出来るという稀なチャンスなので、時々成り行きをお知らせするつもりです。

 

 

    発言番号:630

    発言者  :権藤 卓也

    題名    :第3野鳥の楽しみ(3)鴉の巣籠もり

    登録日時:99/05/05 23:04

 

 前回はカラスの巣作りに気づいた時の様子をお知らせしましたが、その巣作りもどうやら終わったらしくて木の枝を運ぶこともなくなり、一羽が巣の中に座り始めたのが4月23日頃でした。始めのうちは座り込む時間よりも外に出ている時間のほうが長かったのですが、もう2週間近くたった今では、餌をとりに出掛けるらしい間を除けばずっと一羽だけが巣のなかに座りつづけています。決まった一羽が座っているのか、交代でやっているのか、これは全くわかりません。朝早くには、巣のなかの鴉が4−5声鳴くこともありますが、一日中全く静かです。これでは、通りすがりでは誰も鴉の巣があるとは絶対に気がつかないでしょう。

 巣のなかでは右の方を向いて座っていることもあり、左を向いていることもあり、その向きは一定していません。時々首を伸ばして空を仰いだりするのが見えます。たまに立ち上がって、体を揺すって坐りなおすのは、卵を動かして均一に温めるためでしょうか。

 

〔カラスあれこれ〕

 カラスという字を漢和字典で引いて見ました。烏、鴉、雅、のほかに亜偏に鳥と書いた字があります。烏はウまたはオと読み、烏の害を避けるために死んだ烏を懸けた形だそうです。鴉はアと読み、亜偏の鳥も同じ字で、雅も同じく鳴き声から来ているようです。ただ、雅の字はもともとカラスを意味するのですが、舞楽を意味する夏と通用するので、専ら雅びやかとか正しいとかの意味のほうが通例になってしまっているのだそうです。

 普通にカラスと言っている鳥にはハシブトガラスとハシボソガラスの2種類があります。カラス科の鳥にはそのほかに、カケス、ルリカケス、オナガ、カササギ、ホシガラス、コクマルガラス、ミヤマガラス、ワタリガラスが日本に住んでいます。

 大都会でのさばっているのはハシブトガラスで、我が家で巣籠もりをしているのもハシブトガラスです。ハシボソガラスは都会ではなく、村落付近の農耕地などで普通に見られます。

 ハシブトとは嘴太で、ハシボソよりもくちばしが太いのが特徴です。体の大きさもハシボソよりもやや大きく、全長56cm(ハシボソは50cm)。一番区別のつくのは額が出っ張っていて、くちばしの付け根との間にはっきりと角度のついた段があることです。ハシボソはくちばしと額の間がなめらかに繋がっていて段差がありません。また、鳴き声は、ハシブトのほうはカアーカアーと澄んだ声なのに対して、ハシボソはカララカララとかガーガーなどの濁った声で鳴きます。

 今、都会でカラスに悩まされているのはハシブトガラスで、東京では2万羽に増えているのだそうです。「日本野鳥の会・東京支部」では「とうきょうのカラスをどうすべきか」というシンポジウムを開催しています。私も1月17日に開催された第1回のシンポジウムに参加しました。第2回は6月27日に開催される予定になっています。この関係のお話はまた別項でお知らせすることにします。

 

 

    発言番号:633630へのコメント)

    発言者  :深澤 龍一

    題名    :第3野鳥の楽しみ(3)鴉の巣籠もり

    登録日時:99/05/11 11:14

 

  今年も権藤さんの「野鳥のお話」が登場して、毎回楽しく拝見しています。

  冬場、我が家を訪れてくれた鳥たちも給餌を止めて1週間もしたら余り姿を見せなくなりましたが、それでも昨日は何をしているのか五月蝿いくらいヒヨドリが大勢でピーピーとそれはもう「けたたましい」程に騒いでおりました。四十雀も時々はあの可愛い姿を見せてくれます。

  久し振りに狭い庭の「草取り」をしていましたが、給餌を始めてから「マンリョウ」の小苗が余計に増えたようです。実がなるまでにはまだまだ時間がかかりますが、精々抜かないで育つのを見守る事と致しましょう。それにしても、あの「ヒマワリ」の殻をあちこち固まって撒き散らすのは困りますねぇ〜。

  都心に比べると少し気温が低いせいか、毎年やってくる玉川学園前駅のツバメは今年はまだお目に掛からないようですが・・・。

  権藤さんは観察が鋭いから、お宅の「鴉の巣作り」のお話をトテモ興味深く拝見しています。私も楽しみにして見守る事と致しましょう。それにしても巣の中に座り込んでそろそろ20日近くが経過しましたが、一体鴉は何日で孵化するのでしょうね。

 

 

    発言番号:631

    発言者  :権藤 卓也

    題名    :第3野鳥(4) 鴉シンポジウム

    登録日時:99/05/07 18:22

 

