1999年12月

 

 

 

 

            パソコン通信をツールとした

            企業退職高齢者の生きがいづくり

             −ダイヤネットワーク活動−

 

                 活動報告書

 

            期間:1997年4月〜1999年12月

 

 

 

 

                        財団法人 ダイヤ高齢社会研究財団

 

 

 

                 はじめに

 

 

 当研究財団は高齢社会における「健康・経済・生きがい」に関する諸問題について
実証的な調査研究に取り組み、その成果を社会に提言することを目的としております。

又、企業退職高齢者が活き活きした生活を送る為の行動にも注力しております。

 

 本活動「パソコン通信をツールとした企業退職高齢者の生きがいづくり」は、企業退
者がパソコン技術を習得することによりコミュニティを形成し、その交流の輪を広げ
ていく中で、高齢者としての生きがいである新たな社会参加や趣味、学習等の機会を
実現していくことを目的として取り組んだものであります。

 具体的には、ニフティのプライベートフォーラム「ダイヤネットワーク」の中で、グループ
業退職高齢者を中心とする70余名の平均年齢70才近い高齢者が会員となり各種
の活動を展開して参りました。

 そしてその成果として、高齢者の間においても今やパソコンが重要な情報伝達の手
段であり、これを活用することにより色々な意味で高齢者の生きがいづくりについて大
いに効果的であることが実証されました。

 多くの会員の方々からも、パソコンを手掛けることにより自分の世界が更に広がり、
より活動的な日常生活を実現することが出来たと高く評価して頂きました。

本報告書をお読み頂ければ皆様にも実感して頂けると存じます。

 

 本活動を通じ、課題としてパソコンのハード・ソフトが日進月歩していく中で、高齢者
技術的対応に個人差が生じてくることがあげられますが、「ダイヤネットワーク」の中
で自主的な勉強会を実施することによりこれをカバーして、より会員間の絆を深めるこ
とが出来たといった効用をもたらしました。

 

 末筆ながら、本活動の足がかりとなった「情報ネットワークによる企業退職高齢者コ
ミュニティの形成・運営モデル事業」(平成7年10月〜9年3月)を助成して頂いた財団
法人長寿社会開発センターに改めて心から感謝申し上げます。

又、本活動に多大な協力をして頂いた「ダイヤネットワーク」の会員各位に厚くお礼申
し上げます。

 

                                 平成11年12月

                         財団法人 ダイヤ高齢社会研究財団

                          常務理事  山 本 精 四 郎