−6.北欧

 

 

    発言番号:353

    発言者  :大前安人

    題名    :北欧に旅して

    登録日時:98/07/24 17:32

 

 今年4月かねて知り合いのI”LLの添乗員から北欧の旅への誘いを受ける。1度は行きたいと思つていた所でもあり、家内と参加を決めた。総員20名、北は北海道、南は九州、主力は東京近辺なるも大阪の家族もと全国からの参加で添乗員の顔の広さを知つた次第。

 此の度の寄稿は実は巌さんに是非にと薦められて、勉強をかねて、記憶をたどりつつ雑感を述べることとした次第につき、悪しからず。

 

 

  発言番号:359

    発言者  :大前安人

    題名    :北欧の旅(その1)

    登録日時:98/07/30 11:09

 

 613日(土)11時半成田発アムステルダム経由ヘルシンキ現地時間2220分到着。夜だというのに西の空の陽は未だ沈まずまさに白夜。ホテルにつくと、当地でドッグショウが開催されているとかで、犬連れの客の姿が多く見られた。

 614日(日)シルバーライン観光、ハメーリンナ、ハットウラ、他バスと遊覧船    シルバーラインは銀柳並木のこととか,なつとく。道路がすいているので、ガイドに聞くと、現地の人は酒が好き、昨日が土曜日なので二日酔い、そのせいですよとのこと。

 615日(月)ヘルシンキ市内観光(カウバトリ朝市、ウスペンスキー寺院、シベリウス公園、元老院広場、オリンピック競技場、テンペリアウキオ教会他)ヘルシンキは、人口506千人バルト海の乙女の愛称で親しまれ緑豊かな森と、バルト海の美しい海岸線に彩られ街全体が自然公園とガイドブツクに書かれていたがまさにそのとうりであつた。北海道に似た気候、素朴な教会、そこの壁画の人物がアジヤ系であつた事、ライラツク、マロニエ、ナナカマド等の花が、また道路が綺麗だつたことが思い浮かぶ

 18時、シリヤ・ライン(シンホニー号)にてストックホルム)へ美しい多くの緑の島々、青々とした海の上を大型豪華客船(様々なブテイツクやレストラン、が並ぶ140メートルにもおよぶ吹き抜けのプロムナード)今回の旅のメインの楽しみの一つ乗船後天気悪くしばらくして雪,折角の良い景色が充分に堪能出来なかつたのが残念しかし朝方になり天気も回復見晴らし良く奇麗な島々(世界でも美しい一枚の絵画の様な)の中をすりぬけながらの旅は素晴らしかつた。

 616日(火)830 ストツクホルム着。バスと船で市内観光市庁舎、フェルガーテン展望台、王宮、旧市街 ガラムスタン、ドロツトニングホルム宮殿等を廻る。

 6月17 午前中、バスで市内観光。ヴァーサー号博物館、スカンセン野外博物館、ストツクホルムは、メーラレン湖とバルト海に囲まれた14の主な島とそれを取り巻く無数の群島からなる街で、北欧のベニスとたたえられる水の都。自然と人間、古い伝統と新しい息吹が優雅に調和している美しい街。

 一週間前文化会館で三日間の日本の歌舞伎(中村勘九郎一座)が興行されたが、一日できつぷが売り切れたとか。嬉しい話だ。

 湖に面して建つ市のシンボル市庁舎は800万個の煉瓦と1900万個の金メツキ・モザイクタイルを使用今世紀北欧最高の建築美だけに素晴らしく毎年開かれるノーベル賞授与式後の晩餐会の場所も拝見出来た

 王宮では衛兵の交代式も見学したが、王宮でも現王の居城である宮殿でも、その相当部分を一般公開されているのには驚いた。宮殿の庭園の美しかつた事が思い浮かぶ

 スカンセン野外博物館、日本の明治村の雰囲気.中世から続く農家、教会織物,ガラス工場等で実演もあり伝統を大事にしているなと感じた

 北欧は福祉国家所得税、消費税も高いが不平は余りなく子供の養育も国が色々配慮している様子ただ離婚率が高いとか子供との同居は極めて少ないとの事色々考えさせられた。

 