 昨日も今日も、五月晴れの良いお天気です。我が家のハシブトガラスも時々は出歩くものの、だいたい一日中巣に籠もって卵を抱いています。巣の高さが大体地上6mで二階の庇と同じ高さですから、今は視線をやや上にして見ているので、巣の中の様子は判りません。母鳥(?)は首を上げて時々周囲を見回したりしています。真っ黒けですから何も判りませんが、双眼鏡でみていると黒い頭のそれらしい場所に丸い目がパッパッと瞬間的に見えます。目を開けている時は黒くて判らないが、瞬きをするときは瞬膜が閉じるので、そのときだけ灰色に見えるのでしょう。普通は2−3秒に1回ぐらい瞬きをするのに、何故かわからないけれど、1秒に2−3回の急速な瞬きを暫くのあいだ続けることもあります。鴉の瞬きなんて始めて見ました。

 

「とうきょうのカラスをどうすべきか」

 昨日の夕方のNHKのTV番組で、日本野鳥の会の東京支部で東京の鴉の生息状況の実態調査を始めていて、5月末までに結果をまとめ、6月に開催するシンポジウムで発表する予定と伝えていました。調査担当の川内博さんが、「カラス問題は環境問題ではなく、本質的にはゴミ問題なのです」と強調していたのが印象に残っています。

 その6月のシンポジウムの案内は次の通りで、もし参加したい方があれば申し込まれたら如何でしょうか。参加資格は野鳥の会会員である必要はなく、だれでも関心のある人は参加できますが、希望者が殺到しそうなので、申込みはお早く。

 

 『カラス・シンポジウムの第2回を6月27日(日)に行います。』

 1月27日に開催した、第1回カラス・シンポジウム「とうきょうのカラスをどうすべきか」には会場満杯の約500名が参集され、カラス問題の深刻さが明白になりました。シンポジウム自体は初めてにしてはスムーズに進行し、参加者のほとんどは開催の意義を前向きにとらえ、ご支援をいただきました。しかし、シンポの内容については、多くの人の期待していたような妙案を出せるようなレベルのものではありませんでした。これは実施する前からわかっていたことで、20年来の問題の答が1回の話し合いで出るはずはありません。何回も、機会あるごとに、いろいろな方法で、多くの人が関わって、はじめて良案が出るものです。第1回目は、鳥関係者が一堂に会して話し合うという姿勢を重要視したものです。そこで、第2回目を下記の要領で実施します。今回はタイトル通り「どうすべきか」という視点で進行します。なお、定員制ですので、興味のある方は早めにお申し込みください。

1.日時:1999年6月27日(日)午後1時〜4時

2.場所:立教大学(東京・池袋)<予定>

3.題名:とうきょうのカラスをどうすべきか・2

4.パネラー:柴田敏隆、黒沢令子ほか

5.資料代(1,000円)

6.受付け人数:先着200名

7.参加方法:支部事務所宛、往復はがきに住所・氏名・電話番号、および返信用ハガキに自分の宛名を明記して、6月12日までにお申し込み下さい。

    日本野鳥の会 東京支部

    160-0022 東京都新宿区新宿5−18−16

         新宿伊藤ビル3階

         TEL 03-5273-5141

           FAX 03-5273-5142

    E-mail  KYW06423@nifty.ne.jp

 

 1月の第1回のシンポジウムには私も出席しました。用事があって1時間程遅れて参加したので、超満員の会場の後ろのほうで、数台のTVカメラの砲列の間に割り込んでやっと聴講出来たほどに凄まじい人気でした。今度の第2回はどうなることやら。申し込みだけはしましたが。

 シンポジウムの報告などは追々、ボチボチすることにします。

 なお、パネラーに予定されている黒沢令子さんは、第1回のシンポでは「井の頭公園のカラスとその行動」について詳しい観察結果を報告していて、話もなかなか面白かったのを覚えています。

 

 

    発言番号:639

    発言者  :権藤 卓也

    題名    :第3野鳥(5)鴉の雛が孵ったようです

    登録日時:99/05/12 23:25

 

 深澤さんからもご心配戴いていましたが、鴉の雛がようやく孵ったようです。

 10日ごろから、巣の中で坐っている親鳥の動きが少し変わってきたような気がしてはいましたが、今朝、深澤さんのニュージーランド道中記をダウンロードしながら目を上げると、親鳥が白い物体をくわえて引っ張り上げる仕種をしているのが見えました。その白いものが何であるかははっきりとは確認出来ませんでしたが、どうも卵の殻であるように思われました。その後、体をゆすって座り込むのですが、どことなく翼を膨らませて坐っているようにも見えます。

 時々、巣から飛び立っていなくなります。餌を探しにゆくのでしょう。5分もすると帰ってきて、巣の縁に立ったまま、首を伸ばして嘴から中の何かに餌を食べさせているような行動を見せます。残念ながら巣の中に何がいるのかは全く分かりませんが雛がいるのは確かでしょう。何羽いるのか?もわかりません。帰って来るときも嘴に餌がみえないので、口の中に含んで持ってくるくるようで、何を食べさせているのかも皆目不明です。餌を与え終わると、翼を少し拡げ気味にして、体を揺すって落ちつけます。今までは、親貯坐っているとき嘴の向きは水平でしたが、今日からは、首を少し上向きにして、嘴が30度位上向きになっています。

