A2−5 台湾小史

 

 

  発言番号:00007

  発言者 :樋口 三男

  題名  :台湾小史( 3)・尖閣列島

  登録日時:96/09/29 23:32

 

 最近、尖閣諸島の領有権をめぐり、香港、台湾で抗議運動がもりあがつている。その背景は、香港在住中国人の中国政府と対立した民主党の反中から反日へのスタンスの微妙な変化、台湾の野党「新党」が抗議の旗振り役をつとめ、李登輝政権への揺さぶりをかけているといわれている。冷静な対応で、早期に処理されることを国民は、のぞんでいる。

 私は、戦前、予備学生の教程を終え、木更津航空基地にて編成された攻撃401飛行隊「銀河」に配属され、同基地より、台湾の台中、台南基地へ移動したのは、沖縄航空戦の始まる前だつた。空からみる台湾の嘉南平野は、緑の稲穂が青々と海原のように広がり、真直ぐにのびきつた灌漑用通路の用水にそつて、マンゴウなどの亜熱帯果樹がみられた。

 戦後、蒋介石主席の「暴に報いるに、直をもつてし、讐に応えるに恩をもつてす」という寛仁大度な一断をもつて、今日迄友好的関係をいじしてきている。

 かつて、日本の治世時代、歴代総督の宜しきを得た統治もさる事乍ら、多くの方達のその道其の道につくされた努力もあることを忘れてはならない。そのあとを、たどつてみると

1.上水道の建設ーー浜野弥四郎氏

2.南北縦断鉄道の建設ーー今川淵氏

3.蓬莱米の改良ーー磯永吉氏

    裏作、間作等の野菜の栽培ーー

4.嘉南地方の灌漑用水路建設による農産物倍増生産ーー八田与一氏

5.米、砂糖黍の改良ーー財津亮蔵氏

6.農業機械、機具の発明、改良ーー高坂知武氏

  などは、顕著な足跡をのこし、戦後も、こわれて引きつつき活躍され、今だに、人徳を敬慕されている方もいる事を忘れてはならない。

 

 

  発言番号:00008( 3)00007へのコメント

  発言者 :巌 隆吉

  題名  :台湾小史

  登録日時:96/09/30 21:44

 

 樋口  三男 

  台湾小史を拝見しました。

  海軍航空隊で、台中、台南におられたとのこと。戦時中は大変ご苦労されましたね。

  沖縄航空戦では、多くの方々が特攻でなくなりました。先日の秋分の日、特攻観音のある世田谷観音で法要がありましたので、私も参列しました。

  この特攻観音は、陸海軍の航空、爆装の水上特攻、特殊潜行艇特攻、飛行場への降下特攻等すべての方々をおまつりしておりまして今年が、45回目。 会長は、瀬島龍三さんで、高松宮と三笠宮のご供花もありました。始めの頃は、さびしい会のようでしたが、最近では、次第に盛大になっております。しかし、ご遺族は、既にお亡くなりになっているので親の参列なく兄弟に移って

おります。何時お参りしてもただ私は、若くして散って行った友を静かに偲ぶのみです。

  次に、蒋介石主席には大変な恩義がありますね。孫文の革命前北陸の高田聯隊に留学しておりましたので、最近でもその当時の話しが残っております。日本も日本に留学した人を敵に追いやるのでは馬鹿ですね。現在の留学生も大事にしなければ二度過ちを繰り返すと思います。戦後の蒋介石主席の処理は、対中共問題があったとはいえ大人のやり方ですね。ソ連のシベリア抑留に比べてしみじみ思います。

  台湾に対する治世は日本は大いに努力したのですね。戦時中、高砂族が日本人指揮官のもと、飛行場降下特攻に参加しているのは、全く日本人と同じ感覚の面もあったのでしょうか。

  尖閣列島に関しては、台湾野党の「新党」があふっているとのこと、台湾との友好関係維持のため、早く沈静化して欲しいものです。

  思いつくまま、取り止めもなくコメントを入れました。

  何卒、ご判読下さい。