 

  発言番号:360359へのコメント)

    発言者  :巖 隆吉

    題名    :北欧の旅

    登録日時:98/07/30 11:51

 

  北欧の旅、ヘルシンキとストックホルムを入れていただき早速読みました。家内もかねがね北欧に行きたいと言っていましたので、羨ましく思っているところです。白夜はロマンチックでしょうね。しかし遊んでいると寝る時間がすくなくなり寝不足にもなりましょうか。

  6月15日船旅での雪、考えようによりますと日本では夏の雪は見られませんので珍しかったでしょう。さすが、相当寒いのですね。

  ストックホルムの王宮も公開されているようですが、外国は比較的にオープンにしているのには感心しています。3月に行きましたプラハ城には大統領の執務室があるのにわれわれ観光客は、衛兵の前をスタスタ歩いて入れるのには驚いた次第です。全く疑っておらず信用しております。日本人も学ぶべきことでしょう。でもテロのある日本では当分無理でしょうが....。

 

 

  発言番号:361359へのコメント)

    発言者  :濱田 賢一

    題名    :北欧の旅

    登録日時:98/07/30 23:59

 

 早速の旅日記、拝見しました。やはり、北欧というのは、シベリウスの名曲 にある通りの美しい処なのですね。大前さんの文章から、想像出来ました。

 ヨーロッパには、二度行きましたが、(尤も、一番北でも、Cambridgeでした が)白夜というのは、経験ありません。

 唯、同じく六月に行った時、緯度が大分南なのに、スペインのマドリッド辺り でも、21時半位なのに、未だ薄明るかったのを、(それから飲みに出掛けた もので)覚えています。(Daylight saving timeのせいかも)日本と比べて、そんなに緯度が違わないのに、と不思議に思いました。

 雪が降ったというのは、北欧の旅に相応しく、素晴らしい思い出になった ことでしょうね。

 

 

    発言番号:364

    発言者  :大前安人

    題名    :北欧の旅(その2)

    登録日時:98/08/01 14:47

 

 前回はヘルシンキ、ストクホルム、今回はオスロ、について廻つた所感を記述する。

 6月17日(水)14時50分 オスロ着  ホテル到着後自由行動。我々は一部の人達と、霧雨の中、タクシーでムンク美術館へ。

 表現主義の代表的な画家のひとりであるエドワルド・ムンクの美術館は日本からの、資金援助で改修されたとのこと。彼がなくなつた時その作品がオスロ市に寄贈されたとのこと。風景画や民族学的コレクションもあり珍しい作品にお目にかかれた。帰りは、車が拾えず地下鉄でホテルへ。

 北欧は他の国と違つて水がおいしく、安心して飲めるのが、嬉しい

 6月18日 バスにて、午前、スキージャンプ競技場,フログネル公園、ヴァイキング船博物館、コンチキ号博

物館等。午後 王宮の衛兵交代見物後、国立美術館 .夕食は久し振りの日本料理SHOUGUN。

 なんといつても印象に残つているのは、フログネル公園ノルウェーが生んだ大彫刻家グスタフ・ビーゲランの彫刻を集めた公園32万平方米の敷地内に彼が半生を捧げて制作した192点の作品、そのテーマは”人間の一生”その中央には高さ17米の御影石の石柱121人の老若男女が刻み込まれている。1本の柱に人の一生を刻んだこの作品には13年の歳月がかけられているという。

 その他の作品も、喜び、絶望、怒り、子供、老人等々それが男であり女であり、その生きざまの一瞬が表現されている。

 その一部の彫刻に小さな子供たちがまたがつて喜んでいたのを、思い出す。

 バイキングの国ノルウエー、見事な彫刻がほどこされたバイキング船も珍しかつたがバルサ材の筏船のコンテイキ号で太平洋8000キロを101日かけて航海したとの話には驚いた。