 1時間に2−3回、別の親鳥がやって来て、巣の中に坐っている母鳥?に餌を口移しに食べさせています。これも餌は口の中にだけ入れているようなので、餌の種類などは分かりません。母鳥はそのまま自分で食べてしまうこともあるようですが、時には立ち上がって雛に食べさせています。また、ある場合には、2羽が代わる代わるに雛に餌を与えていることもあります。

 雛はまだ生まれてせいぜい1−2日と思われるので、もう何日か立たないと私のところからは姿を見ることはできないのではないでしょうか。

 石神井公園駅の近くのクリーニング店の庇に作った燕の巣は、今親鳥が卵を抱いています。去年の古巣の上に新しく泥を積み上げ補修して一回り大きくなってはいますが、それでも親鳥が坐ると頭も尻尾も全部巣の外にはみ出してしまっています。雛が孵ったら入りきれるのだろうかと心配です。今、駅への通りすがりに、様子を見るのが楽しみです。

 

 

    発言番号:662

    発言者  :権藤 卓也

    題名    :第3野鳥(6) 鴉の子育て

    登録日時:99/05/31 19:45

 

 前回お知らせしたのは鴉の雛が孵ったばかりの時でした。それからもう20日程経ってしまって、雛も随分大きくなりました。親鳥はせっせと餌を運んでいて、本当に忙しそうです。

 雛の数は2羽です。巣は斜下から見上げているので、普段は雛の姿は全く見えません。10分から30分位の間隔で、2羽の親が代わる代わる餌を運んできます。その時は雛が一斉に口を大きく開けて、チューリップの花のように真っ直ぐに上を向くので、始めの内はオレンジ色のくちばしだけがやっと見えていたのに、次第に首も見えるようになり、色も赤橙色と濃くなってゆきました。生まれてから10日ほど過ぎたころには、首も随分長く伸びるようになり、首のまわりには黒い産毛がポツポツと生えてきています。15日過ぎたころからは首の黒さもはっきりしてきて、親が巣の傍にくると、低い声でククククと鳴いて催促するようになりました。それまでは、雛も親も全く声を立てなかったので、誰も鴉の巣があるなどとは気がつかなかったでしょう。今は雛の声が聞こえると、親が来たのがわかります。

 親は巣に戻ると、雛の大きく開けた口のなかに、自分の嘴を突っ込んで何かを食べさせます。一生懸命見ているのですが、未だに何を食べさせているのか判りません。母親は雛に餌を与えた後、羽を膨らませて座り込み雛を温めます。10分か15分すると、巣から飛び立ってゆきます。父親の方は、15日位までは、巣に来るときは母親と待ち合わせているのか同時にやってきて、2羽が揃って代わる代わる餌をやっているのがまことに家庭的で、微笑ましい限りでした。15日を過ぎた頃からは、母親が温めることも少なくなり、2羽の親が交代で餌運びをしているらしく思えます。

 育雛期間は約1か月と言いますから、あと10日程です。雛が巣立った頃が親が一番神経質になる時で、近づいた人を攻撃するのもそのころだといいます。鴉によって個体差が大きいらしいので、うちの鴉があまりナーヴァスにならないように願いたいものです。

 

 

    発言番号:667

    発言者  :権藤 卓也

    題名    :第3野鳥(7) 鴉の子

    登録日時:99/06/06 22:59

 

 鴉の雛が誕生してからもう25日になります。2羽の雛はもうすっかり大きくなって、親達が餌を運んでくると賑やかに鳴き立てるようになりました。親たちの声はメゾソプラノの澄んだカアーカアーですが、子供たちの声は低いアルトのだみ声で、アヒルのようなガーガーです。1週間ほど前まではその声もまだ小さかったのですが、今では、どこにいても「ああ、今、親が来ているな」と分かるほどに騒ぎ立てるようになりました。

 子供たちの姿も立派になりました。随分大きくなって、羽の色も黒々としてはきましたが、まばらな所も多く、まだまだ見すぼらしい限りです。大きさは親の半分位でしょうか。全体の形や動作は、長良川の鵜飼の鵜を想像してもらえば、かなり近いですが、ただ首の長さがそれほどスマートではありません。時々、鵜のように翼を拡げたりしますが、羽がまだ生えそろっているわけでもないので、何とも恰好がつきません。

 餌はまだ形のあるものではなく、大きな口の中に親が嘴を差し込んで食べさせているのは以前と変わりなく、従って何を食べているのかは皆目見当がつきません。食事がすむと、すぐに反対側の端から何やら出てきます。これまでは、親がそれをくわえて何処かに持ってゆきましたが、今は、時には、雛がその時にお尻を巣の外に突き出して用を足すのが見られるようになりました。巣立ちまじかになると、糞の始末を自分でするようになると聞いていました。でも、まだ親の世話にもなっていて、一人前にはなっていません。

 鴉の子が「まあるい目をして」いるのかどうか、双眼鏡でながめているのですが、まだ確認できません。何しろ、餌を貰うとき以外はまだ巣の中に寝ているので、頭や背中が見えるだけなのですから。親が巣の中に座り込んで雛を温めるという仕草はもう全くみられなくなりました。

 石神井公園駅近くの燕の巣は、もう4羽の雛が巣立って、今は無人になってしまいました。小さな巣に、大きな雛が4羽、押し合いへし合いで詰まっていて、雛に比べるとずっと小さくてスマートに見える親燕が、頻繁に餌を運んできては順順に雛に食べさせるのを感心して眺めていたのですが。

 鴉の雛も、あと1週間か10日もすれば巣立つのでしょうか。

 鴉の親の警戒行動は「チャドクガ」で書きましたが、普通に庭掃除している程度では別に目立ったことはありません。ここしばらくは、庭木の枝きりや剪定などは止めておいたほうが無難なような気がしています。

 

 

    発言番号:669

    発言者  :権藤 卓也

    題名    :第3野鳥(8) 鴉の子(2)

    登録日時:99/06/15 10:27

 

 鴉の子が生まれてから1か月以上経ちました。もう随分大きくなって、親の鴉に近い大きさにまで成長して、雛とはいえなくなりました。身体中真っ黒な羽毛に覆われて、嘴の色もまだ少し黄色の部分が残っているものの黒々としてきました。時々翼をひろげて羽ばたきのお稽古をしています。

 親たちはだいぶ神経質になっていて、近くの道端でチャドクガ(もう最盛期は過ぎましたが、それでもいくつかの群れが見つかったりします)を探していると、すぐ上の電柱などに親鴉が止まってカーカーカーと威嚇してきます。これは、と思って少し離れたところに移動すると、また追いかけてきてすぐ近くの木の枝の上からカーカーとやられます。ここしばらくはあまり近づかないほうが無難なようです。

 鴉の子は、よく見ると、羽毛は親のような青光りのする濡れ羽色には程遠く、フワフワした感じの産毛で、色も濃い焦げ茶色と言ったほうが近いでしょう。翼の付け根あたりに小さな白斑がついているのもご愛嬌です。嘴は上側と下側のそれぞれ真ん中から黒く色づいてきて、嘴の縁の合わせ目のところは橙黄色が残っています。眼は大きくて丸く、目白程ではないのですが周りは少し色が薄くなっています。起き上がって坐ったところはもうイッパシの凛々しい鴉の形をしていますが、まだまだネンネで、親が来ると、大きなオレンジ色の口を開けて催促をするところは、以前と変わりません。鳴き声は大きくなって、親から餌を貰うときはガーガーと騒がしく鳴きたてるので、遠くからでも聞こえます。餌を与え終わって親が飛んでゆくと、後を見送って、ガー、ガーと低いだみ声で一声ずつ鳴いていますが、そのうちあきらめて寝そべるのか姿が見えなくなります。どんな餌を与えているのか、固形物をくわえてくることがないので相変わらず判りません。

 巣立ちももうすぐでしょう。どうなるのか、楽しみにしています。

 

 

    発言番号:672

    発言者  :権藤 卓也

    題名    :第3野鳥(9)鴉の子(3)大変!

    登録日時:99/06/17 22:08

 

 今日の午後4時ごろ、親鴉がひどく騒いで様子がおかしいので例の巣を見にいったところ、2羽いた子鴉が1羽だけになっていました。それでは巣立ちなのかなと思って周辺を探してみたら、もう1羽の子鴉が、椎の木の幹の斜めになった途中のところに危なっかしくとまったまま身動きが出来なくなっているのです。時々羽ばたきをしてみるけれども飛ぶだけの力はなく、また幹をよじ登るには2m以上もあって垂直になっているのでこれも不可能。すこしづつ体を動かしているうちに、結局は地面に滑り落ちてしまいました。親鴉が2羽、近くの枝からカーカーと騒いでいますが、どうすることもできません。

 鴉の巣立ちは、他の鳥とは違って、巣からいきなり羽ばたいて飛び立つということではなく、枝伝いに巣を離れて、親から給餌されながらだんだんと飛び方を覚えてゆくのだそうです。うちの子鴉も、巣立ちの第1歩で足を踏み外して転落したのでしょうか。現場をみていないので想像するしかありませんが。

 うちの近所には野良猫が沢山います。我が家の老猫ももともとは野良でした。今つきあっていて朝晩餌を貰いにくるミーミーはもうそろそろ満2歳になる雄猫ですが、頭を撫でてもらったり体に触ってもらうのが大好きという変わった野良猫です。そのほかにも何匹か常連がいて、なかには私とはどうもウマが合わないのもいま

す。

 鴉の子が地面に落ちて、心配はやはり野良猫です。もっとも近頃の野良猫は、鼠を見たこともないし、雀が餌をあさっているのを見て遠くからお尻を振っていても結局は捕まえる術を知らないのですね。しかし、猫は動くものに興味があり、何でもおもちゃにします。