 6月19日(金)オスロより飛行機でベルゲンへ。10時50分ベルゲン着。バスで市内観光  グリーグの家、ベルゲン港、魚市場等オスロでの情報で、予定していたベルゲンからコペンハーゲンの飛行機がストで飛ばなくなりそうとのこと。添乗員は青くなつて観光は現地ガイドにまかせ1日その対策に飛び回る。我々はなるようになれと開きなおる。しかし翌日のストはなんとか中止となり、添乗員が二重の対策をとつてくれたお蔭で翌日の観光は1部の変更で無事事無きを得たが添乗員の気苦労は大変だつたと皆でね。

 

 

−3 北欧の旅(その3)

 

 

    発言番号:365

    発言者  :大前安人

    題名    :北欧の旅(その3)

    登録日時:98/08/02 00:23

 

 6191050分ベルゲン着。バスで市内観光。人口22万7つの山と7つのフィヨルドに囲まれた街、雨の多い街と聞いていたのに素晴らしくよい天気。ガイドもこんなことは珍しいと。またここは街の美しさとフィヨルドへの玄関口でもあり、作曲家グリーグの家がある事で毎年多くのクラシツク音楽の愛好家が訪れるとか。

 グリーグの家、海を望む木立の間に山荘風の白い木造の家がある。ここがノルウエーの大作曲家エドワルド・グリーグが亡くなるまえ25年間住み、多くの作品を生んだ家である。彼と妻の墓は細い道を下つた険しい岩場にあつた。記念にCDを求めた。

 ベルゲンの市場、青空市場 美しい花、豊富な魚、サーモン、ニシン、タラ、カニ等それに野菜から毛皮、インドやアフリカの小物、インデアンビイーズの装飾品までその品物の豊富な事。

 昼食は木造建築の倉庫(文化遺産)の2階”KOKEER”子エビのサラダ、ロースポーク等おいしかつた。

 ハンザ博物館、1702年建築という市内で最古の木造家屋の中に16世紀のハンザ商人の倉庫兼住居が再現されている。

 フロイエン山、標高320米の山。頂上へはケーブルカーが出ている。山頂からはうねうねと続くやま、その山にむかつてしがみつくように建ち並ぶ家々、複雑に入り組んだフィヨルド、素敵だつたが、客が多くて夕食の時間に間に合うように乗れるかが心配だつた。 結果はOKで一安心。

 6月20日  いよいよ待望のフィヨルド見物スカンジナビヤ航空のストで予定変更、添乗員が頭を痛めバスを使いフィヨルドをみてまたバスでオスロへそしてコペンハーゲンへ(鉄道も土砂崩れで一部不通)とのつもりで出発したが途中でストの解決の知らせがありフィヨルドまでバスや電車にも乗れ予定どうりのコースで、美しい景色を満喫した。

 フロム鉄道の電車から見た(途中停車)前長93米のショース瀧の威容、途中の景色の素晴らしさは表現出来ないほど。

 フロムから観光船でいよいよ出発深い谷間にきつりつする峰峰、その所々で激しい音を立てて流れ落ちる瀧、内陸に奥深く切り込んだフィヨルドはエメラルド色の水を満々とたたえている船上は風が強く寒くて大変  しかし、その中アザラシの群れに出会う。ガイドの話でも大変珍しいとのことであつた。

 素晴らしい景色、天気にも恵まれ皆大満足グツドバンゲンでバスに乗り換えベルゲンへ20時10分SK867でコペンハーゲンへ。ストの予想のせいか飛行機はすいていた。

 6月20日21時30分  コペンハーゲン着。 6月21日  バスで市内観光人口150万長い歴史を誇る王国デンマークの首都、古い建物の並ぶ美しい街ビールのカールスベアー・ゲフィオンの噴水・人魚の像・アマリエンボー宮殿、午後フデリクスボー城、チボリ公園 6月22日午前   市内観光、ローゼンボー宮殿[宝物館)。