 黒い野良猫とミーミーが鴉の子を眺めていました。どうなるのかなと見ていましたら、親鴉がやってきて、猫の前で地面でばたばたやっている様子です。灌木の影になって様子があまりよくわかりませんでしたが、鴉が偽傷をするというのは聞いたことはありませんし、始めて見ました。(偽傷というのは、チドリとかコアジサシとか石ころだらけの川原で子育てをする鳥たちは、敵が来たときに親鳥がその前で羽を引きずって怪我をした真似をして、だんだんと雛から遠いところへ誘ってゆき、雛はその間に安全な所へ隠れるという習性のことです。)

 結局、黒猫は追い払って、ミーミーのほうは別の遠い場所に誘い出して、まあ一応は事なきを得たのですが、これからが心配です。鴉の子は少し離れたツツジ(オオムラサキ)の大きな株の中に潜り込んで、ツツジの小枝の間に納まっています。地上1メートル半ぐらいのところでしょうか。まあまあ一安心。先程懐中電灯をつけて確認に行って来ましたら、おとなしくじっと寝ていました。

 早く飛べるようになるといいのですが。

 

 

    発言番号:674672へのコメント)

    発言者  :松本 喜一

    題名    :第3野鳥(9)鴉の子(3)大変!

    登録日時:99/06/18 19:16

 

 権藤さんのカラスの発言を興味深く拝見しています。実は私の近くでも同様な事件がありました朝早くからいやにカラスがうるさく泣くので不審に思ってましたが、さほど気にも留めずにいましたが、午後になり近所にお使いに行きましたら、隣のマンションの入り口に、カラスの幼鳥がうずくまってました。親切な人が居るもので小さな容器に水をいれてました。道路の電信柱の上で相変わらず親らしいカラスがうるさくわめいてました。

 おそらく電線か建造物にでもぶつかり、怪我をしているらしく飛ぶことも歩くこともできそうにありません。大きな口をあけて餌をねだってます、しばらくして再度みに行きましたが、カラスの子供の姿はありませんでした。おそらく親切な人が保護して給餌しているのではではないでしょうか、親カラスは相変わらずわめいてました。親切な人に保護され無事に成長してくれることを祈りつつ一言コメントしました。親カラスは相変わらず電線の上でわめいています。

 

 

    発言番号:675

    発言者  :権藤 卓也

    題名    :第3野鳥(10) 鴉の子(4)

    登録日時:99/06/19 19:55

 

 落っこちた子鴉は今のところ無事に過ごしています。転落したその晩も昨夜も、同じツツジの株の上のほうの枝のなかで寝ていました。昼間は庭の中の地面の上をあちこちに移動してはじっと佇んでいます。時々クワーと一声だけ低い声で鳴き、また親を呼ぶのか4−5秒おきに続けて一声鳴きを繰り返すこともあります。意外と行動範囲が広く、巣のある椎の木を中心に20m位の範囲を跳びながら歩きます。1mぐらいのそばまで寄ってもじっとしています。この2−3日で体も締まってすっきりとして鴉らしくなり、羽も黒さを増して艶もでてきました。嘴はまだ薄黒い黄色といった感じです。でも、子鴉のそばに寄ると、親が見ていて、すぐ近くの枝の上からカーカーカーカーと威嚇してきます。すぐ身近なところのにある小枝をむしりとって落としてみたり、羽ばたいたりと、いろいろとデモをやるので早々に引きあげざるを得ません。

 もう一羽の子鴉は巣の中にいますが、これもあまりじっとしていなくて、時々巣から出て、近くの枝の上にとまっていたりします。時々翼を広げて羽ばたきの練習をしたりして、また巣に戻ります。こうして次第に力をつけて本当に巣立つのでしょう。

 親は近くの電線や枝にとまって見張っています。異常な近づき方をすると、激しく鳴いて威嚇します。逆に、親の鳴き方で、地面にいる子鴉の居場所の見当をつけ

ることが出来るぐらいです。

 どうしたことか、あまり餌をやるのを見ません。一頃は随分頻繁に餌を運んでいたのに、もう充分成長したのでしょうかね? 巣にいるほうには、朝3回ぐらい餌を運んできたのを見ています。この子も随分大きくなって親と一見見分けが付かないほどになっているのに、餌をもらうときはやはり大きな口を開けて羽をばたつかせるので、大きななりをしてもまだ幼いのですね。地面に居るほうには餌をやっているのを見ていません。妻が心配して、ご飯粒や、茹で卵を崩したものを近くにおいてやっても、別に食べる様子はなく、飯粒のほうは雀がやってきて平らげてしましました。卵もきれいに無くなっていましたが、無くなり方がきれいすぎるところをみると、猫の仕業かなと思っています。巣にいる子鴉も相変わらず口移しで貰っているところを見ると、固形食ではないのかも知れません。

 野良猫は幸いほとんどやって来ません。雨の日は猫はあまり外出しないのでしょうか。例のミーミーも今朝一度餌をねだりにきただけで、餌を食べたあとはおとなしく引き上げて行ってしまいました。

 地面の子鴉は、今夜は椎の木の根元近くで50cmほどの高さのところにある枝分かれの木の股のところで寝るようです。

〔訂正〕前報の「偽傷」は「擬傷」の間違いです。

 

 

    発言番号:676

    発言者  :権藤 卓也

    題名    :第3野鳥(11) 鴉の子(5)

    登録日時:99/06/21 06:58

 

 地面に落ちた子鴉は、昨日の朝は寝ていた椎の木の、低い木の股から斜めに立ち上がる幹をよじ登る試みを何度も繰り返していました。しかし結局は失敗してまた地面に落ち、灌木の間でじっとしていることが多くなりました。ところが、庭の中を歩き回るうち、生け垣の間から道路に出てしまうことが何度かあり、見つけ次第庭の中へ追い返してやらなければなりませんでした。一度は若い娘さんの足元にうづくまっていたこともありました。幸いこの時は親が近くに居なかったのでよかったのですが、子鴉を庭の方へ追うときには、親がすぐ近くの枝の上から激しく鳴き立てて威嚇するので大変です。

 この子鴉は、昨日の夕方はまたいつものツツジの株の枝の中に入り込んでいましたから、そこで一夜をすごしたのでしょう。今朝はその近くの地面でじっと佇んでいます。食べ物はどうしているのですかね。ゆで卵を散らしておいても口を付けているのかどうか判りません。親が給餌している様子は見られません。この子ももう色は黒々として羽にも艶がでてきました。体つきも締まってきてスッキリと鴉らしく見えますが、嘴だけはまだ黄色みが残っていて、口を開けると中は鮮やかなオレンジ色です。(親の鴉は口を開けても真っ黒ですが。)

 もう一羽の子鴉も、もう巣からすっかり離れて、今朝は巣のある椎の木の隣にあるハクモクレンの枝に止まっているのを発見しました。1−2m位の距離なら飛び移れるようです。椎とハクモクレンとは枝が互いに入り組んで接触しているので、枝伝いに行動半径を随分拡げているようです。これも餌をもらっているのかどうかは判りません。

 2羽の親は近くの電線やTVアンテナの上から見張っていて、子鴉へ積極的に近づく気配のある何者かには、激しく鳴き立てます。しかし、襲ってくることは今までのところはありません。うちの鴉は比較的おとなしい方なのでしょうか。

 野良猫もあまり姿を見せません。親が鳴き立てているせいもあるのでしょう。ミーミーは朝は餌をねだりに来ますが、鴉には関心が無い様子で、餌を食べ終わるとさっさと居なくなります。まあ、心配しなくとも何とかうまくいくのでしょうか。

 

 

    発言番号:677

    発言者  :権藤 卓也

    題名    :第3野鳥(12) 鴉の子(6)

    登録日時:99/06/24 06:38

 

 鴉の子がわが家から居なくなってすっかり淋しくなってしまいました。

 巣の上に残っていた子は、もう巣に戻ることはなく近くのハクモクレンの枝などに止まっていましたが、一昨日は一度道路に下りて道路を横断してお向かいの庭の中に入って行くのが目撃されています。昨日は、お向かいの大きなソメイヨシノの道路に差し出たやや高い枝の上に止まっていました。時々、低い声で一声ずつ鳴いているのが聞こえます。様子を見にゆくと、近くで見張っている親に必ず見つかって、カアーカアーと追いかけられます。何を食べているのかわかりませんが、親が見張って面倒を見ているような気配です。この子はこれから正常に育ってゆくのでしょう。

 もう一羽の地面に落ちた子は、昨日の朝まではわが家の庭の中で、塀の傍や立木の幹の根元にひそりと立っていました。時々は低い声でクワーと鳴き、近づくとやはり近くの直ぐ上の枝から親にカアーカアーと怒られましたが、夕方探しに行くと何処に行ったのか、まるで見つかりませんでした。気を付けていても声も聞こえないし、どうしたのか心配です。木の上の子と違ってあまり飛べるような様子もなかったので、発育も遅れていたのではないでしょうか。

 今も空っぽの巣を見ながらキーボードを叩いているのですが、うちの庭の中は鴉に関しては全く静かです。代わりに子雀が大勢やってきて賑やかに囀っています。動作がどことなくまだ幼くて、からだも幾らか小さいように見えます。時々、遠くで子鴉のクワーが聞こえていますが、どうも一羽だけらしい。

 わが家に関する限り今年は鴉の季節は終わりです。これからは遠慮していた庭仕事や雨樋の掃除などを再開しなければなりません。

 

 

    発言番号:761

    発言者  :巖 隆吉

    題名  :大きなカラスとひよどり親子の壮絶な戦い

    登録日時:99/09/04 12:32

 

  最近私の家の小さな木陰で何時も小鳥の囀りが聞こえていました。

  ふと何事かなと注意していますと、近くの木にひよどりの親鳥が止まっていてさかんに「来い来い」と鳴いています。するとその近くまで幼鳥が飛んで行きましたので、成る程子育てで飛ぶことを教えているのだとほほえましく思っていました。