 夏至の日で暑い晴れの日、リビエア海岸では、バスから日光浴の人々が多く見られた有名な人魚の像を見、その後現王室の衛兵の交代を見物、夕方はチボリ公園。夕食は公園内のレストランチボリ公園は1843年に1人のジャーナリストが時の国王に進言し夢の公園として造られた。我々の食事がすんだころか、どこからともなく金管楽器の音色、赤い上着に熊の毛皮の帽子をかぶつた少年たちの行進150年以上も続く伝統のアトラクションとの事。

 食後園内を廻りコンサート、アトラクションを聞いたり見たり園内の電車にも乗り楽しんだ。デイズニーランドが参考にしただけの素敵な公園であつた。

 市内のショツピング街、王室御用達のロイヤル・コペンハーゲンをはじめ手工芸の伝統技術の高さを感じさせる素敵な雰囲気をもつている。皆さん色々と買い物をされていた。

 宮殿の宝物殿の、特に王冠の素晴らしさが目にやきついている。

 22日の朝5時ごろか、大きな虹が見られたのも想い出に残つている。またこの街では自転車道が通つていたのには驚いた。

 6月22日   コペンハーゲン15時発アムステルダム経由成田には、6月23日日本時間14時ぶじ到着した。

追記

 以上11日の楽しい旅であつたが幸い皆事故もなく無事に帰れたのが嬉しかつた。ただ一人の方がよく忘れ物をされ、例えばパスポートをバスで落としたり、上着をホテルにおいてきてバスをひきかえさせたこともあつた。なんとか措置出来たが気をつけねばと思つた。

 スト等突発事故の際の対応は矢張りベテランでなければと痛感した。

 

 

    発言番号:367365へのコメント)

    発言者  :濱田 賢一

    題名    :北欧の旅(その3)

    登録日時:98/08/03 00:48

 

 三回に亘る北欧四ヶ国の旅行記」、有難うございました。

 描写的に、美しい話、珍しい話を、盛沢山に連載して頂き、大変楽しく、 読ませて戴きました。

 Osloと言えば、30年程前、DX(Shortwave)を聴いていた頃の“Radio Norway International”を、懐かしく思い出しました。

  いろいろ、ハプニングもあったようですが、11日間、道中恙無く、兎に角、無事帰国されて、大慶に存じます。

 

 

    発言番号:372367へのコメント)

    発言者  :巖 隆吉

    題名    :北欧の旅(その3)

    登録日時:98/08/03 15:07

 

  昨夜、八千穂から帰宅しましたが疲れて今朝遅く起き、パソコンを開きますと、北欧の旅(その1)(その2)が入っていました。

  3回にわたる北欧の旅、楽しく拝見しました。旅の様子も良く判り有り難うございました。

  先般ご寄稿を無理強いしましたが、折角の旅行も纏めておかないと直ぐに忘れますので、反って良い機会になったのではないかなとも思っているところです。

  私自身、北欧に行っていませんので、この紀行文の中での共通項はコペンハーゲンの人魚の像位しかありませんが、フィヨルドの眺めは素晴らしかったでしょうね。

  この際、北欧を旅されたお方のコメントがあればなとも思っています。

 

 

    発言番号:371365へのコメント)

    発言者  :深澤 龍一

    題名    :北欧の旅(その3)

    登録日時:98/08/03 14:24

 

  大前さんの「北欧の旅」、出だしから会議室に入るのに微笑ましいご苦労の跡が偲ばれるだけに、余計楽しく拝見致しました。

  私は未だ行った事が無いので具体的な「コメント」はできませんが、我々の旅仲間でも何時かの機会の「候補地」の一つに挙っています。それだけに今回の大前さんの力作は大変参考になると、「世界旅行地図」を眺めながら私達の「北欧の旅」を空想致しました。

  旅日記を眺めながら「バルト海クルーズ」や「ストックホルム」、それにフィヨルド地方は必ず訪れたいものですね。