  ところが昨日の午後、家内が何気なく外を見ていると一寸遠い屋根の上からその親鳥がその子鳥を呼びますと子鳥はゆっくりヨチヨチと親鳥を追っかけて親の隣にとまりかけました。その状況を見てひそかに狙っていたカラスはその子鳥の後ろを追い着き強引にくわえ奪って逃げました。そのピイピイと激しく鳴く子鳥を救うべくその親鳥は大きなカラスに向って果敢にも戦いを挑み飛び立ち視界から去って行きました。

  その後、その子鳥はどうなったのかと可哀相で心配していましたが、今朝も同じ木陰でピイピイ鳴いていました。おそらくその親鳥の迫力におされたカラスが放したのでしょう。

    私たちもこのような凄い生存競争を直接見たのは始めてのことでした。カラスも食糧難でつい小さな鳥まで襲うのか、それとも単なるからかいともいうべき遊びなのか、皆さんはどのように思われますか?知見をお聞きかせください。

  それにしても、人間にも劣らない生存闘争の厳しさと親子の情愛を教えられた一齣でした。

 

 

    発言番号:765761へのコメント)

    発言者  権藤 卓也

    題名    :鴉の食性

    登録日時:99/09/05 22:22

 

 巌さんちのひよどりの親子はよく頑張りましたね。危なかった。

 ところで、鴉の食性は雑食とはいいながら、本来肉食であるようです。日本野鳥の会東京支部で今年「とうきょうのカラスをかんがえる」というシンポジウムを2回開催しています。私は2回とも出席して鴉の勉強をしていますが、第2回の分の報告を書きかけていてまだフロッピイの中に入ったままになっていました。なるべく早く完成して、お知らせするようにしますが、とりあえずは、巌さんのご質問に関係のありそうなことを書いてみます。

 

1.鴉は肉が好きです。何種類かの餌を並べて、どれを選ぶかという実験をしてみると、先ず肉にとびついて、その後はパンとか林檎で、魚は少し順位が落ちて、人参などは敬遠されるようです。生ゴミの袋の中に肉類が入っていると、これを引き出すために袋を食い千切って内容物を散乱させます。鴉は目がいいので、袋の内容を見て引き出すのですが、匂いには鈍感で、肉も新聞などで包んで外から見えないようにしておくと鴉は騙されているが、野良猫が匂いで判って食い破るので、結局は鴉も御馳走にありつけるという、共同作戦が成り立っているようです。

 

2.鴉はなかなか利口な鳥で、貝類を割るのに、高い所から舗装道路におとして貝殻を割って食べるとか、もっと利口なのは固いクルミを割るのに教習所の自動車のタイヤに轢かせて割るという例も観察されているようです。

 

3.弱い動物を襲って餌にします。小鳥の雛や卵は絶好の餌です。鴉が増えると雀や四十雀等の小鳥の繁殖がほとんど不可能になります。コアジサシという鳥は、川原のいしころのある裸地に卵を産み雛を育てますが、鴉に狙われて親が鴉を攻撃しても結局はすきを狙われてやられてしまうようです。おおたかでさえも雛を鴉にさらわれています。雀などは巣が屋根瓦の隙間などで鴉が入り込むことはできないのですが、雛が巣立つのを待っていて捕らえてしますようです。

 襲われるのは雛だけではありません。成鳥のドバト(お宮や公園にいる普通の鳩です)なども時々襲われて食べられるようです。北海道の牧場の例ですが、馬が出産すると、鴉がすぐそばで待っていて、生まれたばかりの子馬の目をつついて、ついには数羽で食べてしまうという被害が稀ではないそうです。

 

4.最近、公園などで鴉に餌をやって楽しむ人が増えています。鴉は利口な鳥なので、ただ食べるだけしか能のない鳩に餌をやるよりは、遙に芸達者で反応があって面白いのです。しかし、こうして鴉が人を恐れなくなって身近によってくると、弱い動物を襲う本能があるだけに、恐ろしいことが起こる可能性があると、野鳥の会の人達は本気になって心配しています。幼児を乳母車に乗せた母親が離れた隙に、何かが起こらないとはだれも言い切れないでしょう。「鴉に餌をやらないで!」というのが、野鳥の会のシンポジウムのアピールのトップです。鴉に人間を甘く見させずに、人を恐れさせて距離をおかせなければいけないというのが、野鳥の会の主張です。

 巌さんがご覧になったのは、鴉の日常行動のほんの一こまにしか過ぎないのでしょう。私も、オナガ(これもカラス科の鳥です)が雀(これは成鳥でした)をくわえて飛んでゆくのを見たことがあります。動物や植物、それから虫でも、生き物の世界は生きてゆくことがどれほど大変で、それこそ命懸けであることか。食べられる方は勿論ですが、食べる側だって食べなければ生きては行けませんからね。

 人間に生まれて、特に現代の日本に生まれて幸せだったなとつくづく思います。

 

 

    発言番号:766765へのコメント)

    発言者  三田 昌夫

    題名    :最近の報道より

    登録日時:99/09/07 07:32

 

 巌様の問題ご提起、及び権藤様のカラスの食性についての誠に鋭い御解説大変興味深く拝見致しました。直截に言いまして、生存競争の激しいこの世の中でカラスには何か同情出来ないものがあると思っていましたのに、残忍な肉食性が有るとは知りませんでした。阿呆阿呆と人を小馬鹿にしたような泣き声でノロノロしたユーモラスな動作は確かに役者で、とてもずるい賢さが有り愛すべき鳥だと思っていましたが、改めて子供の頃からの甘い印象だったと再認識した次第です。レストランの残飯を食い漁っているカラスに、ヒヨドリの必死の抵抗が判るだろうか位に思っていたわけです。野口雨城ですら見事「カラス何故泣くの …」とカラスの心情を唄っていますが、勿論「ヒヨドリ何故泣くの …」では、真面目過ぎて夢を追う童謡にはならなかったのでしょう。もっとも今様の「カラスの勝手でしょ」では済まされないものがあるように思えてなりません。

 さてこれからは生存競争がさらに激しくなっていくようですが、何か手を打たないと人間も堕落してしまいはしないかと思えてならないのです。不安を掻き立てることはもっと世の中を駄目にすると思いますので、緩やかな宮沢積極財政に期待したいと思いますが …。

 そこで、プラス思考と考えられる最近の報道からいくつか列挙してみます。

 数日前の新聞記事からですが、与謝野通産相が数億円(各1億円)の賞金をかけて独創的なコンピュタープログラムを応募すると提唱してますね。今官庁のシステムまでマイクロソフトシステムが入り込んで、このままでは日本の立場が無くなるとの危機感がにじみ出ているようですが、かなり大きな黒船がもう日本の岸壁に付いて日本に入り込んで活動しているのを感じます。長年の経験の有る英語くらいだったら Welcome ! で済ませるかも知れませんが、アメリカですら未だ数十年しか経っていないコンピュータ言語が普及してゆく状態は未だ良いとしましても、その利用規約の殆どがそのシステムの利用による何等かの損害が発生しても、賠償の責任を負わないとしていることです。この事に関し私は先に素朴な疑問を呈して来ました。そのシステムメーカーのみの責任に帰せられない問題が有る為なのかなと私自身がモラルハザードの不愉快な思いに耐える程度のことだからと思っていましたが、実はコンピュータの 2000年問題でそれは現実のことになって来たようです。 日銀は、コンピュータの誤動作問題は、万全の対策は取ったので、後は不安が不安を呼ぶ事を一番心配しているそうですが、日本の金融業界全体で実に 8,000億円をかけてこのための対策は取ったそうですね。

 最後に 9/4付の日経朝刊より、三菱化学 吉富製薬 協和発酵 ヒト遺伝子解析で新会社 は、久しぶりの新企業の出現を見た思いです。

 権藤様、萩野谷様には、私のガーデンニングに関し、色々ご参考のご意見を頂き有難う御座いました。巌様 誠に関心深い問題を具体的にご指摘いただき、感謝しますと共に、生前飾らぬお人柄で敬愛しておりました 向山様のご葬儀に当り心から哀悼の意を表し、茲に深い黙祷を捧げます。

 

 

    発言番号:770766へのコメント)

    発言者  八木 真之助

    題名    :最近の報道より

    登録日時:99/09/10 18:42

 

 761 巌様、765 権藤様,766三田様のカラス談義についてのコメント

 私は現在八王子市の郊外に住んでおります。今近くで圏央道の工事があちこちで進んでおりますが、そこで問題になるのがオオタカの存在です。当地で開発工事をしようとする時、必ず問題になります。オオタカが貴重種として保護されるようになって集落の境界部近くまで、圏域を拡大しております。

 オオタカの生態は常にオス・メスつがいで営巣し、半径1キロをその行動範囲としてその中で餌をとり雛を育てて,生活しております。年1回春に雛を孵し、雛は成長すると親とはなれ、行動を別にします。巣離れと同時に親の生活圏域からは追い出されて別に生活圏域を持ちます。雛を育てる時期は巣の近くでは工事は出来なくなります。

 オオタカの餌は小鳥です。小鳥は人間の近くで餌を求めて生活しております。その小鳥を餌にしているため里の近くに生息しているわけです。雛を育てる時はオスが狩をして小さく砕いて巣まで運ぶそうです。営巣地から少し離れたところで狩をして分解する場所があるようです

 かって私が関係していた開発事業でオオタカの問題が起こり、色々調査した時の経験です。開発予定区域の上空に何時もオオタカが行き交っていたので心配して、その道の権威者に相談した結果狩場はあってもすぐ近くに巣があるとは限らないとのことでした。

 オオタカの寿命ははっきりとは分からないようですが十数年とのことです。つがいの片方が病死か何かの理由でいなくなると数年して、又連れ合いを見つけて子育てをするそうです。浮気があるかどうかは知りませんが再婚はあるようです以上オオタカ談義でした